CV: 岡本美登
概要
生前は1655年(清教徒革命が行われていた17世紀半ば頃)のイギリス、ウェールズ地方のカーディフ村に住んでいた木こりで、本名はハーベイ・パウエル。アリッサが三番目に遭遇・戦った魔のモノの配下の一人。
幼少の頃から周囲に「顔が醜い」と言われ、虐待を受け続けていた。17歳の時に恋心を抱いていた宿屋の娘・エミリーに婚約を申し込むが、断られた上に罵倒されたため、激昂した彼は彼女を殺害してその死体を剥製にした。以降はおよそ2年間に亘って年端も行かない娘を誘拐して山小屋に監禁しては殺戮と剥製作りを繰り返していたが、ついに農民に捕らわれ処刑された。その後、魔のモノの配下として蘇った。
魔のモノの配下の中では幹部格。ルーダー狩りを任されたその実力は本物であり、多くのルーダーが彼の犠牲となった。
実態
···とここまで聞くと恐ろしい敵キャラだと思われるが、プレイヤーからはネタキャラとして扱われることが多い。
理由としてはその奇抜な見た目とデスクリムゾンのコンバット越前並みの異常に甲高い声(空耳ネタも豊富)をしている(例として「うっ!ぐあっ!」といううめき声が「宮城県!」や「ペヤング!」と聞こえる。)イロモノな印象と、とあるステージで彼の家(と思われる小屋)に行けるのだが、その小屋にアイテムの聖水やセーブポイントが置かれていて、さらには回避ポイントに隠れていても全く気づかれない。
あげくの果てにはアリッサが隠れている空いたドラム缶の中を調べようとしたときにドラム缶から漏れ出したオイルに気づかずそのまま炎に包まれ気絶するというツッコミ満載の行動が挙げられる。
また、イベントシーンではスタイリッシュな動きを見せているが、戦闘時では一切そんな動きはしない。
魔のモノの配下の中で唯一ボス戦が二回あり、一度目は倒せずに撤退する展開になる(所謂、負けイベント)。追跡・戦闘時は素早い動きから手斧で斬りつけてくる。戦闘時はそれに加えて最大にチャージした矢をも防ぐガードも使用するなど、攻防どちらも隙がない。
また、接近戦以外にフランキスカの如く斧を投げ飛ばしてくる(追尾性能有り)遠距離攻撃も持つ。投擲した斧は弧を描くような軌道パターンもある。
しかし、直線上に投げて来た斧を打ち返す事が出来れば、大きな隙が生まれる。その際、
\ソコダァ!!(カキン!) ヘギャグワクオァッ!?/
と情けない声を上げる。お前それでも幹部か。
二周目では手斧ではなく、何故か片手鎌に持ち替えている。これじゃ斧男じゃなくて鎌男だよ…。まあ、手持ち武器がアイデンティティとかけ離れていると言えば、他にどっこいどっこいな同僚二人が後に控えているが。
余談
彼の出身地であるカーディフは、ゲーム中では「緑豊かな山村」のように表現されているが、
現実におけるカーディフは現代ではウェールズ地方で最大の人口を誇り、斧男の生まれた当時の時代でも城下町として栄えていた大都市である。
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哀しき悪役・・・・確かに彼もそう言えるかもしれない。