夜魔ニ・カロン
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やまにかろん
女神転生シリーズに登場する種族“夜魔”の悪魔。
“幽鬼”グールやピシャーチャをベースに、赤いザンバラ髪を振り乱した姿の女悪魔で、上野~秋葉原間の地下通路に出現し、強電撃+痺れ状態付与魔法「ジオンガ」、睡眠魔法「ドルミナー」、麻痺付与「パララアイ」とこちらを行動不能にする各種攻撃を得意とする。
モチーフはインドネシアのバリ島で信仰されるバリ・ヒンドゥーで伝承される、悪の化身である大魔女ランダの使い魔である魔女。
ランダが善の化身である獅子王バロンによって退治されると、次代のランダとなるという非常にマイナーな悪魔で、登場に至ったのは本作の悪魔設定の鈴木一也氏が、アジア各地の伝承に詳しいためであると考えられている。
金子一馬氏によってゲーム発売後に発表された公式イラストでは、こちらを振り向く全裸で天狗を思わせる長い鼻を持つ老婆のような姿である。
なお『真Ⅰ』『ラストバイブル3』ぐらいにしか登場しなかった悪魔であるが、公式イラストの姿はシミュレーションRPG『魔神転生2』に登場するマレーシアの女吸血鬼をモチーフにした、“邪霊”ランスグイルのデザインに流用されている。
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