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楠芽吹

くすのきめぶき

楠 芽吹(くすのき めぶき)とは、『勇者であるシリーズ』第4弾のイラストノベル『楠芽吹は勇者である』に登場するキャラクターであり、本作の主人公。
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概要

頑固な職人である父親に育てられた、気の強い真面目な少女。努力家で負けず嫌いという性格のおかげか、どんなことでもそつなく平均以上にこなす。勇者を目指して鍛錬していたが、最終的に三好夏凜にその座を奪われており、選ばれなかった怒りを胸に抱えたまま今に至る。
(『楠芽吹は勇者である』キャラクター紹介)

プロフィール

出演作品楠芽吹は勇者である
肩書き防人
性別女性
年齢学年14歳中学2年生
誕生日不明
身長159㎝
血液型B型
出身地香川県
趣味日曜大工プラモデル
好きな食べ物うどん
大切なもの自分の誇り
声優田中美海


人物像

32人の「防人」のリーダー。
勇者であるシリーズの主人公で唯一、名前が漢字四文字ではない。

気が強く真面目な少女。努力家で負けず嫌いな性格で、どんなことでもそつなく平均以上にこなす。これらの点は『結城友奈は勇者である』に登場した三好夏凜と共通するが、口では文句を言いながらもなんだかんだで周囲を気遣わずにいられない夏凜とは対照的に、他人との馴れ合いを「甘い」と切り捨てるなど、極端なまでに己を殺し、他人を遠ざけるストイックな人物として描かれている。
戦闘では「部隊の誰も殺させない」事を信条としているが、これも隊長としての任務を完璧に全うして自分を勇者と認めさせるため、そして理不尽な仕打ちをした神への反発心という面が強い。
ただ、決してぶっきらぼうという訳ではなく、他人に対しては人並みの礼儀を持って接している。
このような性格は、優秀ながら職人気質過ぎて人間性が欠けているとも言われていた宮大工(大赦関連の社殿の建造や修復に携わる大工)の父の影響によるもの。母はこの性格が災いして芽吹が物心ついたころには既に離婚していた。
なお、そんな父の事は意外にもパパ呼び。

楠芽吹さん祭り



鷲尾須美乃木園子三ノ輪銀と神樹館小学校時代に同級生だった山伏しずく(正確にはしずくのもう一つの人格「シズク」)は、須美たち3人を「お前(芽吹)みたいにギラギラしてなかった。勇者になりたいって駄々をこねてたわけじゃなかった」「勇者って奴らはカッコよかった。尊かった」と評し、それらと比較して芽吹を「他人の芝生を見てヨダレ垂らしてるガキ」「格好悪い奴」とバッサリ切り捨てている。
だがそう言われても尚、「それでも――私は勇者になるのよ!!」と真っ向から言い返し、シズクを従わせる事に成功する。

自分に厳しく、時にそれを他人に押し付けてしまう事もあるが、何が遭っても自分の信念を曲げる事は決してしない「我が道を行く」タイプ。それが結果として他の防人達に発破をかける起爆剤となっている面もあり、自身も次第に「仲間」というものを意識するようになっていく。

公式スピンオフ漫画『楠芽吹は特訓中。』によると、趣味の日曜大工の経験から物体の核が見えると自称しており、大工用のノミを使った「楠流打点破砕撃」なる技で氷の塊を一発で壊している。
しかしギャグテイストの作風に染まって微妙に抜けたところも見せており、高松城のプラモばかり作ってみたり、どこぞのアイドルグループがラーメン作りで行ったようにうどんの材料から集め始めるといったズレっぷりを発揮している。ちなみに、夏凜とは違って料理の腕はまともだが(夏凜は『樹海の記憶』で料理経験皆無と判明し後に克服)、カラオケの曲のレパートリーは少ない模様(夏凜は友奈とのデュエット曲が歌える程度のレパートリーを持つ)。

経歴












































最終話ネタバレ注意

数々の任務を通じ、芽吹は防人の仲間たちからの信頼を勝ち取り、「防人たちにとっての『勇者』」として慕われるようになっていく。
そして、自らが決めた通り、全ての任務を戦闘で誰一人欠ける事なく果たす事に成功。仲間達との絆の大切さ、そして今までの自分の行いが全く無駄ではなかった事を悟ったのだった。

そんな中、東郷美森が結界の壁を破壊したことや、大赦が進めていた反攻作戦が天の神側に露見したことが重なり、怒れる天の神によって勢いを増した結界の外の炎が四国を焼き尽くしかねないという緊急事態が発生。
この危機を回避するために大赦はかつて西暦の終わりにも天の神の怒りを鎮めた「奉火祭」と呼ばれる儀式を執り行うことを決定。その生贄となる六人の巫女の一人に国土亜耶が選ばれてしまう。
結果的には東郷が自ら生贄に名乗りを上げたことで亜耶は難を逃れたものの、この一件で大赦の「全体を活かすために小数を犠牲にする」というやり方を思い知らされた芽吹は、自身の「誰も犠牲にしない」という信念が大赦のそれとは決して相容れないものであることを痛感させられることになる。
事件後、それまでの働きを評価した大赦の女性神官から勇者の予備人員候補として推挙する話を持ちかけられるが、「『大赦の求める勇者』は自分の理想とする勇者とは違う」とこれを固辞。「誰も犠牲にしない勇者」になることを目指し、防人であり続ける道を選ぶのだった。

単行本に収録された『柳は緑花は紅』では、ふとした偶然で夏凜と再会。彼女から危機に陥った大切な友達を救おうとしている事を聞かされ、彼女を激励。

「三好夏凜!! 何をしょぼくれた顔してるのよ!」
「あなたはちゃんと顔を上げて、前を向いていなさいよ! 不敵で、自信満々でいなさいよ! そんなしょぼくれた顔を――するなっ!」
「あなたは勇者なのよ! 唯一、私に勝った人間なのよ! そんな情けない顔をするなんて許さない! そんな顔をするなら、勇者なんてやめてしまえっ!!」

そして、できる事があれば何でも力になると告げ、また会ってゆっくり話す約束を交わして去っていく夏凜を見送った。

芽吹の「誰も犠牲にしない」というスタンスを描いた物語は、これまでのシリーズでの展開に対するアンチテーゼ的な側面を有しており、やがて『勇者の章』の主題へとつながっていく。

関連タグ

勇者であるシリーズ 楠芽吹は勇者である 大赦
防人楠芽吹 加賀城雀 弥勒夕海子 山伏しずく
巫女国土亜耶

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