概要
元となったのはケルト神話でダーナ神族と対立した、山羊や牛馬の頭を持つといわれる魔族フォモール族(Fomoire)で、初出はファミコンで発売された『女神転生』においてこの表記で登場。
姿は翼こそないが山羊頭の典型的な悪魔そのものの姿である。
種族”妖精”の最上位で、ハマとサバトの魔法が使える悪魔である。
リメイク作の『旧約・女神転生』では、剣を持つ山羊頭の戦士の姿となった。
その後、しばらく出演作に恵まれなかったが、『真・女神転生Ⅲ』から種族”夜魔”としてトロールの3DCGをベースにした、頭部が野生の山羊のような姿にデザインされた。
『ストレンジジャーニー』や『真・女神転生Ⅳ』『D×2真・女神転生リベレーション』では、金子一馬氏による公式イラストが使用されている。
見た目がパワーファイターのようであるため、物理型のスキルと申し訳程度の魔法を持つ仲魔として序盤から中盤にかけて登場することが多い。
なお、シリーズによっては一族の王であるバロールやブレスが魔王として登場し、共演する場合もある。