概要
元ネタはギリシャ神話に登場する、天才的な織物の技術を持っていたためにアテナ神と勝負し、最後には不敬であると蜘蛛に変えられてしまった少女アラクネである。
真シリーズ以降ではマリンカリン(魅了魔法)やドルミナー(睡眠魔法)を持つ中堅どころの悪魔というポジションである。
FC版および『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』、そしてその移植作である『旧約・女神転生』ではボブカットの女の顔を持つ蜘蛛そのものの姿で、EVIL種族故に仲魔にですることができなかった。
『真・女神転生』においては手脚が蜘蛛の女の姿となり、ヒロインの精神に蜘蛛の巣を張って取り憑いているボス悪魔(姿は「妖獣都市」の蜘蛛女・能力は原口清志の漫画「ヘルマドンナ」に登場するもののオマージュ)として登場した。
『真・女神転生Ⅱ』ではポーズが変わり、『ストレンジジャーニー』や『真・女神転生IMAGINE』でもこの姿であった(胴体は人間なので、手脚は全部で4本である)。
『アバドン王』では、一般的な蜘蛛女のイメージに近い、胴体から先が蜘蛛のデザインで(本物の蜘蛛と同様、手脚は全部で8本)、呪殺魔法を得意とする外法属アルケニーとして登場した。
『真・女神転生デビルチルドレン』では6本の腕を持つ女の子(脚と合わせて8本)のデビルで、原典に倣い織物をしている。
ペルソナシリーズでは一作目の『女神異聞録ペルソナ』に、『真』の姿で四つん這いの重力魔法グライを得意とする悪魔として登場。
なおパラスアテナをペルソナとして降魔していると、神話でのいざこざからケンカ腰のペルソナトークが発生する。