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タギツヒメ(刀使ノ巫女)

たぎつひめ

アニメ「刀使ノ巫女」の物語の発端となった大荒魂、及びその分御魂。
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「我は神ぞ」

胎動編でのタギツヒメ

1998年9月、相模湾での「相模湾岸大災厄」にて突如出現した大荒魂。事の発端は大量のノロを持ち帰ろうとしたアメリカの輸送船が事故を起こし大荒魂の出現を許してしまった人災で、それを知る者はほんの一部のみ。折神紫率いる特務隊の活躍により終結したが、それに特務隊は本来8人のはずが藤原美奈都柊篝の名は外され、紫及び伍箇伝の学長5名の名しか上がることはなかった。

実は美奈都と篝、紫が「鎮めの儀」を行って幽世に封じようとしたが、美奈都と篝が幽世に行ってしまい、絶望していた紫の心につけ込んで同化しようと取引を持ちかける。その言葉に紫は耳を貸してしまい、そのまま同化する道を選んだ。同化後は警視庁刀剣類管理局の局長としての地位を利用して全国のノロを集めさせて自身の強化や刀使への投与に利用していた。

衛藤可奈美や十条姫和らとの戦いで正体を現し、二天一流の構えで可奈美達を苦しめるも、わずかに残っていた紫自身の精神が反抗したことで劣勢に陥り、本体は幽世に、精神は論理矛盾により3体に分離して関東各地に逃げ延びた。これは後に「鎌倉特別危険廃棄物漏出問題」と呼称されるようになる。

分離した3柱とも宗像三女神の名前を持ち、いずれかが他の2柱を倒し取り込むことで本体の意思を得られるため互いに争うようになるのだが……。

波瀾編のタギツヒメ

CV:日高里菜

三女神


大荒魂本体が持つ思考の内、「人間への怒り」を原動力とする「禍神」が人型を成した存在。頭部には両耳を手で覆い隠しているような意匠の角らしきものがあり、前髪中央部は二振りの刃が重なったような形をしている。
その態度は高慢で、三女神の中でも最も人類に敵対的。鎌倉での闘いの後、高津雪那皐月夜見を従え、相楽結月にはノロから精製する新薬の研究を進めさせてきた。雪那からは次なる人類の支配者として熱烈に信奉されているが、彼女への扱いは邪険で、等身大着せ替え人形の如く少女趣味なドレスを着せられた際にもあっさり破り捨てた程。最終的には用済みになった彼女をなんのためらいもなく見捨てている。

ミント色
无题


数ヶ月の間は謎の刀使としてフード姿で各地に出現、二天一流の技でノロを強奪・収集し力を蓄えていた。
獅童真希もかつての贖罪からフードをまとって彼女を追っていたが、自身の行動を誰にも話そうとしなかったことから当初は彼女と同一視されていた。

タギツヒメ


その後、綾小路武芸学舎の刀使達にノロを投与して精神制御し、忠実な手足となる直属の近衛隊を編成。その戦力で防衛省に保護されていたタキリヒメを襲撃し、勝利・吸収する。そのまま圧倒的な強さで可奈美達を退け、宣戦布告した。
三女神間の争いで大きく優位に立ち、雪那による日本政府内部への根回しも済んだ事でメディアを通じて本格的に表舞台に出現。この会見では「自分は人類との共存を望んでいるが、折神紫が自分との対話を拒否したことで相模湾岸大災厄や鎌倉特別危険廃棄物漏出問題が起こった」と虚偽の声明を世間に流布。雪那の名乗る「刀剣類管理局維新派」の神輿役となって、紫とイチキシマヒメを世間的な「悪」に仕立て上げる。会見では人間に寄り添うタキリヒメの思考を吸収して融和を望むようになったかのような言動を取っていたが、わずかな間だがタキリヒメと心を通わせた可奈美からは「人を見ようとしていない」と見抜かれていた。

政局の変動から潜水艦を捨てて上陸して鹿島神宮に逃れた紫とイチキシマヒメを一度は追い詰めるも、結局は取り逃がして姫和との融合を許してしまう。物語終盤では「タケミカヅチの力を得た姫和に斬られて吸収される」→「姫和が可奈美との仕合に敗れた隙をついて脱出し、逆に姫和ごとイチキシマヒメを吸収」→「幽世の本体と接続を果たし、現世の消滅に着手するが、可奈美に斬られた傷口から姫和に脱出される」……と目まぐるしく戦局は変転。最期には幽世と現世の融合する境界面の、限りなく停止状態に近づいた時間の中、可奈美と姫和の突きを受けて討たれる。

しかし、その心の奥底に在ったのは人類への憎しみではなく「剣を振るい、刃を合わせることを通して根源的な孤独感を埋めたい」という「対話」を求める渇望であった。幽世に残る美奈都と篝が娘達を見送った後、鳥居の影に隠れていたが、美奈都から声をかけられ笑顔でその言葉に応じる。その表情はそれまで戦闘中に見せた凶悪な笑みではなく、穏やかなものであった。将来的にはタギツヒメももはや荒魂ではなくなり、益子家ねねのように人類と共存できるようになる未来が示唆されつつ物語は幕を閉じる。

その他

  • 彼女のセリフでは幽世の本体を「ヒルコミタマ」と呼んでいる。「ヒルコ」とは日本神話においてイザナギイザナミの間に最初に生まれた子が不具であったため捨てられた神の名。
  • 本編中では背後から斬られる・刺される場面が地味に多い。神である彼女が背中を任せられる、「対等の仲間」を持たない孤高の存在であった事と合わせて観ると感慨深い。

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