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乃木若葉

のぎわかば

乃木 若葉(のぎ わかば)とは、『勇者であるシリーズ』第3弾のイラストノベル『乃木若葉は勇者である』に登場するキャラクターであり、本作の主人公。
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概要編集

「必ずバーテックスに奪われた世界を取り戻す!」


本編の主人公。香川県出身。良家に生まれ、育ちが良い。超が付くほど真面目な性格で、恩義や情けには報いを。攻撃されたら報復を旨とする。凛々しい外見でファンも多いが、単純ゆえ嘘にすぐ引っかかるなど天然さが垣間見えることも。いい意味でも悪い意味でも頑固という欠点はあるものの精神的にも肉体的にもタフ。

(『乃木若葉は勇者である』キャラクター紹介)


プロフィール編集


人物像編集

本作の主人公。四国の勇者たちをまとめるリーダー格。上里ひなたとは幼馴染で親友同士である。

良家「乃木家」の出身で、育ちが良い。小学生時代はクラス委員長を務めていた。


超がつくほど真面目で堅物な性格で、常に鍛錬を欠かさない。しかしその真面目さ故にかえってチームの不和を招いてしまう事もあり、自分にリーダーの資質があるのか思い悩むこともある。


恩義や情けには報いを。攻撃されたら報復を」を旨とし、大勢の罪なき人々を殺したバーテックスに必ずや報いを受けさせんという強い意志を持っている(若葉を演じる大橋氏曰く「バーテックス殺すウーマン」)。

だがそれ故に「友達を食ったから」という理由だけで襲い掛かってきたバーテックスを返り討ちにしながら食べるという奇行に走った事もある(「まずくて食えたものではない」事とひなたに叱られた事で結局1回しかしなかったが)。なお、この逸話は300年後には尾ひれがついて「星屑を踊り食いした」と噂されている。


凛々しい外見でファンも多いが、単純ゆえ嘘にすぐ引っかかるなど天然さも併せ持ち、身の回りの事は大抵ひなたに任せているようである。

良くも悪くも頑固という欠点はあるものの精神的にも肉体的にもタフである。

行う訓練も自他共に認めるかなり厳しいもので、終了時間になっても終わらない事に文句を言われる事も。『新米勇者のおしながき』では「皆の生き残る確率を上げるためなら嫌われるなんて些細な事」と仲間を思っての厳しさである事を語っている。

Her Weakpoint

弱点は意外にも。ひなた曰く「耳かきをしてあげるとフニャフニャになっちゃう」との事。

骨付き鳥は親鳥派。

またひなた曰く意外と甘党で、『新米勇者のおしながき』では辛い物が苦手な事も判明している。同作では甘党なのを周囲には秘密にしている(つもりでいる)のだが、そのためある食材をこっそり手に入れるためにわざわざ変装(?)として少女らしい服装をしたほど。ちなみにその時の容姿は球子から「なんだあの美少女はっ!?」友奈から「可愛すぎるー♡」と評された。


また『新米勇者のおしながき』で生きたタコ(食べ物としては好き)が苦手である事が判明している、その理由は小学生の時、生きたタコを調理しようとしたら酷い目にあったから。そして日頃の感謝を込めてひなたの好物であるタコメシを作る為に白装束で生きたタコと対峙するが涙目になったり「きゃあ」と女の子な悲鳴を上げて、普段が男性的な口調である為か周囲の注目を集めた(その後調理は完遂できたが子孫の様に寝てしまった)。

若葉ちゃんの恋愛お勉強会!

そして元来からの真面目、もしくは勇者としての鍛錬に勤しんでいたからか、男女の恋愛、及びそこから繋がる行為に関しては免疫の欠片もなく、ゆゆゆい内でのシナリオにてが読んでいた男女の恋愛小説を見た時は声が動揺して目が泳ぎ、頬から耳まで赤面してしまう無垢な姿を見せ(ひなたが食いつきそうな姿だがひなたも赤面していた為か反応はしなかった)ハレンチだと読む事を止めようとした。


アニメでは自身の内面がほとんど描かれていない事、千景の主観が入って描かれている事もあってか、ある人物の死に直面しても尚「まだ心折れる訳にはいかない」と気丈にふるまったり、千景に対し意図せず無神経に正論をぶつけてしまったりと、原作を読んだファンから違和感を抱かれるほど冷徹と取れる一面が強調されている(もっともこれは、ある影響によるものと解釈できない事もないのだが)。


経歴編集

西暦2015年7月30日、修学旅行でひなたと共に島根県を訪れていたが、地震によって避難していた神社でバーテックスの襲撃を受けた。周囲が阿鼻叫喚の地獄絵図となる中、社殿の奥へと吹き飛ばされた若葉は、偶然そこで「生太刀」を手にする。その瞬間、彼女は勇者の力に目覚め、その結果彼女たち自身と他の多くの人々をその場の危機から救った。


それから3年の月日が流れた西暦2018年、中学2年生になった若葉は他の4人の勇者と共にバーテックスへと立ち向かうことになる。


勇者として編集

乃木若葉乃木若葉 義経フォーム
通常時切り札(義経)使用時
大天狗
切り札(大天狗)使用時

勇者衣装は「桔梗」がモチーフで、武器は日本神話に登場する「無数の武器の名をもつ地の神の王」の刀「生太刀」。

戦闘では勇者たちの切り込み隊長として果敢にバーテックスに立ち向かう。その高い戦闘能力をもってして次々とバーテックスを斬り捨て、襲来したバーテックスの半数以上を一人で倒したことも。しかし、バーテックスへの憎悪が募るあまり周囲が見えなくなってしまうこともあった。


精霊は「源義経」及び「大天狗」。

最初に登場したのは源義経。憑依させると侍を思わせる装束を纏い、様々な剣技と「八艘飛び」に由来する身軽な空中機動が可能となる。しかも「八艘飛び」を使う度に速度が増す

大天狗は最終決戦にて使用。背中から生えた翼で、一面を破壊する。しかし高速移動中は(脳を含む)内臓にまでダメージが及び、生み出す炎の力さえも体を焼いてしまうという、高嶋友奈酒呑童子とは別ベクトルで反動が凄まじい。一度しか使われなかったが、もし使い続けていたら、と想像しただけで恐ろしい…

あまりにヤバすぎるからか、アニメでは炎を使用するシーンはなかった。


花結いのきらめきでは編集

花結いのきらめき』でももちろん登場。

接近戦型であり同じタイプのキャラでは風に次ぐほどのぶっ飛んだ火力を持つ超火力特化型。手数も多く累計の部分では彼女が上回るほど。

難点は火力にあまりにも特化しているが故の全キャラワーストのHP。なんとSSRでもHPが僅か5000前後しかない。パートナーでの補強なしだと雑魚に数発小突かれただけでも即退場も有り得るほどに紙ペラ。さらに、SR以上の乏しい序盤の主力となるRもステージクリア報酬での入手がなくガチャや彼女がメインのイベントでのドロップに頼らざるを得ないため、無課金勢のプレイヤーのもとでは入手や覚醒値の成長が出遅れがち。

反面スキルには優秀なものが多い。特にSSR『誠実 乃木若葉』のアビリティは開幕時に必殺技ゲージに大きな加算補正がかかり、開幕から即必殺技を放てるようになるため、メインでなくともパーティーに是非加えておきたい。もちろんゲスト・フレンド枠でも彼女を入れているプレイヤーは多い。

パートナーには友奈、風などの低HPを補える接近戦型キャラが向く(ゆゆゆいでは味方の体力はパートナーを含めた総合値で計算される。この二人を置くことで殴られて即退場をある程度防げる)。コストに余裕があるなら手数重視型と組ませた上で攻撃ペースアップや火力強化の効果を持つ精霊を投入することで「やられる前に殺る」といった長所を伸ばす構成も十分に選択肢に入るが、体力面の弱点を事実上放置することになるため、残りHPには常に気を配ろう。特に近接型にとって鬼門に等しい愛媛編では要注意。

URは原作通り、義経→大天狗の順番に実装された。

ちなみに必殺技には「ひなた」という言葉が入ったものがある。その名も「一閃緋那汰」。しかもゲーム中で使用する際は「ひなたーっ!」と叫ぶ事もある。本人曰く「許可はちゃんととった」らしく、ひなたは自分の名前を使ってくれることに感動していた。


後輩の勇者達に対しては同じ勇者として対等の立場で接しており、同じくまとめ役の立場にある風とも良き友人関係を築いている。

一方で勇者部としての活動上は部内での上下関係をきっちりわきまえており、部長であり学年も上である風を立てる形で彼女の下につき、西暦チームをまとめる立場にある。


本編の時間では諏訪への遠征前のため本土との行き来ができたのだが、神世紀300年では壁の外に出ることができない理由について、壁の外の状況をその目で見たことのある東郷美森から話を聞き「何かされたな」とその後の世界の運命を察したような発言をしている(後にこの事は他の西暦組にも共有されたのか、千景も「この世界に外国は存在しないんでしょ」という趣旨の発言をしている)。


前述したようにバーテックスを食べた事がある若葉だが、ある戦闘中の空腹時にその事を話題にした際は風の「夏凜かじって飢えをしのいでちょーだい」という冗談を真に受けて夏凜にかじりつく(しかも「味がある」と評した)という、アニメで結城の方の友奈もした奇行に走った。


また、ハロウィンイベントで出現したカボチャ型バーテックスを見ても食べることを考えていた(これは若葉のみに限った事ではないが言い出しっぺは紛れもなく若葉である)。一方、ハロウィンのコスプレを恥ずかしがり、「介錯してほしい」という須美の発言に突っ込まずに介錯人を引き受けようとする、どこまで本気なのかわからない一幕も。

ひなた任せだったせいかファッションセンスは疎いようで、海水浴イベントでは中学生にもかかわらずシニア用水着を選んでおり、ひなたに怒られている。その後のプールイベントでは、樹に水泳の指導をしている際に水着姿を見ることができ、ひなたからの矯正が入ったのか普通の水着を着ていた。

また、石紡ぎの章13話では自分の靴下の保管場所さえひなた任せで知らない事も判明している。

他にも球子ほどではないが女の子らしい部分に疎い部分があり、女の子にとってデリカシーのない発言(体重についてなど)をしてしまう事もある。


の将来の夢がお嫁さんだと聞いた時には大真面目に「小学生なのに結婚を考えるとは早熟な……」とつぶやく、クリスマスイベントでは神樹様をクリスマスツリーにしようと目論む助っ人組に対し「敬意を損なわぬよう、しめ縄や紙垂を盛大に飾ってみるのはどうだ?」と提案するなど世間ズレした一面も見せる事も多く、後者では銀に「ボケてるのは血筋なのか…」と呆れられた。


花結いの章18話では、ひなたが他の巫女達共々一週間修行合宿に行く事になっただけで「(一週間という)それほど長い間離れていたのは生まれて初めてだ……!!」と戸惑いを隠せず、いない間はため息ばかりついていた。重度化したら禁断症状持ちのこの人みたいになるのだろうか…


2度目のバレンタインイベント「大事なキモチ」では、讃州中学に大勢の女生徒のファンがいることが明らかになり、園子の手引きでチョコを渡そうとする女生徒達に押し寄せられる羽目になる。その後ひなたが止めに入ったことで助かっており、その際の反応からひなたは女生徒達から恐れられているらしい。なお、何気に召喚された勇者達が他の生徒達からどのように見られているかがイベントで初めて描写されたシーンでもある。遂には乃木若葉ファンクラブなるものが存在する事も判明した(しかも後述するようにメンバーのフルネームが判明している)。


剣を使うイメージが強い若葉だが、石紡ぎの章10話では意外にも流鏑馬をたまにしている事が判明。ひなたが「流鏑馬をしている若葉ちゃんはかっこいい」と言っている辺り、それなりの腕はあるようだ。


バストサイズは球子から「(ガチ巨乳組の人達を霊峰級とするなら)高尾山クラス」と酷評(霊峰級の山がおおよそ標高8000mを超えるのと比べれば、高尾山は標高599mと10分の1にも満たない。つまり遠回しな「月とスッポン」呼ばわり)され、さらに若葉よりも「ない」球子に「まだ未来があるから気にするな」と慰められる始末。あまり容姿には頓着しない若葉もさすがにこの評価はショックだったのか「お前には言われたくない!」と反論していた。

ただし、劇中で公式に「巨乳」と言及されている人物以外は全体的に胸囲の描写が手厳しい(例えば勇者部メンバーで言えば「ややある」方である友奈はほぼ真っ平扱いだし、「東郷に次ぐバストの持ち主」とされる風ですらTVシリーズ1期の水着姿を始めとして公式のアニメ絵ではかなり控えめに描かれている)『勇者である』シリーズにおいて、制服姿の立ち絵でも確認できるほどにはふくらみがあるので、実際には勇者達の中でも上から数えた方が早いくらいの大きさであると考えられる。水着姿を見ても、そこまで「ない」ようには見えない。

ちなみにアニメでは、よりによって組み手で友奈に鳩尾を殴られたシーンでその胸が強調されており、「胸がなければ即死だった」などとネタにされる事に。


ちなみに、ゲーム中に実装されたオートモードは前衛も後衛も関係なく突撃していく様だったため、一部では「若葉様モード」と呼ばれているんだとか…


乃木園子との関係編集

センシティブな作品

名字から分かるとおり、若葉は『鷲尾須美は勇者である』や『結城友奈は勇者である』に登場する乃木園子の祖先である。


公式サイトでの紹介漫画で彼女や東郷と共演した際には「昔のわっしーに似たものを感じる」と好感触ながら、若葉の語ったあらすじに対しては要約しすぎた上に擬音あふれる内容に「説明下手だねー」とバッサリ(ただし『勇者部びより』では勉強を教えた際わかりやすいと好評だったため単に説明が下手という訳ではないと思われる)。さらにその落ち着いた佇まいから東郷の方が自分の子孫かと思いきやひなたに似たノリの軽さを持つ園子の方が子孫だという(若葉にとって)厳しい現実を突きつけられガチ凹みする羽目になってしまった。

勇者である、らくがきまとめ。その16。

『花結いのきらめき』でも園子(それも小学生時代と中学生時代の2人)と対面し、両者のマイペースぶりに翻弄されたり未来の乃木家の金持ちぶりに唖然としたりしているほか、「どうすれば自分の遺伝子があんな風になるのか?」と疑問を持ったりしている。しかし、二人そろって眠っている姿を「可愛い」と評するなど、何だかんだで子孫であり後輩でもある彼女らのことは愛おしく感じている様子。

その一方で園子のここ一番で見せる鋭い一面に関しては、理解が追いつかず「考えがわからない」とこぼしている(ひなたは園子の言わんとすることを概ね理解していた)。

なお、自身も戦闘の合間に瞑想しようとしてうっかり寝てしまう、寝ている時にカオスな夢を見ている(しかも園子と夢の内容がシンクロしていたことまである)というという血が争えない一面を見せている。


なお、園子はひなたと雰囲気が似ている事が度々指摘されており、若葉は「ひなたの子孫じゃないのか?」と言った事もある。そういう描写からファンの中には「若葉とひなたの子(の子孫)であってほしい」という声も(実際、ひなたはある一件で赤ん坊を預かった時、自分と若葉の間に子供が生まれたらつける名前を上機嫌に考えていた)。


また、園子の精霊は烏天狗であるが、若葉の精霊である義経は鞍馬山の天狗に剣術を習ったという伝説がある。


ちなみに、『勇者の章』に登場する英霊之碑には「乃木葵」というやはり子孫と思われる名前が確認できる。


余談編集

『勇者GP』の西暦・神世紀対抗戦では先鋒を務め風と丸太の上でのチャンバラ対決に参加。

ウレタン素材の勇者大剣のレプリカを持ち出すという暴挙に出た風を前にしてもその反則スレスレ綱渡りの行為を咎めることなく、逆に彼女の攻撃を冷静にさばいて自滅に追い込み勝利。初代勇者リーダーの貫録を見せつけた。

一方で、終了後の打ち上げでは甘酒で酔っぱらってに絡み、就寝前には枕投げ大会に巻き込まれ、注意してもやめない一同に激怒して自らも乱入、結果みんなと共に旅館の人に怒られるといった一面も見せている。


関連人物編集

乃木若葉の章編集

翻弄されつつも憎めない大親友。その関係はまるで熟年夫婦のよう。

義理堅さは彼女に対しても変わらず、『花結いのきらめき』でひなたがミスを犯した際も「ひなたの責任は私の責任でもある」と宣言して自ら危険な役目を買って出た。バレンタインイベントでは、もちろんチョコ(チョコクリーム)をもらっている。

若葉とはいろいろな意味で正反対の存在。故に反目される事もあったが、それは憧れの裏返しでもあった。

若葉自身も、彼女が物申した事が成長のきっかけになった他、彼女がある理由で暴走しても最後まで仲間であると信じ続けた。

『花結いのきらめき』のバレンタインイベントでは、彼女にチョコを渡している。

彼女にチームワークを助けられる事が多く、自身も「本当にリーダーに向いているのは友奈では」と考えた事もあった。

同じく骨付き鳥が好きだが、こちらは雛派。

それを巡って論争になった事もあったが、最終的に「どちらにもいい所がある」として決着した。

「勇者通信」の相手であり、顔を合わせる事がなかった友達。蕎麦とうどんの論争を始める仲。

敬語でやり取りをしていたが、『花結いのきらめき』では対面を果たし、ため口で話すようになる。バレンタインイベントで彼女からチョコをもらった際は、彼女との通信が心の支えだったと告白している。


花結いのきらめき編集

自身のかつての経験からか、実力は認めながらも彼女達小学生組を戦わせる事に抵抗を抱いた事もあったが、ひなたの助言もあって腹を割って話し合った結果、改めて互いを認め合った。

上述した通りの子孫。

彼女には「ご先祖様」と呼ばれる事もあれば「わかちゃん」と呼ばれる事もある。

誕生日イベントで暴走する彼女へのツッコミを担当しており、最近は暴走することが減った。

同じ誕生月かつ、「鍛錬を欠かさない刀使い」という点が共通しており、一緒に鍛錬に励む事が多い。

本編での絡みは少ないが、実は彼女の方は以前会った事があるなど、この時の若葉は知る由もない。

  • 乃木若葉ファンクラブ

メンバー全員立ち絵こそないものの、以下の4名はフルネームが明かされている。

相沢江利(あいざわえり):乃木若葉ファンクラブの会長。

山田佳子:乃木若葉ファンクラブの副会長。料理部の部長。

鈴木知香:乃木若葉ファンクラブの副副会長。

木村佐和子:乃木若葉ファンクラブの副副副会長。


その他編集

  • ???リンク先ネタバレ注意

若葉がある作品にて助け出した人物。


関連イラスト編集

乃木若葉のわゆまとめ

乃木若葉は勇者である上巻発売記念絵乃木若葉

若葉様~紫電一閃


関連タグ編集

乃木若葉は勇者である

上里ひなた 高嶋友奈 郡千景 土居球子 伊予島杏

鷲尾須美は勇者である 結城友奈は勇者である

乃木園子

勇者であるシリーズ 香川県 四国 うどん

始まりの主人公 - 過去編の主人公ではあるが、その後の展開で実質この扱いを受けつつある。















ネタバレ注意編集

いなくなった者を誰一人として忘れない忘れるな

『乃木若葉の章』では最終的に西暦の勇者ではただ一人の生き残りとなり、大天狗を使用した反動で現代の医療技術をもってしても完全には消せない火傷跡が体に残ってしまった(コミカライズ版やアニメではさすがに描写されていない)。

そして、何世代かかろうとも必ずバーテックスから世界と日常を取り戻すという思いを後の勇者達に託すこととなる。

もっともその後悔が、後世の勇者達を苦しめる負の遺産を残してしまった面もある。とはいえ、世界を取り戻そうと必死に戦うも、あまりにも大きな力の差で無理ゲーを強いられて果たせなかったどころか戦友達をほぼ全て失い、達成を将来の世代に委ねるしかなかった若葉は、まさしく悲劇のヒロインと言っていいだろう


青い烏編集

若葉誕イラスト

『勇者の章』では疑似精霊の青い烏となって後の勇者を見守っていたらしく(『乃木若葉の章』中では「私も義経みたいに精霊になれるかもしれないな」という意味深な発言もあった)かつて戻れなくなった結城友奈を元の世界に導き助けていた。(『結城友奈の章』のコミカライズでははっきりと形姿を取るようになっており、かつての仲間たちの影が描かれている)


―――戻ったらきっと覚えていないだろうけど…

……貴女は消滅するはずだったんだ

神樹様は貴方の体を蘇生してくれた

しかしそれはかなり無理な蘇生だった

御霊に触れてしまった影響で精神が目覚めず

貴女は今ここに在るのだろう


初めまして 未来の勇者

私は神世紀元年において勇者のお役目を担っている者

この声を聞いている貴女の時代にいたるまで

バーテックスとどれほどの戦いが起こるのか

すべての勇者たちが時に恐怖して 悩んで 苦しんで

守りたい者のために戦っていくのだろうと信じている

私たちの代の勇者は白鳥歌野からバトンを引き継いだ

時間が経とうとそのバトンは引き継いでいかれるだろうと私は思う

そのバトンの名は「勇気」である

別名を「希望」と言う

「願い」とも言う

貴女は決してひとりではないことを知ってほしい

多分今の貴女はとても苦しんでいると思う

痛いこと 悲しいこと 絶望すること

がんばってがんばって

それでも耐えられないくらいつらいことがあったのだろう

だからこそ私の声が届いているはずだ

そんな貴女に私が言いたい言葉は「もっと戦え」でも「もっとがんばれ」でもない

生きろ ただ生きてくれ


大切な人がいるならその人のことを思い起こしてほしい

貴女が生きることを諦めたら

その人が悲しむことを思い出して欲しい


貴女の大切な人…

その人のところへ必ず戻ってあげてくれ―――



『二冊目の勇者御記』での友奈の意味深な反応の正体は、彼女が若葉の顔写真を見た時の既視感であった事が『託されたバトン』にて描かれている。


最終話では英霊として青い烏から勇者の姿に戻り、東郷に協力した。

なお、歴代勇者の英霊のトリを飾ったのは初代勇者たる若葉。勇者の姿に戻った際には、東郷に顔を向けて行動を促すような素振りを見せた。その姿はまさに伝説の勇者といえよう。

隣には、いつも一緒だったあの人と思しき姿もあった。


天の神大満開友奈の全部のせ勇者パンチで倒され、全てが終わったあとは帰還した勇者部一同の見上げる空を、何処かへ飛び去っていった。(『乃木若葉の章』コミカライズのエピローグにも、園子の部屋で若葉の勇者御記を見つけた勇者部の姿を見届けた青い鳥が空へと飛び去っていく姿が加筆され、物語の締めとなっている)


『結城友奈の章』と『勇者の章』の間にあたる『大満開の章』にも第一話冒頭で登場。しかも台詞付きで

また、最終決戦時に千景砲が発射された際も、姿を見せていた。


なお、この青い烏は正式名称こそ不明ながら、ファンから「ワカバード」もしくは「若葉ード」(断じてファイバードではない)「わかちゅん」などと呼ばれている。またこの烏については八咫烏であるとか、香川県宇夫階神社の伝承に伝わる鳥などといった考察がある。ただし古来より日本において鳥・熊は天孫族(皇室物部氏)のトーテムとされており、本来は天の神の使い、または天の神そのものであると考えられる。


芙蓉友奈は勇者でない編集

ニュース動画の中ではあるが演武をする若葉が登場。この時点で44歳。大赦の看板的存在と説明されていた。

乃木若葉(成人)

外見については描写がなく不明であったが、最終話にてまさかの挿絵付きで登場柚木友奈をして「全盛期のアスリートのような力強さ」と言わしめるほど若々しい(というより『乃木若葉の章』時点とほとんど変わっていない)姿であり、多くの読者を驚かせた。しかも、40代とは思えぬほど人間離れした身体能力も持つ。

どのように登場したのかは、是非実際に読んで確かめて欲しい。


赤嶺友奈の章編集

神世紀72年時点でも存命していた事が判明。直接登場はしていないが、赤嶺友奈鏑矢の鍛錬を見守っていた。

当時の年齢は86歳という事になるため、ファンからは早速「わか婆さん」「乃木枯葉」などと呼ばれ始めている。弥勒蓮華によると、この時点でも「綺麗な人」であったようで、中学時代の彼女と性格も変わっていない事に驚いていた。

神世紀72年にはバーテックスの襲来を実体験した世代の最後の一人が老衰で死亡したと『乃木若葉の章』下巻で語られている事や、蓮華の太刀筋が若葉に似ているなど深い関連を匂わせる描写がある事から、ファンの間では「蓮華が失敗した御役目は若葉の暗殺なのでは?」という考察も出始めているが…

ちなみにこの章ではナレーションも担当している(表記は「ーーー」)。他の章ではメインキャラの誰かのモノローグがナレーションとなっていたため、衝撃を受けたプレイヤーが多かった模様。

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