ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

惑星アルクトス』に古来より伝承される電子の精獣。頭文字から『DW』と略する。

アルクトスの民には6体と伝えられているものの、実際は7体であり、代々アルクトス皇家の者や側近トリアスは精獣達を七つの神とも呼び、真実を歌『ナヌリズマ』(皇女ベガこと草薙織絵が時折口ずさむ子守唄)に込めて口伝される。アルクトスの伝承では、「電子の聖獣全てを手に入れし者、世界の王となる」と伝えられる。


アルクトスにはドラゴンやユニコーンといった幻獣等が普通に生息しており、それらをモデルに形成、各々に属性と人にとって大切な象徴が付与されているも、その実態はプログラムに仮初の肉体を移したもの。実体化した場合は通常の物理攻撃ではダメージを負わせられないが、凶悪なウイルスには弱い。通常はエイリアス体で電脳空間を彷徨い、特定の機器が破壊されると実体化して姿を現す。時間が過ぎ去ればまた別の場所へと移動する。


主なエネルギー源は電力だが、低レベルよりも純度の高いものを好む。特に宇宙船メテオに搭載されたメテオキューブに惹かれやすい。


DWは同じくアルクトスの産物たるGEARと同様に自ら意思を持ち合わせ、与えられた象徴に相応しい人間に惹かれる性質を持つ。


確保するにはGEARに選ばれし者が持つギアコマンダーを介して契約を行う必要があり、セーブの完了後にはコマンダーの内部に留まり、戦闘時には契約者の意思に応じて実体化して、GEARに封じられた特殊能力が解禁されてその武装となる。


ファイルセーブされたDWのエネルギーはコマンダーに内蔵されたメテオチップで供給されるが、何らかの要因で契約者に異変が生じ、契約者の意識がDWの求めるものから掛け離れると、自動的に契約が解除されて外へと放たれる。

例外は長い時間を掛けての触れ合いや、更新が拡張された場合、本来設定された契約者に対して従うのを抗うケースがある。また、自身らを歌にしたナヌリズマの旋律はDWの精神を沈静させる作用を有する。


ガルファは人間の感情を侮蔑しつつも、自身にはそれが備わっていない為にDWを得る手段を持たず、GEARを操縦可能な人間を拉致して洗脳し全てを手に入れようと宇宙中を探し回っていた。

これはDWを手中にある騎士GEAR凰牙の武器にする事と、中枢を守護するプロテクトを手元に置きたい為であり、最強の守護者であるフェニックスエールの無限エネルギーで強化する事、そして自身の弱点を封じる狙いもある。


データウェポン一覧編集

ユニコーンドリル装備部位:右腕部
ユニコーンドリルユニコーンドライブ!インストール!!
バイパーウィップ装備部位:電童は右腕部、凰牙は左腕部 ※1
バイパーウィップバイパードライブ!インストール!!
レオサークル装備部位:右脚部
レオサークルレオドライブ!インストール!!
ブルホーン装備部位:右腕部 ※1
ブルホーンブルドライブ!インストール!!
ドラゴンフレア装備部位:左脚部
ドラゴンフレアドラゴンドライブ!インストール!!
ガトリングボア装備部位:胸部
ガトリングボアボアドライブ!インストール!!
フェニックスエール装備部位:電童は背部、凰牙は両手
フェニックスドライブ!インストール!!
超獣王 輝刃 ※2
超獣王輝刃キバスピナーキバストライカー!ファイナルアタック!!キバブレイカー!ファイナルアタック!!

※1 電童装備時ではバイパーウィップとブルホーンの装備箇所が被るため同時に装備する事は出来ず、FA時にはブルホーンが装備される。後にこの辺りは改善され全て装備可能になった。

※2 超獣王 輝刃は謎の少女によって蘇ったユニコーンドリルとレオサークルが合体する新たなDW。本来は存在しないイレギュラーな存在のため「電子の聖獣」にはカウントされない。また、固有技を持たず、エイリアス体にもならないと言った相違点もあり、「ファイルロード」や「ドライブ装着」の際には3つある形態の何れかへ変形する。




外部作品編集

  • スーパーロボット大戦シリーズ

『R』と『MX』で全種が登場。DWの装着は「変形」のコマンドで行う(厳密には電童が変形している訳では無い)。システム的には『第2次G』のグレンダイザーの変形に近い。原作と異なる点としてデータウェポンの固有技や特殊能力はDWを装着した形態でのみ使用可能。

スパロボのシステムで原作通りの再現をするには「DWの契約状態に応じた電童と凰牙を形態違い含めて複数体で用意する」ことになりかねないので、仕方の無い部分と言える。

特に敵対時の凰牙は最初にバイパーウィップと契約するので、原作通りとなるとどの形態でも関係なくイリュージョンフラッシュで特殊回避が出来てしまう。ちなみに洗脳された北斗が搭乗する凰牙だとファイヤーウォールも追加される。


余談編集

この手の「全てを手にしたものは…」系のアイテムは、ドラゴンボールしかり1つずつ集めていくのが定番だが、本作では3つ登場した(うち1つは敵が所持)時点で「残りを一気に集めよう」と、エサで釣って一か所に集めるという変則的な登場をしている。

これについては放映時期が年末で、クリスマス商戦に間に合わせるためパワーアップアイテムを早く登場させる必要が差し迫っていたという説が有力。

結局、出現したのは6体であり、主人公2人が2体ずつ、敵も2体ときれいに三等分される結果になった。(数年後の戦隊とはえらい違いである)それによって物語も「未知のものを敵より先に見つける」から、「既に所有しているものの奪い合い」へと、競争の形が変化する。


放送当時は所謂DX玩具も発売されたが、立体化されたのは武器と装着する部分だけであり胴体の代わりに台車がくっついているというものだった。胴体含めてすべての立体化はスーパーミニプラまで待たなければならなかった。


関連タグ編集

GEAR戦士電童

騎士GEAR凰牙

ゾイドシリーズ:巨大な金属生命体繋がり。

戦隊ロボ:作品によって登場する武装化する巨大な金属生命体。

デジモン:電子生命体繋がり。


十二支:裏モチーフ説。

関連記事

親記事

GEAR戦士電童 ぎあふぁいたーでんどう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 20642

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました