概要
組織としてのGEAR
17年前に来訪したベカから機械帝国ガルファの存在を知った人類がその脅威に立ち向かうため結成された秘密組織。『Guard Earth and Advanced Reconnaissance "ガードアース・アンド・アドバンスド・レコネーションズ"』の略。
北斗の義祖父である西園寺実が嘗ての人脈と政財界に働きかけ設立させている。
本部は宇宙船メテオが墜落した場所の上(現在の星見町アミューズメントパーク)で、隊員達は表向きは公園職員である。構成員は吉良国をはじめとして十代後半から二十代の若者が中心となっている。GEAR戦士電童を管理しているほか、セルファイターを始めとする支援メカの開発も行っており、電童のサポートに役立っている。
ガルファからの危機が去った後は公の組織として再編され、大規模な事故や災害から人々を救う存在として活動する。
※TVシリーズとノベライズを含めた捕捉あり。
ロボットとしてのGEAR
太古の惑星アルクトスで作られた伝説のスーパーロボットの事。操縦者動きを機体に伝えるシステムを採用しており、動力として2本のハイパーデンドーデンチを搭載。現存するのはGEAR戦士電童と騎士GEAR凰牙の2体で(正確にはアルクトス王家に有ったのは凰牙のみ。更に云えば全部で七体あったとされる。これはデータウェポン一つに付き一体。ガルファを確実に倒す為であるが、そのほとんどが不明、又は消失である。キャラデザHPのコラムに初期追加設定として閲覧可能であったが現在は削除される。)、両手両足に付いているハイパープラズマドライブを回転させて様々な技を繰り出したり高速移動をする。更に、データウェポンを用いて強力な一撃を与えるが、デンチのエネルギーの残量が極端に消費する為、戦闘を継続する場合は使用後にデンチ交換が必要。
また、GEAR自身が心を持っており、選ばれた者でなければ操縦することは出来ない。
惑星アルクトスにはこれらを元にした量産型GEARが存在し、片腕、片足などしか装備しないトリアス専用の上位機種オーディーンやバルドルが相当する。17年後の現在では無数の残骸があちらこちら野晒しに放置されている。