この時代に「花」はない。
あるのは厄を祓う「鏑矢」のみである──。
概要
『赤嶺友奈の章』にて明かされた対人用の勇者。
神世紀72年、しばらくバーテックスが出現しなくなった時代は勇者システムが封印されていた事もあり、本当の意味での勇者は存在しなかった。
一応、神樹から力を授かった勇者に近しい者は存在していたが、それこそが鏑矢である。
その役目は世界の平和を脅かす人間を人知れずに討伐する「厄を祓う神事」、スパイや忍者に例えられているものの早い話がそういう事である。ただし鏑矢に力を振るわれた人間は昏睡状態に陥るだけで直接死ぬ事はないようだが、助かるのか神罰が下るのかは神樹次第との事。
また、その職務柄のため勇者のような装束は存在しない(代わりに着ている制服に『仕事着』としての機能があるらしい)。
彼女達がどのような相手と戦っていたのかは不明だが、きらめきの章10話にて「相手が精霊を使ってきた事があった」と語られているため、神の力を悪用する存在であった可能性がある(勇者しか使えない、しかも封印されたはずの力を敵が持っているという事は、嫌な予感しかしないが…)。
瀬戸大橋付近(現実の瀬戸大橋記念公園に相当)に存在する『英霊ノ碑』には勇者達の名と並んで多数の名が『英霊』として刻まれている事から、少なくとも勇者に準ずる功績は残していた事がわかる。
ただし、肝心の『赤嶺友奈の章』が1話以降全く更新されなかった事もあり、判明している点もまだまだ少ないどころか具体的な活躍すら描かれないままサービス終了してしまった。
コンシューマー版の追加シナリオで描かれるのだろうか…?
一覧
この2人は象頭町(現実の琴平町がモデルと思われる)の象頭中学校に通っていた。
共に高知県出身である。