概要
FCで発売された初代『女神転生』から登場する、大概みんな大好き夜魔サキュバスより1ランク下の一貫して種族“夜魔”の古参悪魔で、当初は仲魔にできないEVIL属性であった。
『女神転生』では山羊頭の“妖精”フォーモリアや“夜魔”メフィストフェレスの色違いの典型的な悪魔姿で登場。(インキュブス名義で「旧約」ではインキュバスに)
こちらを眠らせる「グッスリト(ドルミナール)」や魔封じ「エトナ(マカジャマ)」、衝撃系「サイコ(ザンマ)」の魔法を使ってくる。
金子一馬氏がデザイナーになった『真・女神転生』では、やはり山羊頭でマントを羽織った“堕天使”レオナルドの色違いで、HPを吸い取る「デスタッチ」や金縛りにする「シバブー」の他、今作ではヒロインのレベルを下げてしまうあくまのキス♂を持つ嫌な敵だが、会話や合体で仲魔にできる。
『真・女神転生if...』において、やっとメイン画像の姿の股間に♡柄のケースを付けた紫色の小悪魔という固有のグラフィックを与えられ、『真Ⅰ』のスキルの他に「ブフーラ」「ダークブレス」「ザンダイン」も加わり、多彩な攻撃手段を持つ悪魔になった。
『デビルサマナー』では『if...』のドット絵を元にディテールアップした公式イラストが描かれ、以降の作品にもこの姿が用いられている。
なお足首にはサキュバスのナットに対応するボルトを付けている。
『真・女神転生3』以降は3DCG化され、『真・女神転生IMAGINE』や『D×2真・女神転生リベレーション』『真・女神転生Ⅴ』『ソウルハッカーズ2』などでその姿で登場する。
ペルソナシリーズ
姿は『デビルサマナー』以降のもの。
『女神異聞録ペルソナ』では終盤のダンジョン「デヴァ・ユガ」に出現する、魔法吸収の防御属性を持つ種族”夜魔“のLV42の悪魔として登場。
『ペルソナ3』ではLV34、『ペルソナ4』ではLV29のアルカナ「悪魔」のペルソナとして作成可能で、『ペルソナ5』ではペルソナとしてだけではなく、最初に侵入することになる色欲の罪を象徴する者のパレスに出現するLV5のシャドウ「寝台の精鬼」としても登場している。