概要
CV:喜多村英梨
初出はEPISODE 6「パスティヤージュ英雄王伝説」。金髪碧眼で目に星マークが浮かんでいる。
かつてフロニャルドに召喚された勇者の1人であり、現在のパスティヤージュ公国の建国の祖となった英雄王である。
召喚した当時の姫は魔物との戦いの中で戦死し、その遺言によって彼女がパスティヤージュの新たな王として継ぐこととなった。つまりクーベルのご先祖様にあたるが、元が通常の人間の為リスの耳や尻尾はない。
英雄王の丘の石碑の中で長い眠りについていたが、魔王ヴァレリーの封印が解除されたことと、シンクとクーベルの感情がトリガーとなって眠りから目覚めた。
武器は拳銃と片手剣。剣は巨大なモーニングスターへと形態を変化できるが宝剣の一つかは不明。
一撃でヴァレリーをノックアウトした後再び彼と一緒に封印につこうとしたが、長い年月の為に封印システムが故障してしまった為しばらくパスティヤージュに滞在することになった。
その後も結局システムが直らなかったのか現在の生活が気にいったのかは不明だが、最終回でシンク達が帰還した後も変わらずヴァレリーと揃って滞在し続けている。
「~なのです」という口調で話し、性格は優しくおっとりとしてお淑やかな大人の女性。
しかし戦興行などのお祭り騒ぎにはテンションが上がってハシャいだりと子供っぽいところも。
一見華奢な女性で、現世代の勇者同様テクニカルタイプの戦士と思われるが、
アームレスリング会場ではゴドウィンがその姿を見て青ざめた。
ヴァレリーとのハッキリとした関係の表示が出ていないが、作中での二人の様子から見てほぼ間違いなく相思相愛であり、現在のリス耳と尻尾のあるパスティヤージュ王家も恐らくはヴァレリーが彼女の相手だからで間違いないと推測されている。
召喚される前の元々住んでいた世界は本編中でハッキリと表明はされなかったが、12話において地球を「懐かしい」と発言している。
また、目の星マークもヴァレリーがレベッカに渡した「魔神結晶」を使用した際、同じように目に浮かんでおり、彼女も同じように何かしら彼の力を常に使用している状態なのかもしれない。
その後発売されたBD3巻の特典にて、シンク達と同じ地球出身のフランス人であることが明かされた。召喚された当時は15歳で、髪型もおかっぱに近いショートヘアで目に星マークもない。
また、同特典内でヴァレリーが当時のパスティヤージュ領主の弟であることが判明した為、これれまで断絶したと思われた本来のパスティヤージュ王家の血もきちんとクーベルへと受け継がれていると思われる。
なおアデライ「ト」と書かれることがあるがエンドロールによるとアデライ「ド」が正しいようである。
英雄仮面
戦興行初日、ビスコッティ、ガレット、パスティヤージュの三国入り乱れての大規模な戦闘では、砲撃や空騎士に優れていながら決定打としての戦力に乏しいパスティヤージュが苦しい状況となっていた。
そして遂に本陣にまで敵勢が雪崩れ込んでくるほどの窮地となったその時、突如現れた謎の助っ人。
その顔は純白のマフラーと薄紅色の仮面によって素顔を隠されており、彼女が一体何者なのかは誰にもわからない…
そこ、何処が謎だよ とか言わない。文句があるならドヤ顔で仮面提供した魔王に言いましょう。
どうせ次の話の冒頭で自分からノリノリで取っちゃうんだし。
ちなみに彼女の参戦によって最下位だったパスティヤージュは一気に初日のトップにまでなるという驚異の大逆転を見せた。
直接の戦闘シーンは無かったものの、かつての勇者パーティのリーダー格としてヴァレリーやダルキアン卿たちと共に魔物とのガチバトルを制してきた彼女も言うまでもなく作中における最強クラスのキャラの一人であり、お祭り騒ぎということで遠慮無しに戦場を蹂躙し、後輩たちを相手に大暴れしたことは想像に難くないだろう。
そこ、大人げないとか言わない。
関連タグ
DOGDAYS パスティヤージュ公国 魔物(DOGDAYS)
クーベル・エッシェンバッハ・パスティヤージュ ヴァレリア・カルバドス
なお、別作品で英雄王と(自)称される金髪金ピカの方とは何の関係もない。
ペコリーヌ…髪飾りがよく似ている。