概要
初出作品は『真・女神転生』。
多くのシリーズ作品に登場し、種族はいずれも「闘鬼」、「妖鬼」、「鬼女」と大種族「鬼族」に属する。
『真Ⅰ』においては赤髪、紫肌(『魔神転生Ⅱ』では緑肌)の鬼の女性として登場しており、種族は「闘鬼」で、鬼女ターラカと共通グラフィックおよび、鬼女ダーキニー・鬼女カーリーのベースとなる姿であった。
しかし金子一馬氏によってゲーム発売後に発表された、膝立ちでこちらを振り返りながら口元を黒髪で隠している公式イラストの姿が勇ましくも可愛らしく、良デザインの女悪魔だと認識されるようになった。
(メガCD版ではこの姿でドット絵が作成されている)
『真・女神転生Ⅱ』では「闘鬼」が廃止されたことから「妖鬼」に種族が変更になり、『真Ⅰ』の姿+角のある冠を頂く姿になった。
シリーズ全体で一貫して胸を覆う装備がなく、『真・女神転生Ⅲ』においてやはり公式イラストを元に作成された3Dグラフィックで登場したが、垂れ下がった(鉄壁の)髪で胸を隠している。
そして『真Ⅲ』ではついに種族が「鬼女」になり、イケブクロのマントラ軍本営3Fにおけるイベント戦闘・2戦目で戦うことになるので、大きく印象に残ることになった。
これ以降の3Dグラフィックのシリーズでは、種族「鬼女」の悪魔の定番となり、鉄壁の頭髪を持つ姿で登場し続けている。
なお元ネタの女夜叉ヤクシニーを描いた宗教画でも、髪で胸を隠した姿で描かれる事もあるので、原典に忠実と言えなくもない。