誘導
- 神永学の同名小説『マガツキ』
こちらはpixivの用途で圧倒的に多いフレームアームズを解説する。
概要
2014年5月に発売されたプラモデルで、メカニックデザインはフレームアームズのバリエーションキットのパッケージイラストを手掛けるToMo氏
後述の機体説明にもあるが、同時期に企画されたドゥルガーⅠと基本構造を共通化しており、形状が異なる頭部と脚底などを除いたパーツを組み替えることで、全く異なる外観を持つ2種類のフレームアームズを構築しているのが最大の特徴。
2016年10月には素体をフレームアーキテクトREにした「マガツキ:RE」が発売された
機体説明
形式番号:NSG-Z0/D
製造プラントでもある月面拠点を防衛するべく月面陣営が投入した拠点防衛用の新型機。
アントやヴァイスハイトなどの侵攻を退け、地上制圧を果たした地球防衛機構が反攻作戦として月面侵攻を開始したと同時期に存在が確認され、フレズヴェルクの邀撃によって各個侵攻を余儀なくされた所に投入されたことから、防衛機構側を一時的に足止めすることに成功している。
本機の特徴は『基体ユニット』と呼ばれる素体状態にあり、素体単体でも十分な戦闘能力を確保しつつ、追加の外装部品を適時組み付けることで性能を変化させることを可能にしている。
この基体ユニットをベースとしてマガツキは拠点防衛用に仕立て上げられ、同じ基体ユニットを用いた姉妹機のドゥルガーシリーズは攻撃用に組み立てられている。
このシステムは防衛機構の最新鋭機・バーゼラルドと改修機のゼルフィカールにも見られたもので、何らかの手段を以て月面側に齎された物と見られている。
鎧武者を彷彿とさせる外観も、バーゼラルドのように戦意高揚を目的にしたと見られている。
基本武装
・TCSオシレーターⅡ型
機体各所に配置された攻守走一体の水晶体ユニット。
フレズヴェルクにも搭載された物のバージョンアップモデルで、この機体が防衛用ということもあり稼働時間の大幅な延長が果たされている。
・イオンブラスター
肩部に搭載される増加装甲兼スラスターユニット
機体本体とは独立接続したモジュール方式を採用しており、白兵戦において優れた運動能力を付与する。
・戦術迫撃刀<テンカイ>
・戦術要撃刀<サツガ>
2振りずつ装備されるマガツキの主兵装。
防衛用として設計されたことから全て実体剣とされており、テンカイは質量を生かした破壊力を、サツガは取り回し重視で大振りになりがちなテンカイの穴を埋める物になっている。
バリエーション
マガツキ・崩天
形式番号:NSG-Z0/G
防衛型のマガツキを重攻撃用に改設計を行った機体。
基本構造こそマガツキと同じだが、脚部や肩部に陣羽織を模したイオンブラスターを追加し、砲身を展開することで長射程・拡散砲撃を使い分ける大弓型武装「連装式ベリルショットランチャー<キョウテン>」と、キョウテンをフォローする為小型化したと見られる火縄銃型武装「ベリルショットランチャー<オオトリ>」を備える。
2015年4月発売。
長らく再販されなかったが、2021年3月にフレームアーキテクトをRE2にリニューアルした「マガツキ・崩天:RE2」として再販された。
フレームアームズのスピンオフシリーズであるフレームアームズ・ガールにもマガツキを元にしたラインナップが追加されている。
担当デザイナーはフレズヴェルクのガールシリーズでもおなじみ駒都えーじ氏。
…余談程度に、同シリーズの宿命ではあるが現在の本タグで登録されているイラストの殆どは「ガールのマガツキ」だったりする。