概要
基本的に同種族中最強、あるいは最上位クラスの悪魔として君臨する。
当初はライバルのバロンや、ドドンゴーと共通の獣的なデザインが主だった。
『真・女神転生Ⅱ』において個別グラフィックが与えられ、『デビルサマナー』以降は長い鉄爪に派手な儀式衣装を身につけた高齢の女性という、いかにも南国の魔女らしいデザインが定着している。(『デビチル』では少女化)
退治しようとした戦士が、幻術で自傷させられるというバリ島のバロンダンスのモチーフになった伝承を反映した『物理反射』の耐性をもつ悪魔として、邪鬼ギリメカラと並び称される初見殺しの代表格である。
彼女を見かけたら安易なAUTO戦闘や、無策な全体物理攻撃は控えよう。幸い種族のおかげでギリメカラやドッペルゲンガーとは違い話は通じるので、悪魔会話でご機嫌を取ってお引き取り願うといいだろう。
神獣バロンとランダを合体させると、通常の合体法則を無視してシヴァができる、というのはメガテンシリーズのお約束。
物理反射や特殊合体など、メガテンシリーズの伝統を今なお守り続けているため、メガテニストにとっては色々な意味でお馴染みの悪魔である。
さらに名前つながりで強力なデバフスキル「ランダマイザ」を持つことが多くなったので、敵に回すと非常に厄介だが仲魔としても優秀な悪魔になった。
なお手下であるチュルルックは「夜魔」として『女神転生Ⅱ』『真・女神転生』に、次代のランダ候補だという夜魔ニ・カロンは『真・女神転生』『ラストバイブル3』、ラルン(ラールン)は『ラストバイブル』に登場している。