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天馬美咲

てんまみさき

スマートフォン&PC用アプリゲーム『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』に登場するキャラクター。
目次 [非表示]

「夜は中立神様の象徴たるもの。不気味なんかじゃないよ。むしろ神聖な時間なんだよ」

概要編集

プロフィール編集


人物像編集

讃州中学勇者部が「最終試練」を受けるのにふさわしいかを見極めるべく、中立神が遣わした巫女の一人で、信仰心に厚い少女。そしてでかい

在籍している五岳東中学校は、赤嶺友奈らがいた象頭町の隣町にあるらしい。その制服は、これまでシリーズに登場してきたものよりも、和風寄りなデザインが特徴的。


鷲尾須美が大人っぽいと言って乃木園子(小)にツッコまれるほど知的で穏やかな雰囲気を持つが、幼い頃から絶対的な神に憧れており、かなり過激な考えを持つらしい。

中性的な口調で一人称も「僕」だが、これは中立神へのリスペクトによるもの(よって本来の口調や一人称は不明)。

また、甘い物と聞いて真っ先にうどんを思い浮かべるという、独特な感性を持っている様子。


法花堂姫と同じく神世紀168年から来た一般人で、召喚前から巫女であった訳ではない。幼い頃から神社でボランティアをしており、大赦の巫女を目指して鍛錬も重ねていたものの不合格となっていた(とてもショックだったらしく、本人曰く「不合格の通知を見るたびに何度吐いたかわからない」とのこと)。それでもその信心深さを認められて中立神にスカウトされた。


中立神の巫女独自の能力としてバーテックスに乗って操縦する能力を持ち、専用のバーテックス「フォーボス」を操る。


関連人物編集

中立神の巫女の同胞。

出身地が異なり、召喚されるまで面識がなかった。性格も正反対だが、だからこそ惹かれ合うものがある様子。

似た境遇を持っているからか自身の境遇を語り、その後も会話が多い相手。

笑顔がかわいいと評している。

一方、後に導き出す事になる結論は美咲の主張と真逆であり、姫とはまた別の意味で正反対の存在でもある。

登場の僅か1か月前別作品で登場していたボクっ娘の巫女。ただし類似点こそあるものの容姿もあり方も正反対な存在である。


余談編集

声を担当する鬼頭明里は、『結城友奈は勇者である』一期(結城友奈の章)にて、モブの女子生徒役として出演した事がある(媒体の違いこそあるが、モブキャラ役から主要キャラ役に昇格したのは三ノ輪銀役の花守ゆみりに続き2人目)。

また、東郷美森/鷲尾須美役の三森すずこ郡千景役の鈴木愛奈と同じくラブライブ!シリーズに出演しており、偶然にも同シリーズの主要3グループから1人ずつ出演している事になる。→勇者ライブ!

さらに、同じくゲームオリジナルキャラクターである弥勒蓮華役の伊藤美来とは『安達としまむら』にてW主演を務めていたため、情報解禁時にはファンの間で話題になった。


神世紀168年という年代は一見中途半端なものに見えるが、女性の最長寿記録から110歳代~122歳位まで生きたとするとバーテックスが壁の外で再び確認された神世紀270年頃まで生きていた事になる。また神世紀72年に活躍したが同様に長生きしていた場合、何らかの接点があった可能性がある(現時点では彼女達と面識がある描写はないが)。


関連タグ編集

勇者であるシリーズ 結城友奈は勇者である 花結いのきらめき




























































































※以下きらめきの章16話「真の幸福」以降のネタバレ注意














中立神からの最終試練を乗り越えた勇者達に、美咲が「中立神の考え」を伝える。

人の可能性に感動した中立神は、勇者達に手を貸すどころか、神樹よりも深い加護で直に人を管理する世界を創る事を提案。

中立神自らが法律を作り、富を平等に割り振り、人々に適性が合う仕事を与え悪人が現れれば直に神罰を与えるというもので、美咲は「完全なる世界」と称賛しながら説明。

この時、美咲は「夢を笑われて、陰口を言われて傷ついた事もあった」とも語っており、神樹の巫女に不合格となった事が中立神の提案を支持する強い動機となっている事をうかがわせる。


「法も進路も、全てにおいて神様が見届けてくれる」

「素晴らしい人間である皆は、どうしようもない人間に足を引っ張られた経験あるんじゃないかな」

「素敵な未来が想像できただろう?さぁこの素晴らしい世界を、僕たちで創ろう」


しかしそれは、人々から進路選択の自由を奪うものであり、納得できない者も相談所のような場所で考えを改めさせるという洗脳じみたもので、しかも実現させたら神樹をどうするのかについては一切語っていない。これを、中立神は人間が好きになったから行おうとしているのがまた質が悪い(曰く、関与するなら最後まできっちり責任を持つ気質らしい)。

それでも美咲は洗脳と指摘されて尚「それは悪徳な宗教がやっていた行為」と正当化していたが、勇者達に「過保護すぎる」「人を人として信じて欲しい」などと反発され、眉をひそめて思わず吐き捨てた。


「神樹様のご加護がなければ生きていけないのに自分達の足で歩きたがるだなんて……傲慢だ」


結局ギスギスした空気のまま話を終えてしまったが、本人は言い争いをする気はなかったらしく、その後熱くなってしまったと反省。仲直りをしようとやってきた勇者部の「和平使節団」と改めて会話を重ねていくと、中立神の態度が軟化。

改めて人の可能性を見せてもらうべく、新たな試練として造反神も行った領土の取り合いを課す。美咲も「そこまでして君たちが勝ったら僕だって納得するしかない」と正々堂々と勝負に挑む事に。

こうして始まった新たな戦いは、新たな2人の友奈の参戦もあり、勇者達の勝利に終わった。

中立神は潔く負けを認め、美咲と姫も御役目を解かれる事に。

だが中立神の世界に魅せられた美咲は、独り中立神について行くと唐突に宣言し一同を驚かせる。

そのまま夜の樹海に消えた美咲を追いかけた一同が見たもの。

それは──


姫「確かにみさきちなんだけど……中立神サマの気配もする!?」

美咲「さすが姫、1番的確な表現だね」

高嶋「それって。ま、まさか、もう……神様と」

美咲「そうだよ。僕は中立神様に力を授かり、人のステージから先へ進んだ」


中立神から力を授かった美咲の姿だった。

読心術を手に入れたらしく、姫の考えている事を読んで見せたが、それ故に彼女の主張を聞こうとせず、一方的に自らの力をアピールしようとバーテックスを操り、そして自らも戦いを挑むが、敗れてしまう。

それは、中立神への信仰が弱かったからだと芽吹に指摘される。

美咲が中立神について行こうとしたのは、信仰が強いからではなく、中立神の巫女でいられなくなる事を恐れていたからだったのである。姫の主張を聞こうとしなかったのも、彼女にそんな弱みを見透かされたくないが故のものだった。

最終的には迷惑をかけた事を一同に謝罪しつつ、姫に支えられながら現実世界へ帰っていった。

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