概要
『真・女神転生シリーズ』における属性・ルートの1つ。
混沌とも呼ばれ、自由を重視する。
ここに属する悪魔は堕天使や魔王が多い。
「自由」を何より愛し、求める。
そのため秩序を強要するLAW勢力とは常に反発する。
また、唯一神により貶められた悪魔も多いため、そのことを恨んでいる者も多い。
物語は悪魔が人間を襲うシーンから始まるが、人間が憎くて攻撃してくるのはむしろ少数で、大抵は己の欲求に正直なだけである。
よく勘違いされるが「善行を行ってはいけない」「弱者を助けてはいけない」ということはない。
何をするのも己の欲求に従うのみで、誰かを助けて裏切られたら、それはそいつに力がなかったせいということになる。
CHAOSが支配した世界は完全な自由となる。
「何者にも束縛されない自由な世界」というと素晴らしいように聞こえるが、誰かを殺そうが、犯そうが、それを取り締まる組織も法もない世界。
そこには老いも若きもなく、力ある者のみが無限の自由を得、力なき者は奪われるのみ。
金も力の1つということで魔界の通貨「マッカ」を製造管理するのもCHAOS勢力だったりする。
CHAOSを信奉する「ガイア教」があるが、シリーズによっては組織を結成していなかったりする。
やはり自由を重んじるため組織運営は難しいようだ。
珍しい例としては、真NINEのような、蓋を開けてみたら意外な者によって運営されていたケースも。