概要
『GEAR』の動力源源となる巨大な乾電池。全長6.0m、重量24.5t。形状は単三乾電池に酷似し、『GEAR戦士電童』及び『騎士GEAR凰牙』の背部に二本分装填、起動する。GEAR最大の『ファイナルアタック』は強大な分、一気に消費する。その際、背部カバーが引き出され電池は全て上部へ打ち出され廃棄(無傷の場合は戦闘終了後に全て回収されリサイクルと推測)。
見た目が完全に乾電池だが、此れ一本で日本の1日分に相当する総電力量を賄える。『地球防衛組織GEAR』では、太陽光発電衛星からの供給により補充分は貯蔵庫の予備電池へ充電される。
当初は電池のエネルギー配分量を注意しながら『ガルファ機獣』や『機士』と戦闘していたが、GEARイギリスが開発した空中電池換装機『セルファイター』の投入により最大3発のファイナルアタックを繰り出せるまでに改善され、同機の2号機も導入されている。
余談
- 後の作品への影響
『GEAR戦士電童』の監督が後に担当したTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』は、ガンダム作品の中でも珍しく主動力源として『バッテリー』が採用されている。主人公機の『ストライクガンダム』のバッテリー内蔵バックパックを換装する方法を用いており、バックパックを換装してエネルギーを確保する姿は電童そのものである。また、セルファイターに該当する戦闘機である『スカイグラスパー』も登場しており、バッテリー内蔵バックパックの換装を支援する。