※史実の蔡文姫については蔡琰を参照
概要
名前 | 蔡文姫(さいぶんき)※ |
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登場ナンバリング | 『6』〜 |
所属軍 | 蔡邕軍→曹操軍 |
CV | 吉川未来 |
身長 | 165cm |
武器 | 二胡(MULTIRAID2)、箜篌 |
一人称 | 私 |
呼び方 | あなた、皆さん(複数人)、皆様(複数人)、〇〇様 |
※本来の名は蔡琰(字が文姫)で事典などにも載っているが、「蔡文姫」の方がメジャーなためか、公式ではこちらが使われている。
『5Empires』で、特殊エディット武将として一応登場しているが、正式なモデリングでの登場は『MULTIRAID2』から。その後の『真・三國無双6』にてナンバリング初登場。
容姿
穏やかな表情と優しい目の美しい女性。全女性武将でも一番格調高く上品な印象を受ける外見、性格をしている。
髪型
全シリーズ3本の三つ編みで束ねているのが大きなトレードマーク。
『MULTIRAID2』後ろ髪の一部分を輪っかにして、金の花と月をあしらった花飾りと簪で止めている。これは月下美人を意識している模様。
『6』MULTIRAID2と同様
『7』分かりにくいが前作より三つ編みが短くなっている。髪型自体は前作と同様だが、髪飾りが異なっており、月の部分が減少。代わりに白い花飾りが左右に二つずつつくようになった。また、三つ編みの先には円状の飾りがあり、鈴が入っている。
衣装
全女性武将でも一番露出が低めで身体のラインが分かりにくい、格調高い衣装とアクセサリーをつけている。
『MULTIRAID2』長いロングスカートを着用し、品がいいデザイン。肩を若干露出している他、腕もほんの少しだしているが下半身部分に関しては靴の部分以外露出がない。髪と同様に月をイメージしている他、蔡文姫自身が遺している漢詩の一説が服にあしらわれている。
『6』MULTIRAID2と同様
『7』白と青基調の服装を着用。ロングスカートだが、前作より丈は短くなっている。肌の露出が首元と手のみで6より更に着込んだ感じの衣装になっている。前作同様月をイメージしている。
『6』学園衣装ではブレザーの制服に黒タイツの優等生風。
『6』童話衣装では『シンデレラ』の魔法使い
『7』職業衣装では「サーカスの猛獣使い」で、燕尾服にレオタード、そして網タイツという従来の衣装とは一線を画したセクシーな衣装を着ている。
性格
穏やかで優しい性格であり、誰に対しても丁寧な言葉遣いで接する。また、真・三國無双シリーズに登場する全女性の中で一番といってもいいほど清楚で上品。
波乱な人生を生きてきたためか時々悲観的になって「これも定め…」という言葉を発するなど儚さも持ち合わせている。
また、やや天然な部分があるのか、『7』の将星モードで曹操から「何か誦じてみよ」と頼まれると「まずは四百篇ほど」と嬉々として答えたり、『7猛将伝』の麗人捜索戦の時、蔡文姫をプレイヤーにした場合には皆が誰を探しているのか分からずについて行ったりしていた。
活躍・特技
詩や楽を愛しており、得意でもある。彼女の台詞も旋律に例えたものが多い。というか、口を開ければ大体「旋律」。詩に関しては曹操などにも感心されるほど。楽器の中でも特に箜篌を得意としているが、彼女の旋律には切なさや寂しさ、重さが感じられるらしい。
交友関係
曹操
彼女の恩人。彼女の才能を高く評価している人物。
その他
他には同じように使命を背負っている貂蝉をはじめとし、周瑜や長宗我部元親(無双OROCHIシリーズにて)など音楽関係の人物との交流が多い。同勢力で同じく音楽に長けている甄姫とは一緒に音楽を奏でる様子が見られる。
バトルスタイル
得意武器は両方とも楽器系の武器である。格調高い性格と外見にマッチしており、楽器を持って戦う姿はかなり様になっている。
音を鳴らして音波を飛ばしダメージを与え、箜篌の場合は音波が当たった敵から更に広がるため、複数の敵にダメージを与えることも可能。
だが『6』では力が60まで増加するため、パワー系武器との相性が結構良いという事に。さすがに方天戟などの重すぎる武器は装備してもよたよたしてしまい、「この武器を上手く扱えない」となってしまう。
『7』では力・素早さのステータスが廃止されたため、重すぎてバランスを崩すことはなくなった。
ただし、武器相性の適正の関係で「旋風」や「無影脚」の武器は十分に攻撃力を発揮できない。
シリーズでの動向
『6』残念ながらストーリーモードには登場しない。猛将伝の推奨ステージでは父と共に戦う。
『7』ストーリーモードでは1回しか使えない(それもIF)という不遇……かと思いきや…『7猛将伝』にて彼女メイン?の麗人捜索戦というステージが追加。彼女の天然っぷりがよく分かる。
『無双OROCHI2』では平清盛に洗脳され、当初は敵として登場するが洗脳が解けた後は味方となる。その際、同様に洗脳されていた森蘭丸と親しくなるが、使命のためには自らの命を顧みない蘭丸に心を痛めている。また、ジャンヌ・ダルクとは「運命に翻弄される者」として、そして長宗我部元親とは「音楽を奏でる同士」として特殊会話が用意されている。
『スマートフォン版』サービス開始初期からの実装。
登場する将星の記憶はN「才媛の書庫」、SSR「旋律響く夜」、SSR「旋律満ちる庭」、SSR「詩情湧く夜」の4種類。
ストーリーモードでは魏5章「臥龍の目覚め・魏」にて李典と共にメインで登場。
プレイヤーは曹操より蔡文姫の護衛を依頼されるところで初対面となる。その後、プレイヤーの目線から見た戦場を詩に残したい、として部屋で話をしてほしいと頼んでくる。
曹仁の八門金鎖の陣を破った徐庶を策によって引き剥がすべく、偽の手紙を書くよう命じられる中で、自分が正しいことをしているのか思い悩む。
策が成った事で「曹操の作ろうとしている理の世」に信念を感じたのか、悩みを払拭し曹操の覇道の手助けをすることを選択する。
魏7章「三国鼎立へ・魏」では甄姫と共に(過去作で二人共楽器が武器だったこともあり)、夜になると笛と箜篌にて音合せをしている事が明らかとなる。
いわゆる女子トーク的なものにも花を咲かせているそうで、(作中で女性と明言されている)プレイヤーにも「今度ご一緒しましょう」と声をかけていたりする。
SSR将星の記憶「旋律響く夜」は5章のクリア報酬として入手可能。
余談だが、実は護衛武将(部隊は近衛兵)という形で『3』に登場している。