概要
「巫女やってますけどね。名前が静なのにやかましいけど、よろしゅう」
「巫女できりきり舞いの、桐生やで。名前は静や。こんなにうるさい静はそーおらんで。」
蓮華や赤嶺を支える年上の巫女。かなりのおしゃべり好きでにぎやかな性格だ。
(『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』キャラクター紹介)
プロフィール
初出は『結城友奈は勇者である 勇者の章』に登場した英霊之碑にて確認できる名前のひとつ。
その後、2019年8月27日の電撃ゲーム生放送ゆゆゆいパートにて、『きらめきの章』から新キャラクターの一人として登場する事が判明した。
その前に配信された『赤嶺友奈の章』で先行登場し、『きらめきの章』第4話から正式登場。2020年2月からはイベントシナリオにも登場している。
赤嶺友奈がいた時代(つまり神世紀72年ごろ)の巫女。勇者であるシリーズにおいて中学3年生の巫女は安芸真鈴に次ぐ2人目で、メインキャラクターとしては初である。そしてシリーズ初めてにして唯一の猫口も特徴的。また、ゲームのサービス終了によりURが実装された最後のキャラクターとなった。
人物像
お笑い好きで、幼いころ友達がいなかった時にお笑いに助けられ、終末戦争の爪痕が残る世界で前向きに生きるためには笑顔が大事だと思い至ったという。その影響もあって似非関西弁で喋る(本人曰く「大阪弁というやつに憧れた怪しいナニか」「中二病のお笑いバージョン」)。そしてツッコミもボケも冴える。
そのため何かと「オモロイこと」をしようとし、闇鍋大会を発案したり、寝起き直後の出撃になった時の頭の体操として大喜利大会を行った事もある。
そのこだわりは、着ている私服についている絵からもうかがえる(「Girly」の字が入った寿司の絵など)。
「オモロイこと」のためなら周囲を手玉に取るしたたかさがある一方で、自分が仕掛けた「オモロイこと」が思わぬ騒動に転がって後悔してしまう事も…
スタイルは他の2人より明らかに劣っているが、本人は「そこそこボディには自信ある」と自負している(実際水着SSRのイラストを見るとそこまで「ない」ようには見えない)。
赤嶺ら鏑矢に祝詞で力を与える役目を担っており、一同のまとめ役も務める。敬語を使わない蓮華に「勝ったら負けた人に何でも言う事聞いてもらう」ゲームを利用して敬語を使うように言いつけるという機転も見せる。
おちゃらけているように見せつつ他人を冷静に観察している側面もあるなど、意外と心が読みにくい所も(蓮華が御役目に失敗する未来に、少なからず衝撃を受けた事も影響している)。
作中では数少ない麻雀ができる人物の一人(中の人の趣味も麻雀である)。
ちなみに、作るうどんは「小田巻蒸し」。うどんが入った茶碗蒸しである。
現実世界の現代ネイティブ関西人ですらその存在を知らないマイナー料理というイメージもあるが、ライドオンエクスプレス系列銀のさら・釜寅ではレギュラーメニューとして販売されている。
ニックネーム
「シズ先輩」「シズさん」と呼ばれている一方で、乃木園子と同じく、自身もあだ名で人を呼ぶ癖があり、赤嶺を「アカナ」蓮華を「ロック」と呼ぶ。
他のニックネームは以下の通り。
名前 | あだ名 |
---|---|
結城友奈 | ユッキ |
東郷美森/鷲尾須美 | トゴ/すみりん |
犬吠埼風 | フー |
犬吠埼樹 | イッつん |
三好夏凜 | カリー |
乃木園子 | ソノ(中)/ノギノギ(小) |
三ノ輪銀 | 銀坊 |
乃木若葉 | 若 |
土居球子 | タマりん |
伊予島杏 | アッズ |
郡千景 | チー |
高嶋友奈 | タッキー |
上里ひなた | ひなちゃん |
白鳥歌野 | うたちゃん |
藤森水都 | みとりん |
秋原雪花 | せっち |
古波蔵棗 | ナッツ |
国土亜耶 | アヤアヤ |
楠芽吹 | メッブ |
加賀城雀 | スッズ |
山伏しずく | しずたん |
弥勒夕海子 | ユミー |
余談
声を担当する松井恵理子は、勇者であるシリーズに多い傾向にあったアイマスガールズである他、赤嶺友奈の声を担当する照井春佳とは『未確認で進行形』にて姉妹役として共演しており、情報解禁時は「夜ノ森姉妹が揃った」と話題になった。
また、乃木園子役の花澤香菜と郡千景役の鈴木愛奈とも、『城下町のダンデライオン』にて姉妹役として共演している。
なお、2019年11月28日の電撃ゲーム生放送中の企画にて使われた「念を送ろな」というフレーズが一時話題になったが、翌年のエイプリルフールイベントにて実際に台詞として取り入れられた。ちなみにこのフレーズは蓮華役の伊藤美来が使った事がきっかけとなったものだが、蓮華が「念を送る」という言葉を使ったのはそれから大分後に公開されたきらめきの章8話の事である。