※史実・他作品の貂蝉に関してはこちら
概要
名前 | 貂蝉(ちょうせん) |
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登場ナンバリング | 三國無双~ |
勢力 | 他 |
所属軍 | 董卓軍→(呂布軍) |
声 | 小松里歌(1〜8)、上田瞳(ORIGINS) |
身長 | 168cm |
年齢(4まで) | 19歳 |
武器 | 双錘(『1』~『4』)、多節鞭(『5』~) |
一人称 | 私(わたくし) |
呼び方 | あなた、皆さん(複数人)、〇〇様、〇〇殿、呂布→奉先様、董卓→董卓(敵対時)、王允→お義父様 |
全シリーズに登場しているシリーズ皆勤賞のキャラクター。
策謀に舞う絶世の美女。
シリーズ通して敵キャラクターとして登場した場合は、大抵はそれほどの強さではないが、
彼女を倒してしまうとステージに登場している呂布が何かしらのアドバンテージを得てしまい、元々の強さと相まって手がつけられなくなってしまう。その為彼女を倒すことを躊躇(ちゅうちょ)するプレイヤーも多い。
人物像
容姿
大人びた印象の美女で、ピンク色の口紅とアイシャドウをしている。シリーズごとに顔が変化しており、『4』では目元が鋭く、凛とした印象だったが、『5』では目がぱっちりした可愛い系の顔立ちとなった。最新作の『8』ではアジア系の美人顔となっている。
身長は女性の中では高めで、胸や足なども含めてスタイルが良い。
髪型は全シリーズまとめており、センター分け。『1』〜『4』までは簪をつけていた。
髪色は茶色で、髪飾りは薔薇などの花をあしらったものや豪華なものが多い。
プレイ中は桃色の服と黄緑のボトムスを履いている。ムービーでは露出が少なく、舞姫らしい衣装を着用。
髪飾りはリボンのようになっており、腕や胸元から出る布と同じく桃色。髪自体は後ろ髪の2部分だけを残したような形。
衣装は白とピンク基調で、露出部分は手と肩、首元のみ。上部はアワーグラスドレスのような形で、露出こそしていないものの胸を強調するようなデザインとなっている。
髪はお団子で、一部分の残り髪を左右2本に分けて上部を結んでいる。また、大きな薔薇の飾りが施されている。
衣装は大まかな構造は前作を踏襲しているが、あちこちに広がっていた布が使われなくなり、袖口が広くなった。
髪は前作同様2本の輪っかを作っているが、中心部に集中しており、布で結んでいる。輪っかの前には前作とは形は違うが薔薇や金属出てきた豪華な飾りをしている。
衣装は腕全体を露出する形となった。腰部には大きな薔薇と布の飾りが施され、タイツの色は紫がかった桃色に。
髪型が輪っかを作った形なのは前作同様だが、今作では輪っかが1つとなった。髪飾りは薔薇と豪華な金属を使用。
衣装は肩と胸元を露出させている。腰部は後ろ側に薔薇と布の飾りがあり、脚部はいつも通りタイツを履いている。
髪型は今までよりもボリューミーになり、一部分を使って蝶のような輪っかをつくり、残り部分はそのまま下ろしている。髪飾りは薔薇と蝶。
衣装は肩と腹部を大きく露出させたものになり、腰部の後ろ部分は大きな薔薇の飾りがある。以前よりも暗い色が使われ、彼女の小悪魔的な部分を強調する衣装となった。
髪型は前作と同じように1部分は蝶のような形をしているが、頭の真上に作っている(そのため、前からでも普通に見える)。髪飾りは以前のような薔薇は使われず、髪から額にかけて豪華な金属の飾りを使用。残りの部分は前作同様下ろしており、1番前方にも垂らしている。
衣装は定番の桃色の他に黒が主体として使われ、より小悪魔っぽさが強くなった。形の構造的には回転すると広がるスカートなどが特徴。腕と背中、そして脚部を露出している。
髪は至って普通のポニーテールだが、前作同様豪華な金属の飾りが髪から額にかけて施されている。
色は桃色主体だが、オーガンジーの部分は水色も使われている。露出度はシリーズ最高で特に背中はほぼ丸出し。妖艶さをプラスするため、胸の間に細い金属のアクセサリーを通している。
DLCの職業衣装では秘書の格好で眼鏡を着用。
髪は1部を編み込んでいる他、2つの髪を一つにまとめ、最終的にポニーテールのような形にしている。髪飾りは冠と簪。
衣装は広がっていた前作や前々作に比べるとやや落ち着いており、大人びた印象。腰部は過去作のように布と薔薇が施され、脚部を大胆にみせている。
性格
基本的には誰にでも丁寧語で礼儀正しいが、董卓などの人物には腹黒さをみせる。更に『5』では劉備たちを前に嘘泣きまで披露するなど小悪魔な部分もある。ただし、悪女(敵対する董卓の方が明らかな極悪人)という訳ではなく、むしろ父のためならどんなに危険な行動も厭わない(その使命故に自棄気味になっている)。芯が強く、優しい女性だが、自身の舞を「策謀の舞」と考えており、好きになれない模様。
交友関係
呂布
貂蝉の恋人。ただし夫ではない。最初は計画のために彼の武勇を利用するためだけに近づくが、のちに彼の強さと優しさに惹かれていく。虎牢関の戦いで貂蝉を倒すと激昂して更に強くなる呂布、というのが定番。
董卓
貂蝉が憎んでいる人物。董卓からは可愛がられているが、その度に顔に怒りを見せている。董卓と敵として対峙した際には声色が変わり、なかなか怖い。
バトルスタイル
『1』〜『4』では双錘を使用し、踊り子のようなモーションが特徴。
『5』以降は多節鞭を使用し、舞うような美しい動きで敵を攻撃する。
『6』以降の固有モーションでは貂蝉特有の美しく舞う動きが多く、ピンクの花びらエフェクトがついている。
武器はなかなか上級者向けだが、無双乱舞などの性能は悪くない。また、無双OROCHIではスライディング女王として最強キャラの一角だった。
シリーズでの動向
三國無双
格ゲー。OPでは舞を披露している。
真・三國無双
OPでは前作同様美しい舞を披露している。
真・三國無双2
ムービーで二胡を愛用している姿が見られる他、関羽千里行ならぬ貂蝉千里行がある。
真・三國無双3
呂布軍と董卓軍の二つの勢力で使用可能。なぜか董卓軍シナリオでは最後まで董卓の味方となっており、呂布とは対立する。(最悪なことに董卓に染まってしまったのか、それとも…)
その際の呂布は「お前とは戦えない」と苦悩の言葉を口にする。プレイヤーとして操作してない状態で貂蝉が撃破されると、「貂蝉は貴様が殺したのだ!!」と激高し、ただでさえ強い呂布が余計に強くなってしまう。
猛将伝の貂蝉伝では董卓を暗殺するべく奮闘。こちらでも味方となるかもしれなかった呂布と対立し、撃破も可能(当然ながらめちゃくちゃ強い仕様で、イベントで味方になることもない)。呂布涙目である。
真・三國無双4
呂布との関わりが少し増加した。
真・三國無双5
貂蝉伝では父親の王允の為に董卓と呂布を騙すために近づき、董卓が倒された後は呂布の武を利用して争いを鎮めようと企む。しかし呂布にはいつの間にか気付かれ、それでもなお貂蝉の望みを叶えようとする姿を見て以来、徐々に惹かれていく。
真・三國無双6
ストーリーモードには登場しないが、クロニクルモード及び猛将伝の貂蝉推奨ステージでは董卓を倒すため奮闘。さらに蔡文姫達に助け舟を出した。
真・三國無双7
ストーリーモードでは「魏伝」にて曹操たちに董卓を倒すよう伝え、彼らの逃亡を援護。
猛将伝にて追加された「呂布伝」では史実ルートだと途中でフェードアウトするも、IFルートにて呂布、陳宮、張遼らと共に他勢力と戦い天下をつかむ。呂布の娘である呂玲綺との会話はない。
真・三國無双8
自身のストーリーでは董卓を暗殺するために、呂布を手なずけようとする姿を実際にプレイ可能。董卓を暗殺する計画を立てるうちに呂布に好意を抱くものの、彼を暗殺した後は王允の元に残った。
1と再臨は遠呂智軍の客将として扱われている。
再臨ではクリア後に使用可能で遠呂智編で存分に力を払わせよう。
なお、彼女のみ『客将でありながら遠呂智軍の将兵から舐められている』という少し理不尽な扱いとなっている(他の客将に対しては一般の将は敬語だが貂蝉にはタメ口を聞いている)。
本作では妖蛇の出現により全ての軍が壊滅状態で、ほとんどの人物が戦死した状態でスタートするが、彼女が一番最初の犠牲者。しかも、死亡したのが妖蛇出現前であり、逃げていたところを哪吒に呆気なく殺害されてしまうという悲惨な最期だった。なお、ストーリーで救出可能。また、呂布が仲間になる(使用可能)になる条件が少し特殊で、彼女の存在が必要不可欠となる。