※史実の郭嘉についてはこちら。
概要
名前 | 郭嘉(かくか) |
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字 | 奉孝(ほうこう) |
登場ナンバリング | 『6猛将伝』〜 |
勢力 | 魏 |
所属軍 | 曹操軍 |
CV | 三宅淳一(6猛将伝〜7Empires)、神原大地(8〜) |
身長 | 175cm |
一人称 | 私 |
呼び方 | あなた、皆(複数人)、〇〇殿(味方)、〇〇(敵、賈詡)、曹操→殿(曹操殿と言う時もある) |
得意武器 | 打球棍(6猛将伝〜7Empires)、棍(『8』) |
6猛将伝から参戦。高い才知を持つ軍師。
人物像
容姿
金色の短髪とピアスが特徴の現代風のイケメン。表情は常に笑みを浮かべており、右目が髪に隠れているのも相まってミステリアスな雰囲気を醸し出している。
衣装は胸元の開いた物を着用。
金髪、ピアス、胸元が開いた服…と彼の素行の悪さを表しているような格好。
『6』ではきらびやかならものを付けたゴージャス感があったが、『7』ではやや落ち着き白基調になっている。
性格
酒と女との夜遊びをこよなく愛する享楽的な一面があり、その素行のせいか他勢力の将からはあまり信用されない。自身の命の短さを悟り、今を楽しもうとしている刹那的な部分が全面的に押し出されている。
活躍・特技・その他
史実通り並外れた才の持ち主で曹操から多大な信頼を受けているほど。数々の戦をその神算で勝利に導き、彼の死後に起こった赤壁の戦いで敗れた曹操は「郭嘉が居れば結果は違った」と呟いた。
白狼山の戦いでは自身の命の終わりが迫っているのを悟りながらも袁紹の息子3人を撃破し袁家を滅ぼす。
交友関係
曹操
郭嘉の君主。曹操から郭嘉は絶大な信頼を得ており、郭嘉もまた曹操の覇道に力を貸す。
賈詡
『7』で大幅に関わりが増加。お互いの才を認めあっており、『7』での死に際で郭嘉は賈詡を「曹操軍随一の軍師だ…曹操殿を頼む…」と言葉を残した。郭嘉が呼び捨てをする珍しい将…のはずだが、時々賈詡殿と呼ぶこともある。
荀攸
『8』で初登場した智将。
「下邳の戦い」では連携して水計を実行。
その後も飲み仲間として、共に酒を飲むことを楽しんでいるイベントもある。
司馬懿
『5』まで魏の軍師系ポジションに居た天才軍師。『7』では将星会話で共演している。
6、7の頃の司馬懿は主君以外の目上の人物(例:夏侯惇等)が相手でもタメ口や呼び捨てで接しているため、郭嘉に対しては郭嘉殿と読んで敬語で話す辺り(ある程度とはいえ)敬服している様子がうかがえる。
バトルスタイル
『6猛将伝』〜『7Empires』では、打球棍というビリヤード型の武器を使用。DLCのネタ武器枠に本物のビリヤード棒も存在する。チャージ攻撃で玉を宙に浮かせ、別の攻撃で敵兵に向かって射出する。ぶつかった弾は敵兵や壁に当たるごとに反射する。無双乱舞ではダイソンのような吸引力を持つ玉を召喚する。攻撃の出が早く、なかなか使いやすい技が多いため、初心者でも扱える。
『8』では長棒が武器となった。打球棍の時よりも殴打に特化した技が増え、戦場を駆け回ることが多くなった。同じ武器を使用する周瑜や朱然が固有技もアグレッシブな動作が多いのに対して、郭嘉はその場では動かない攻撃が多く、氷を召喚する属性技を多用する。空中無双乱舞は7Empiresまで周瑜が使っていたモーションと同様で炎から氷に変わっただけのもの。
各シリーズの動向
『6猛将伝』初参戦。推奨ステージでは袁家を滅ぼすステージ。曹操を恨む前の馬超、馬岱とも良好な関係を築いている他、関羽を曹操軍に引き入れるなど活躍している。
『7』曹操の「郭嘉さえ居れば…」が実現し、彼を生存させる事(正確には典韋の生存と徐庶の心服も必要)で赤壁の戦いでの大敗を阻止し、大勝利を掲げることが可能。しかし蜀伝でのifルートでは分岐前の赤壁時点で郭嘉が不在の筈にもかかわらず、彼が総大将で登場すると言う奇妙なステージが存在する。ちなみにだが、郭嘉がいた状態で正史ルートの大敗する赤壁を体験することもでき、その場合にも特別台詞が存在する。
『8』史実とは違い、荀彧と共に袁紹を見限って曹操軍に加わる。従来の作品同様鬼才を発揮して様々な戦を勝利へと導くが、袁紹を滅ぼしたあとひっそりと姿を消し、余生を楽しんだ。
DLCの彼のIFストーリーでは華佗によって少しだけ寿命が伸びた彼の生き様を見ることが出来る。赤壁では、船を鎖で繋げたのを見て策と気がついたが、準備と時間もないため、7IFのように完全勝利ではなく、敗北したものの最小限の被害にとどめた上で新たな策を描いた。続く南郡の戦いにて呉と蜀の同盟に亀裂を入れることに成功し、それを利用した上で孫呉を配下に加え、劉備たち蜀軍と対する。もはや魏に対抗できる勢力がなくなり、軍師たちのみで宴会をしたが、その宴会を十分に楽しんだ後に1人息を引き取った。IFストーリーなのにもかかわらず最後に命を落とすという珍しい武将。IFでも彼は儚い軍師だった…なお、このIFで荀彧と曹操の問題も解消されている。
『英傑伝』ストーリーでの活躍はあまりなく、新規台詞もかなり少ない。
しかし天絆鏡では夏侯惇からは「おかしなやつ」といわれたり、周瑜に女性の心を掴む極意を知りたいという理由で、妻との出会いをきいたり、法正に「自分も含めて一癖ある軍師が多い」と言われ、最終的に一緒に飲もうという結末に至ったり、めんどくさがり屋で人生を楽しむべきと考える司馬昭と意気投合したりと存在感はある。
無双OROCHI2では同様に女好きの雑賀孫市と女性武将たちを口説こうとするDLCステージもある。星彩や稲姫を口説こうとするが本人達には嫌がられ、彼女達の父親からは睨みつけられてしまうという残念なイケメンというポジション。
メインストーリーでは3章「樊城の戦い(改変後)」にて加入。改変前の樊城では曹操の命により雒城救援のため撤退。しかしその後行方不明となってしまう。
本多忠勝、夏侯惇は雒城にて救援を待っていた司馬懿の記憶を元に時間を巻き戻し、司馬懿が救援を不要とするほどの大勝を得るという力押しを実行。
これにより郭嘉が樊城から雒城へ赴く必要がなくなったため、彼を撤退させる事なく加入へと道をつなげた。
無双OROCHI3では、4章サイドストーリー「英傑獲得戦」にて島津義弘と共に加入。
曹操より近辺にいる英傑を味方につけるようにと命じられた荀彧が、その特徴を聞くやいなや「上等な酒と美女を用意しておいてほしい」と曹操に頼む所から話は始まる。
ここで曹操をメンバーに入れて出撃すると「歓迎の宴は開いてほしい」と言った旨の会話を聞くことができる。
本編ではどうしても人数の都合から出番が皆無だったものの、Ultimateにて出番が追加。
最終章「魂を解く槍」では、自分自身の幻影から「命の短さに対し現実逃避をしているだけではないか」と告げられる。
当の本人は、自分と似た姿の敵に的はずれな皮肉を吐かれた事に対し珍しく不快感を顕にしており、「終わりがあるからこそ今を精一杯楽しむ」と自身の生き方を再確認する内容となっている。
また、UltimateのDLC「ゼウスの審判」ではメインで登場している。
2021年3月11日からサービスを開始したスマートフォン版三國無双では初期のガチャから実装。
サービス開始最初の将星ガチャにおいて曹操、王異と共にピックアップ対象となった。
登場する将星の記憶はSR「享楽の貴公子」、SSR「在りし日の夢」、SSR「在りし日の夢(薩州 三國志~絶影~コラボバージョン)」、SSR「覇道に集いし才」の4種類。
メインストーリーでは第4章「中原を制する者・魏」にてメインキャラクターポジションに。
官渡の戦い終了までを駆け抜ける都合上、キーパーソンとしてプレイヤーと終始行動を共にする。
4章開始から度々それなりの無理難題を提示してくる描写が多く存在(関羽を引き入れるため彼を撃破してほしいとまで言ってくる始末)。
会話の選択肢にも「また無理難題を・・・?」とあるほど結構な無茶を柔らかく頼んでくる人物。
しかし、宛城の戦いが終了した段階で自分に残された時間が少ないことを悟っていることが示唆されており、小沛の戦いにも最初はプレイヤーと二人で赴くところを不安を感じ取った荀彧が同行する内容に。
この小沛において荀彧から「焦っているように見える」と指摘を受けるも、「曹操の天下のためにこの期を逃したくないだけ」と返答を濁している。
8では「自分に残された時間が少ないことを黙っていてほしい」と官渡の戦い前に荀彧に告げていたが、こちらではプレイヤーとの会話に変更。
チャプター「小沛の戦い」内「儚い夜」では三國無双というよりネオロマンスシリーズをプレイしていると錯覚させるレベルのシナリオが展開される。
官渡の戦いも終盤に差し掛かると、郭嘉の秘密を知ってしまっているプレイヤーの選択肢に「また無理難題を持ってきてほしい」といったものが登場する。結局この無理難題は叶わず仕舞いとなってしまい、郭嘉が亡くなって暫く時が経ってからの曹操との会話で4章は終了となる。
将星の記憶SSR「在りし日の夢」はこの第4章クリア報酬で入手できるもので、中に書かれた郭嘉との記憶は前述の「儚い夜」にて過ごした一夜の思い出が記された内容となっている。
「在りし日の夢(薩州 三國志~絶影~コラボバージョン)」は2021年12月1日より、コラボ焼酎「薩州 三國志~絶影~」の発売を記念して配布されたマイナーチェンジ版。
元のイラストに「薩州 三國志~絶影~」のボトル(と何故かゲーム内通貨の宝珠)が描き加えられており、説明文とスキルも別物になっている。
2022年3月29日のアップデートにて7DLC衣装『撞球』バージョンが実装。1周年記念アップデートとして追加された新レアリティ・URを引っさげての開幕を担当した。通称ハスラー衣装とも呼ばれる、7異色武器撞球混(ビリヤードキュー)と組み合わせる事を目的としたあの衣装である。魯粛に続いて8IF衣装がありながら7DLC衣装が追加された例となった。
余談
声優の三宅淳一が2014年に咽頭炎になったため、病気療養。最新作、『真・三國無双8』の郭嘉役を降板することが発表された。代役は神原大地が担当することが2017年9月に公式サイトで発表された。