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シルバーチャリオッツ

しるばーちゃりおっつ

シルバーチャリオッツとは「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するスタンドの名前である。
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俺が判決を言うぜ!


「死刑」!

概要編集

【破壊力:C/スピード:A/射程距離:C/持続力:B/精密動作性:B/成長性:C】


本体はジャン=ピエール・ポルナレフ

タロットカードにおける「戦車」の暗示を持つスタンド。

漢字表記は「銀の戦車」。単に「チャリオッツ」と呼ばれることも多い。

ネットでは「銀チャリ」とも呼ばれる。


銀色甲冑を纏った細身の騎士のような姿で、右手にレイピアを一本携えている。(OVAでは鎧の一部が金色、アニメでは甲冑の下に金色の部分がある)

その剣捌きは凄まじく、放り投げた5枚のコインを一突きで全て貫いたり、空と空の間に溝を作って炎を打ち返したり、飛んでくる銃弾を切り落としたりもできる。目にも留まらぬ早さで繰り出される剣戟による制圧能力は高い。

制御力も高く、ポルナレフが本編第3部の3年前の出来事を語る際、スタンドを誰にも見せなかったと口にしている他、下記のスタンド使いにより幼年期に戻った際も、悪意なくポルナレフの面倒を見ようとした女性に対し、スタンド暴走などで危害を加えずに、スタンド悪用者のみを狙う・車椅子生活を送ることとなった後も、レクイエム化状態になるまで迷走せずに立ち回るなどの描写を見せている。


スピードはスタープラチナに引けを取らないほどに素早く、さらに防御甲冑を脱ぎ捨てれば更に速度が増し、銃弾を叩き落すこともできる。そのスピードは目にも止まらぬどころか分身しているように見えるほど(曰く「感覚に訴える残像」)。「本来のスピードをお見せしよう!」


さらに取って置きの切り札として、レイピアの剣針を射出することが可能。ただし飛ばすと攻撃手段がなくなるため、一撃で仕留められなかったときは、逆に事態を悪化させてしまう諸刃の剣。使うのは本当にピンチの時だけ(一応、チャリオッツを引っ込めれば復活する)。


反面、射程距離は1m数十cmと極端に短く、パワー(腕力)も本体であるポルナレフ自身を持ち上げる程度とそこまで強くない。片腕では本体を引きずって移動することすら難儀する。

が、のちに射程距離に関しては、3部終盤のヴァニラ戦でアヴドゥルを殺された怒りにより成長し、描写的に10m前後はあろうかという程の近距離パワー型としては破格の長射程を獲得するに至っている。実際にはそれに加えて剣のリーチも加わるため、恐らく近距離パワー型の中では最長の部類だろう。切れ味も上がったのか周囲の壁や柱を破壊して回っていた。


また視覚は本体に依存しており、ポルナレフが目で捉えられるものは炎だろうが光速移動中のハングドマンだろうが殆ど切り伏せられる。ただしこれが欠点でもあり、本体が視界の悪いところにいたりすると一転して不利となってしまう。実際、エボニーデビル戦ではベッドの下に拘束されてしまい、他のメンバーなら切り抜けられる戦況でありながら大いに苦戦した。


尚、ポルナレフは生まれつきのスタンド使いである為、アレッシーのスタンド能力で子供の姿にされた時にも出すことができた。ただし後述したようにこれほどの力を得たのは長年の修行の成果であったため著しくパワーダウンし、本体とともにスタンドも子供のように小さくなってしまった。武器であるレイピアは銃弾を弾いただけで折れ曲がり、切れ味に至っては鉄格子を切り裂けないほどに鈍る。自慢のスピードは見る影もない。

ただ、精密動作性はこの頃から高かったらしく、至近距離とはいえスタンド悪用者の顔面を正確に攻撃したばかりか、連撃までお見舞いしている。(透明の赤ちゃんなど、幼年期は能力を持て余し気味な人物が多めの今作では、割と珍しいケースである。)

余談としてこの状態でもまだ声を出すことができ、僅かながら自我や感情のようなものが見受けられる。


初登場時は「魔術師の赤」を相手に自慢の剣捌きで炎を打ち返すなどして優勢に進めていたが、一枚上手だったアヴドゥルの策を前に敗れる。しかし以降は頼もしい味方となってJ・ガイルヴァニラ・アイスなど、数々の強敵を撃破した。


第5部で再登場した時は、本体のポルナレフがディアボロに敗北して傷ついた体になっていた為、それに伴ったボロボロの姿になっていた(本体に両足と右腕の一部がないため、右手と両足が剣のように細くなっている)。しかし、鋭い剣捌きは衰えていなかった。


テレビアニメ版でのスタンドを召喚する際の演出は、剣で斬った様な斬撃のエフェクトから姿を現すものになっている。


能力編集

上述したように殆どが自慢の剣捌きとスピードのみで戦った正統派のスタンドであり、アニメでも「能力・素早く正確無比な剣」と紹介された。

それゆえ、成長前のスタープラチナと同様、「チャリオッツの特殊能力って何?」という疑問を抱く人も多いが・・メタ的なことを言えば3部はスタンド自体の設定がまだ手探り状態であったので、「白兵戦能力が優れている分、特殊能力がない」というのが恐らく正解。設定が固まっていない段階のスタンドだった故の弊害と考えるべきだろう。


強いて言えばスタンドが「武装している」こと自体が特殊であるというのが一番有力。


他の意見としては「鋭い剣」「甲冑」の2つが挙げられる。

「鋭い剣」については、「ポルナレフが見えているものは炎だろうが光だろうが切れるんだから、普通の剣とは違うんじゃあないのか?」というもの。しかし、幼少時代はそれ程切れ味が売りではない。

「甲冑」については、「物理・特殊関係なく攻撃を防げ、さらに甲冑へのダメージは本体にフィードバックしない。脱ぎ捨てるとスピードがアップするのは、そこに充てていたエネルギーを素早さへまわすことが出来るからじゃあないのか?」というもの。

ただしハーミットパープルの波紋伝達や多少千切れても本体にダメージが無い事を特殊能力に分類するか否かと同様にあくまでスタンド像自体の基本性能でしかないという考えもできる。


ネタ的にはポルナレフのあまりにもおかしい回復能力や生命力(ヴァニラ・アイス戦やディアボロ戦など)が、チャリオッツの能力由来のものである、などの意見もある。


なお、ポルナレフ自身の言によれば元々訳あって10年間の修行をしていたうえ、妹のシェリーを殺された後敵討ちのためにスタンド能力の訓練をしたらしく、チャリオッツのすさまじい剣さばきはその訓練の成果である。

そのため、訓練を積む以前の子供時代のチャリオッツにはろくな破壊力がなかった。

後天的に矢などで発現した他の多くのスタンドと違い、生まれついての超能力であるために元々はごく微弱な能力しかなく(射程が短い近距離タイプなのにパワーが弱いなど)、これといって特殊な能力も備わっていなかったのだ、というような考え方もできるかもしれない。


甲冑脱ぎ編集

上述の通り、シルバー・チャリオッツは甲冑を脱いだ状態でこそ最大のスピードを発揮できるスタンドである。

甲冑を身にまとったままの状態でさえスタープラチナといい勝負ができるほどに素早いのだから、防御力が低下するというデメリットがあるにせよ、基本的には脱いだ方が強いのではないか、と思えるのだが……。

なぜか、実際に甲冑を脱いで戦ったのは最初のアヴドゥル戦と、後はホル・ホース戦でエンペラーの銃弾を斬り落とそうとした時くらいであった。

ジャッジメント戦やアヌビス神戦などの相手に押されている状況で、どうして甲冑を脱いでスピードを上げることで戦況を打開しようとしなかったのかは不明である(寧ろアニメ版では、ポルナレフを乗っ取ったアヌビス神の方が逆にこの能力を活用しようとしていたが…)


関連イラスト編集

シルバー・チャリオッツの奇妙な一生ぽるちゃり


関連タグ編集

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 黄金の風

スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧

アヌビス二刀流ポルナレフアヌビス神に操られた時のもの。
























『銀の戦車』は『深紅の王』から『希望』を奪われんとし、静かなる『鎮魂曲』を奏でる

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