概要
ベガやアルテア、スバルの故郷である有人惑星。首都はポラール(織枝が経営する喫茶店の店名)。王政を敷いており言語も近代日本語に近く地球人との会話も円滑に成立させられる。アルクトス星紀という年号を使用する。超科学と自然との調和が取れたある種の理想郷。
嘗て自然保護管理コンピューター「アルファ」によって美しい自然が保たれた平和な惑星だったが、長い年月を経てアルファが「人間こそが環境を破壊する元凶」と結論づけ、更には気付かない程度であったバグにより暴走。自らをガルファと名乗り、機械帝国ガルファを結成。
アルクトス星紀4085年に反旗を翻し、その結果王家を含む大半のアルクトス人が虐殺され、生き残った者は度々繰り返される地上掃討戦から数を減らしながらも地下へと逃れ細々と隠れて暮らしていた。
だが、暴走したとは云え本来の役割を忘れていたわけではなく、惑星の自然は常に最適に保たれていた。
移動には星全体を動かし、赤茶けた攻撃衛星からのシールドで本星を防御、主砲は惑星ごと破壊できる威力を持つ。
ガルファ皇帝やゼロ、そして螺旋城との最終決戦の後、アルクトスは地球の衛星軌道上に留まり、コンピューターそのものはバグは排除され元に戻ったものの、最終的には停止させた上で人々の手で直接環境を守ることを目標にアルテアやスバル、アルクトス人たちの手で復興が進められている。
※小説版では最強の守護たるデータウェポン『フェニックスエール』によってガルファのデータが置換され、ガルファの補助なしで環境を保たれるも、『大地は自分たちの手で作る』という新しい標榜を掲げ、王政自体も次期国王となったアルテアの意向で撤廃、民主制へとシフトされた。
EDで北斗や銀河たちが遊び、電童が構えを取っている地こそアルクトスで、月と思われた場所が地球である。