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サタン(女神転生)

さたん

この項目では、ゲーム『女神転生』シリーズに登場するキャラクターとしてのサタンについて説明する。
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概要

女神転生シリーズにおけるサタンは、一般に流布する「魔王」、「神の敵対者」といったイメージとは異なり、唯一神に仕える告発者」としての属性からさらに一歩踏み込んだ「神の裁き」そのものと言える存在である。
そのため、ルシファーとは別物として扱われており、カオス属性の閣下に対し、サタンはロウ属性。
絶対の法の下に全てを裁くという理念に従って行動し、彼の前では主であるYHVHすらも裁きの対象となる。

姿は型や、または両者を融合したものなどバリエーションに富んでいるが、基本的になど爬虫類のパーツを備えている。特に『真・女神転生Ⅱ』に登場する「神霊サタン」は龍を思わせる下半身羽根乳房がそれぞれ6つずつあり、『ヨハネの黙示録』に登場する獣の数字(666)との符合が見て取れる。
※メイン画像
『真Ⅱ』以降に登場するサタンもこの姿であることが多い。『ペルソナ』シリーズでもだいたい『真Ⅱ』版の姿だが『魔神転生』、『女神異聞録ペルソナ』、『真・女神転生ⅣFINAL』では別デザインで登場する。

『真Ⅱ』ではあるキャラクターがエジプト神話の神・セトと融合することでサタンとなる。これはアメリカのフェミニスト作家バーバラ・ウォーカーの「サタンの語源は『セト・アン(セトのという意味)』」だとする主張が元ネタ。
『真Ⅱ』におけるもう1つの姿は「大天使サタン」として仲魔になった状態のもので、セトと融合した人物に似た黒ずくめの人型である。神霊バージョンとは異なり、こちらの姿では『魔神転生Ⅱ』を除いて基本的に他作品に登場することはない。

各作品のサタン

女神転生Ⅱ

普段は銀座で不動産会社「鈴木カンパニー」を営む鈴木社長に身をやつしており、物語終盤に正体を現す。ちなみにこの鈴木社長のモデルは、当時のATLUS社員で悪魔設定担当だった鈴木一也氏の実父のゲームデザイナー鈴木銀一郎氏。
エンディングによって立ち位置が変わり、通常EDでは数多の魔王の後ろに控える黒幕として出現し、サタンを撃破することで主人公はYHVHの祝福を受けて天界に招かれることになる。
もう一方のルシファーら古き神々と手を組む真EDでは、YHVHに従い東京を支配・監視する悪魔としての正体を現す。戦闘前の会話ではルシファーをしきりに挑発しており、またかつてルシファーの配下であったことが判明する。
サントラのライナーノートのSSには、神の命によりメギドの火を人の子に与え、東西対立を煽るなど人類の歴史の裏で暗躍し最終戦争を引き起こしたことも示唆されている。
今作のデザインは山羊の角、異形の骨格と管で構成された上半身に巨大な龍の胴体を持つという独特の姿で、鈴木社長と思われる人面が頭に据えられている。

真・女神転生Ⅱ

サタン


今作のサタンは「裁く者」と呼ばれる神の裁きを司る存在。過去に一度倒されており、神の力で半身であるセトを魔界のティフェレトに封印されている。
作中では魔界においてアレフがルシファーと邂逅した際の会話でサタンの存在が初めて言及される。この場面では、サタンが復活すれば魔界と地上が消滅させられるため、ルシファーが最も危険視している相手であることが語られている。
物語中盤にて、覚醒したセトが半身と融合したことでサタンが復活を果たす。その際に地上と人類、道を誤った天使たちを見放したYHVHがサタンをすでに地上へ送り込んでいたことが判明し、以降は方舟に選ばれた人間を乗せて宇宙へ飛びメギド・アークによる地上のイレース(消滅)を遂行するという神の意志に従って行動する。
なお、ボス悪魔としては「神霊」、仲魔の時は「大天使」に分類される。
ボス悪魔が仲魔になるとグラフィックが変わるのはよくあることだが、種族が変わるのは本作の彼だけである。

chaos or law


  • ニュートラル・カオスルート
・・・神の裁きまで・・・退けて い 一体 どうするのだ・・・・・・どこへ 行くのだ・・・
方舟の最奥で神を守る最後の敵としてアレフの前に立ちふさがり、死闘を繰り広げる。
カオスルートでは神からの使命を反故にして人間と共にいるルシファーを批判するサタン本来の面が強く、一方ニュートラルルートでは対立することになったアレフに語りかける人間だった頃の面が顕著である。

  • ロウルート
最後に 裁かれる者は・・・・・・唯一にして 最高の神 我が創造主 Y H V H
ルシファーたちを撃破し地上のイレースを成功させた後、サタンはアレフたちと共にYHVHの下へ行く。そして主から祝福を受ける中、サタンはYHVHを抹消すべき対象として糾弾して戦いを挑む。
神の意志から生まれた存在が神を殺すことは自己の消滅に繋がるが、古い秩序から解放された新たなる世界にアレフたち選ばれた者を送り出すため、サタンは己の存在理由すら捨てて最後の裁きを執行する。
そして戦いが終わり、サタンの肉体は土と化して消滅した。

真・女神転生ⅣFINAL

【真・女神転生Ⅳ FINAL】原天使サタン


※イラスト左
種族「原天使」の悪魔として登場。メルカバールシファーが悪魔合体した姿で、禍々しくも神々しい黙示録の獣のごとき七つ頭と複数の翼を持った悪魔として登場。
今作におけるサタンは「試す者」、自身の前に現れた者たちがYHVHの玉座へ到達し、相対する資格を持つ「適格者」なのかを問う存在として描かれる。
その行動原理はYHVHへの忠誠ではなく、ただ冷厳と「適格者」をふるい分ける摂理としての使命に依るもので、「混沌、秩序、中庸、いずれが宇宙の祖に挿げ変わろうと私は構わぬ」という発言を平然と見せる。
このため、『真Ⅱ』の「裁く者」サタンが己の主を裁きの対象として糾弾したように、原天使サタンが新たな宇宙の祖を認めた時、主であるYHVHさえも現宇宙の祖足りえるべきか否かを「試す」対象となる。
作中では、皆殺しと絆いずれのルートでも己を撃破した主人公を新たな宇宙の祖と認めて神の玉座へ連れて行き、YHVHを試す行動に出る。
皆殺しルートでは、主人公とダグザに従ってYHVHに挑み、戦いの中で神性を否定され悪魔に堕ちたYHVHに対して見切りをつける。決戦後はYHVHの分霊として消滅する運命を受け入れ、主人公とダグザの切り拓いた新たな世界に対して祝福を送り去っていった。
絆ルートでは、かつての姿であるヨナタン、ワルターの姿に分かれてフリンとイザボーに協力。主人公たちと二面攻勢でYHVHを迎え撃つ。

原天使サタンは初期レベルが仲魔にできる悪魔としては最高の120に設定されている。このため、主人公の到達レベルによる合体制限を解除するアプリ「合体クロックアップF」を入手しない限り作成は不可能。

デジタルデビルサーガ2

難易度HARD限定の隠しボスとして「魔王サタン」が登場。デザイン、性格とも上記『真Ⅱ』のサタンと同じであり、戦闘開始時及び撃破時の台詞も『真Ⅱ』を踏襲したものである。

今作におけるサタンは人修羅に並ぶ極悪性能ボスであり、代表的な要素を挙げると

  • 4+4nターンごとに全体即死確定スキル「神の息吹」を使う。このため、リンケージスキル「突撃の狼煙」で全能力値を最大に引き挙げてデカジャに切り替えさせなければ戦闘続行がままならない。
  • HPを15000以下にすると1+4nターン(神の息吹の次ターン)に万能魅了付着スキル「誘惑の果実」を使用。ウェイトスキルによる防御が必要なので手数が1つ減る。
  • HPを7500以下にすると上記2つのスキルを使用しない2ターンに、単体即死スキル「神の裁き」を使用。毎ターンに味方が1人戦闘不能になるので戦線の維持自体が困難になり、千日手かジリ貧に陥りやすい。
  • HPを1500以下にすると「ディアラハン」で全回復。
  • アイテムやスキルで魔法反射状態にすると「神の裁き」を3回使用。要は全滅させられる。
この他にも「色即是空(万能状態異常付着)」、「マハムドオン(全体即死)」、「ランダマイザ(全能力低下、サタン戦では特に致命的)」が飛び、さらにメギドラオンを筆頭に最高威力の各種属性攻撃が目白押しで、さらにターンごとに防御相性が変化するので集中力の欠如が即全滅を引き起こす。
前作の、地母の晩餐突破にリアルラックが絡む人修羅戦と同じく、サタン戦も毎ターンに全滅へと繋がる不確定要素がちりばめられた運が試される仕様なのである。

魔神転生

本作のラスボスで人間態は神父。正体はどの作品とも違い、FC版の初代『女神転生』の大魔王ルシファーを思わせる姿の、腹部にも顔がある4本足の魔王である。

魔神転生Ⅱ

『真Ⅱ』のサタン人間態が悪魔の翼を広げた姿。LAW-DARKルートでは共闘することになるのだが

デビルサバイバー2

最上位の堕天使として登場。アニメ版では峰津院大和の使役する最強の悪魔として登場。

女神異聞録ペルソナ

サタンの召喚。


封神具「こくはつしゃのにっき」を使うことで作成できる大天使が属するJUDGEMENTのLv79のペルソナ。
今作のみで見ることができる姿は、さながら脊椎に沿ってを打ち込まれた六肢の大蜥蜴。
顔面には人の髑髏のような仮面が釘とで固定されている。

関連タグ

女神転生 仲魔 ペルソナ 
隠しボス 多腕 大天使

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