※史実での曹丕についてはこちらを参照
曹子桓が天を掴む様、しかと心に刻むがいい
概要
名前 | 曹丕(そうひ) |
---|---|
字 | 子桓(しかん) |
登場ナンバリング | 『4』〜 |
勢力 | 魏 |
所属軍 | 曹操軍→曹丕軍(皇帝) |
CV | 神奈延年 |
身長 | 182cm |
武器 | 双刃剣(『4』『7』『8』)、剣(『5』)、長剣(『5special』『5Empires』)、双剣(『6』) |
一人称 | 私 |
呼び方 | あなた(目上)、お前(目下)、貴様(敵、稀に目下の味方)、皆(複数人)、〇〇(目下)、曹操→父、甄姫→甄、司馬懿→仲達、曹休→文烈 |
以前から一般武将として登場していたが無双武将としては4から初参戦。
6以降は同じく次男で皇帝の孫権とのライバル描写も増えており、6、7の呉伝ではラスボスのようなポジションについている。
人物像
容姿
シリーズごとに顔が異なることが多いが全作通して顔の整ったイケメン。父である曹操とも似ており、曹操と同じく眉間にはシワがあるのが特徴。初登場の『4』では黒目がやや小さめの三白眼で悪役のような顔をしていたが、『6』以降ではやや渋めの顔に変化。
それまで男らしく、中年男性が多かった魏だが、4でイケメンな彼が登場して以降郭嘉などのイケメン武将が増えた。
髪型に関しては『4』と『6』と『8』では腰まで伸びる長い髪を一つ結び、『5』では少しはねている黒髪の短髪、『7』では4、6の髪型をそのまま切ったような短髪、というふうに髪型をころころ変えている。
尚、前髪は『4』、『6』、は中間わけ。『5』と『7』と『8』は右わけ。
髪色は『4』では暗めの茶髪、『5』、『6』、『8』では黒、『7』では若干茶色混じりの黒(PS4では普通の黒)である。
衣装は『4』、『5』では君主らしさが押し出され、マントを着用している。
色の基調は『4』と『8』は青、『5』、『6』は白、『7』は青と黒と言った具合。
性格
父のそれに似て冷徹且つ自信家で、自身を「次代を切り拓く者」と確信している。他者を見下すかのような言葉遣いをすることも多いが、同時に境遇に依存することなく偉大な父を凌駕しようと常に己を厳しく律している。また、配下との会話では時折、優しさが垣間見える時もあり、根っこからの冷たい人間ではない事が窺える。
活躍など
その自信家の性格に見合うほどの王者としての器を持っている人物で、冷静に戦局を見極めることができるため、父である曹操からの評価も高い。一方で、自分の力を過信してしまうことも多く、その慢心によって思わぬ失敗をしてしまうこともあるが、それは本人も自覚済み。
曹操が没したあと、帝である献帝から禅譲を受け(といってもほぼ強制的だが)魏の初代皇帝となるが、その6年後に病気により早世。
交友関係
曹操
曹丕の父親。作中では父のことを尊敬している部分がある。曹操の方も息子である曹丕を信頼しており、同時に君主になるのに相応しい器と認めてもいる。
『6』の魏伝の曹丕が皇帝に即位したムービーでは、「父とは違うが自身の天下は曹操が歩んできた道の先にある」という言葉を残している。
司馬懿
配下。「仲達」と呼んで信頼している様だが、実は裏切る事を承知の上で配下に置いている。
実際に『5Special』では司馬懿が裏切りを起こし、曹丕と対峙した。
『6』以降は司馬懿が晋勢力に移籍したため関わりが減少したが、晋ストーリーで曹丕を「王の座を継ぐにたる器」と評価している。また、ムービーでは一緒にいることもまだあったりする。『8』では久々に絡みが増え、DLCシナリオでは曹丕を試すような行動が目立つ(曹丕もそれを察した上に考えに乗っていた)。
甄姫
妻。史実とは異なり夫婦仲は良い。場面によっては浮いた言葉で愛を囁くこともある。居城でやれ。袁家にいる甄姫を口説くシーンも増えていってる。爆破だ!
石田三成
無双OROCHIでの仲。無印からよく絡み、早い段階から奇妙な友情というタグも作られた。
その後の魔王再臨でも織田軍と一緒に魏軍の増援に来たり、2でも特別友好関係にある他、合肥で仙界軍である素戔嗚の攻撃を受けている陸遜の救援に一緒に行ったりしている。
3では記憶等がリセットされていたが、魏軍と豊臣軍がいずれ埋伏の毒によって裏切る前提でゼウス軍に所属しており、連合軍に合流後は腕輪に選ばれた者同士一緒に行動している。
真田信之
無双OROCHI3で共演した日の本の信濃の武将。
当人の項でも記載されてあるが本人より先に嫁が先に登場していたり(しかもナンバリングを跨がないとして2作目)、武器が柄の両端から刃が出ている武器でもあったりする。
※ただし、曹丕は「双刃剣」であり、柄をくっつけるタイプであり、双剣(両手持ち剣)にもなる。逆に信之は「双刃刀」であり、元は普通の刀に見えるが、スライドさせて柄の反対から別の刃を出すものだとアニメで判明した。
話を戻して太古の神が戯れで作った世界で自分は役に立てているのかと憂いている信之に、人にはそれぞれ得意不得意とする分野があり個人でしな成せない事もある。その事をよく考えよとアドバイスを送っている。
なんでも、あちらの世界で曹丕は“長命の相”が出ているそうで、いつも周りを気にかけて落ち込んでいる信之にそう長くなさそうだと決めつけた挙句、その長命の相を信之に分け与えた結果、元の世界では………
3では信之の他にアレスやハデス等、「苦労している長子(或いは嫡子)」という共通点を持つ者との友好度会話があり、それぞれにアドバイスしている。
バトルスタイル
『4』二つの刀繋がっている双刃剣を使用。繋げたままの攻撃の他、刀を切り離して攻撃をすることもあり、巧みに使い分ける。ジャンプチャージの連続攻撃も特徴の1つ。
また、隠れた特徴として各チャージ攻撃発動後に通常攻撃のボタンを入力すると、C1と同じ玉を発射する派生攻撃が存在する。
C2~5までは氷属性で、C6のみ一定確率で雑魚敵を即死させる陰属性。また、エボリューションの攻撃後にC攻撃ボタンを入力すると陰属性の玉を発射する。
『5』無印ではコンパチの剣モーションだったが『5special』からは長剣を使用。見た目は普通の剣だが、モーションが君主然としたかっこいいモーションになっている。また。氷の斬撃で敵を攻撃したりもする。
『6』双剣が得意武器(劉備、陸遜と共有)。素早く手数の多い攻撃を仕掛ける。彼固有の攻撃では主に氷を用いる。
『7』ファン待望の双刃剣復活。4と同じく繋げたままの攻撃、切り離す攻撃を巧みに使い分け、新たな空中無双乱舞では無数の氷の矛を敵に浴びせる攻撃をみせた。
『8』双刃剣が得意武器。固有モーションでは双刃剣のように繋げて攻撃する。敵がダウンの状態からフロー攻撃を決めるとフィニッシュで氷の矢を降らせる。ただ今回は双剣や飛燕剣とコンパチなため、常時は双剣のように二つ分かれた状態で使う。
シリーズでの動向
『4』初登場。ダークヒーローのポジションであり、真・三國無双を代表している趙雲とopでは激突している。
『5』Specialにて自身の無双モード追加。曹操や司馬懿との関わりが少し増え、最終的には自身を裏切った司馬懿と対峙する事となる。
『6』官渡の戦いで使用できる。その戦いで甄姫を口説いたり、張郃を魏に迎え入れる。司馬懿との関係は彼が晋勢力になったことで関わりは随分減ってしまった。
『7』司馬懿との関わりは前作以上に減少してしまい、再び掛け合いを望むファンもでてきている。IFエンディングムービーでの彼の顔は必見。IFなので兄の曹昂が生存しているので曹操の後継は………そんなことは忘れよう 。
『8』司馬懿との関わりは過去最高と見受けられる。そしてこれまであまり描かれなかった禅譲や魏の皇帝としての場面も採用されている。
余談
二次創作から葡萄好きが定着している。恐らく史実の彼の詩にてサトウキビや地方の果物を食べ比べ、特に葡萄が好きであることが記録されてることが要因だと思われる。
- 無双OROCHIストーリーモード魏軍第五章『小田原城の戦い』にて操作キャラに曹丕を選択せずにプレイすると曹丕が総大将として登場する。
敗退すると「俺の力が、この程度だと…」
シリーズ通して唯一、一人称が『俺』になる瞬間を観ることが出来る。こちらが素なのだろうか?
関連タグ
藤原泰衡・・・『遙かなる時空の中で3十六夜記』の登場人物。直接関係はないが、『4』の曹丕と髪型や服装が似ており、『4』の曹丕をモデルにキャラクターデザインされた説有り。