概要
機械帝国ガルファが所有する黒いGEAR。『鳳牙』又は『騎士鳳牙』とも呼称される。親衛隊でもある黒騎士アルテアが乗り込む。
『GEAR戦士電童』と同じく基本はコクピットの操環を通して操縦者の動きをトレースした格闘戦を行うが、『電童』が2人乗りに対し、こちらは機械を介した操縦が前提のためか1人乗りになっている。
移動や防御には四肢に備えられた巨大タービンハイパープラズマドライブをギアコマンダーにドライブインストールさせ力を与える。最大の必殺技はDWとの合体による『ファイナル・アタック』である。
なお、繰り出した後は殆どのエネルギーを放出し空になるはずだが、ガルファでの運用時は特にエネルギー切れを起こした描写も、『ハイパーデンドーデンチ』二本の電池交換が行われた描写も無い。
その正体は古代アルクトス文明が開発し、惑星アルクトスに伝承されていた『七つの御使い』の1体。アルクトス皇家に残された現存する最後のGEARであった(皇女ベガによって電童が発見された事で唯一のGEARでは無くなった)。
ガルファが反乱の際に操縦者のアルテア諸とも懐柔、宇宙生命殲滅の尖兵にされ、常にアルテアの仮面と同様にフェイスカバーが下りているのも洗脳により心が閉ざされている証明でもある。
アルテアの洗脳が解けた後はバイザーオープンし、素顔が露になり、G・グルメイ撃破に貢献したものの、轟沈するアルデバランからベガを救う為に重傷を負い、それ以降は血縁者である北斗に操縦を託した。
最終決戦時には回復したアルテアが再び搭乗、ガルファ皇帝と対になるゼロとの死闘を繰り広げた。
戦後は戦闘よりも専ら惑星アルクトス復興の為に農工や建築に使われた。
基本データ
全高:28.5m(バイザークローズ時)25.8m(バイザーオープン時)
重量:401t
出力:736MW
地上走行速度:72km/n
疾風激走脚最大走行速度:999km/h
ドライブ回転数:1223rpm
乗員:1名