一般的な流鏑馬
日本の伝統的な騎射の技術で、現在でも神社などで儀式として行われている。
馬に乗って走りながら弓(和弓)を使い、鏑矢(かぶらや:矢尻が特殊な形をしていて、放つと音を立てる)で的を射る。
平安時代に武士の実戦的訓練として行われたが、中世には儀式化。
戦国・江戸・近代と衰退や復活を繰り返し、神事だけでなく観光の目玉としても人気である。
騎射の儀式にはほかに、的にした笠を射る笠懸(かさがけ)もある。
それとは別に、先が丸い矢で犬を射る犬追物(いぬおうもの)もあるが、こちらは動物愛護的問題を抜きにしても、チーム戦に必要な人数と馬と犬を揃えるのが非常に困難なため、明治時代を最後に行われなくなっている。
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体位としての流鏑馬
注意
この先R-18要素を含みます。
「48手(四十八手)」のひとつ。仰向けになった男性の首に紐をかけ、女性がその紐を持って跨る体位。
乗馬を思わせる姿勢から生まれた呼び名と思われる。
番外編
10式戦車が富士総合火力演習で見せた、スラローム走行しながらの射撃が
一部で「エクストリーム流鏑馬」と呼ばれている