「僕だけがただこの世から消え去るなんて絶対に嫌だ!」
演:大野未来
概要
武器は刃を仕込んだトンファー型の魔導具。
ボクっ娘で女性や美しいものに惹かれる性格であり、劇中で出会った烈花に対してはアプローチするようなそぶりを見せていた。また、相方の阿伎とは同性愛的な関係である模様。
実は何らかの不治の病で余命幾ばくなく、闇の魔戒法師・翡刈を復活させて永遠の命を得る事を目論んでいる。
烈花を翡翠復活のための生け贄にしようとしたが、後一歩のところで邪美が烈花を救出した事で失敗に終わり、戦闘中に病の発作に襲われて阿伎共々追い詰められてしまう。
その時点で復活寸前の翡刈から「(生け贄にする)魔戒法師なら誰でもいい」と発破をかけられ、後が無くなった状況も相まって咄嗟に阿伎を殺害。
翡刈を復活させる事に成功したが、直後に阿伎共々翡刈の肉体に取り込まれる形で自身も生け贄にされる末路を辿ってしまった。
麻伎も阿伎も闇に堕ちた魔戒法師ではあるが、彼女達も人間である以上、絶望的な状況下に放り込まれたりすれば、他人を顧みずに「どんな手段を使ってでも助かりたい」という歪んだ希望を抱いてしまう事も無理からぬところがある。
そのような意味では、のちの『絶狼<ZERO> -BLACK BLOOD-』で登場したコミュニティの住人と同類と言える。
関連タグ
蛮美:麻伎と似たような末路を辿った女魔戒法師。
岩本ソラ:中の人が同じ特撮キャラ。病気が原因で主人公の敵となったという共通点を持つが、人物像が色々な意味で正反対。
フィーニス、ヨドンナ:ボクっ娘の特撮悪役。後者は牙狼シリーズの出演経験者が演じており、結末も麻伎と似たようなものだった。
結核の青年:難病が原因で黒幕に協力したキャラ繋がり。こちらは麻伎とは逆に主人公に救われている。