概要
姿は魔獣ドドンゴーと共通の三ツ目の獣であり、神話中の宿敵である鬼女ランダも同じ姿で登場していた。
表裏一体の神性や、舞踏劇でのバロンとランダの姿が一脈相通じるところがある為に『真・女神転生』まではランダとは色違いの共通グラフィックであったが、『真・女神転生Ⅱ』以降は個別化され、四足獣が基本の姿でシリーズ作品に登場し続けている。
バロンとランダの対立構造を象徴するイベントや会話もあり、今も昔も女神転生お馴染みの悪魔である。
バロンとランダを合体させると、通常の合体法則を無視してシヴァができる、というのはメガテンシリーズのお約束。
3Dデザイン化されてからは、異形ながら愛嬌のある顔やバロンダンス(バロンとランダの戦いをモチーフとした伝統舞踊)のような仕草が特徴的で
シヴァの特殊合体素材ということもあって仲魔として使用されることも多く、独特の魅力をもつ存在である。
ペルソナシリーズでは『3』から登場。シリーズを通して電撃属性の扱いに長ける。
アルカナは「皇帝」だが、おそらく『バナスパティ・ラジャ』(森林の“王者”)という異名に由来するのだろう。
こんないかつい見た目ながらも、口調はケルベロスのようなオレサマ口調ではない理知的なものとなっている。
『D×2』では物理耐性、電撃・破魔無効、衝撃・呪殺が弱点の悪魔として登場。
専用スキルとして回復と攻撃・防御・回避・命中にバフが入る『バロンダンス』を持つ。