概要
かつてバイストン・ウェルに飛ばされた地上人、サコミズ・シンジロウの専用機。
コクピット周辺はかつての愛機であり、第三の原爆投下を阻止した特攻機桜花をモチーフとしている。また日本刀風の二振りの太刀や、日本の鎧を彷彿とさせる頭部や肩アーマーなど、戦国時代の『武将』をイメージさせるデザインとなっている。
背部(腰部?)から広がる翅は他のオーラバトラーと違い、紫と黒を基調にした蝶の羽のようになっている。この翅はひらひらと波打っていて一見頼りなさそうだが、展開することでミサイルの爆風を防ぐほどの防御力を誇る。クライマックスに至っては核爆発のエネルギー、さらに放射能すらも吸収し、ハイパー化のエネルギーも相まって東京上空をいっぱいに覆うほどに広がった。
名前はおそらく『桜花』+『王』から。
ドハツオウカオー
オウカオーがオーラ力の暴走によってハイパー化した姿。
例によって巨大化しており、機動性は以前のまま、オーラシップを一撃で両断するほどの凄まじいパワーと攻撃力を獲得している。
元々のデザインもあり、巨大となったことでその威圧感は半端ない。
「ドハツオウカオー」という名称はAnother Century's Episode 3 THE FINALで用いられた便宜上の名称であり、原作では特にこの形態特有の名称はなく、スーパーロボット大戦UXにおいても単に「オウカオー(ハイパー化)」というユニット名になっている。
活躍
作中ではぶっちゃけ主役機と言っていいレベルに縦横無尽の大活躍を展開する。武装は腰の両脇に装備された太刀だけだが、サコミズ自身の技量も相まってチート級に強く、作中一度も負けていない。苦戦すらしていない。挙句の果てには時間旅行するわハイパー化するわ、核爆発を抑え込むわと何でもアリな性能(リーンの翼の沓によるところもあるが)を発揮し、デザインの派手さやパイロットであるサコミズ・シンジロウのキャラもあって、主人公機を完全に喰ってしまっている。