概要
『ウルトラマンギンガS』におけるもう一人の主人公であるショウが変身するウルトラマンビクトリー。その最大の特徴であるウルトランスの1つであり、手持ち武器として扱うのがこのシェパードンセイバーである。
ビクトリーの相棒とも呼ばれる聖獣シェパードンの上半身を模した形状で背部のビクトリウムを模した刃は七色に輝く。
敵をVの形に切り裂く必殺技シェパードンセイバーフラッシュが使用可能になる。
初登場時以降の敵の体に直接Vの字を切り刻むパターンと最終回や劇場版でのVの字の斬撃を飛ばす(その際、シェパードンの顔の幻影が移る演出が入る)パターンがある。
「ウルトラマンフュージョンファイト!」ではシェパードンセイバーフラッシュとウルトラマンギンガのギンガセイバー(無印版仕様)を組み合わせたキズナ必殺技「ダブルセイバーアタック」が実装された。
活躍
『ギンガS』第10話にてシェパードンは今迄の活躍が災いし弱り果てており、ガッツ星人ボルストがライブするベロクロンのミサイル攻撃からビクトリーを守った事で遂に息絶えて消滅してしまう。
だがシェパードンの魂はクリスタルスパークドールズとなってショウの手元に残り、それをリードする事で、ビクトリーの新たな力として誕生した。
その力を用い、ウルトラマンギンガストリウムの協力も得て、シェパードンセイバーフラッシュでベロクロンとドラゴリーを打ち破った。
その後も度々登場し、大きな戦力となってビクトリーの戦いを支えており、「絆の聖剣」の名に相応しい活躍を見せている。
映画『決戦!ウルトラ10勇士!!』ではウルトラマンギンガビクトリーの姿で使用し、『ウルトラファイトビクトリー』では、ウルトラマンビクトリーナイトの姿でナイトティンバーとの二刀流を披露、強敵ジュダ・スペクターを見事撃破してみせた。
ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突では、魔剣ベリアロクを振るうアーリーベリアルとの戦いでは、仲間との証であるシェパードンとベリアロクをただの武器として扱うベリアルとの対比として初手からウルトランスして切り結んている。
余談
モチーフはシェパードンの背中のクリスタルで、ウルトランスの当初の構想であった怪獣型の武器をシェパードンモチーフの武器として採用したものとなった。
関連タグ
主役ウルトラマンの専用武器
ギンガスパークランス→シェパードンセイバー→オーブカリバー