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きらきら道中

きらきらどうちゅうぼくがだんさーになったわけ

1995年12月22日にコナミより発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。正式なタイトルは『がんばれゴエモン きらきら道中 僕がダンサーになった理由』。
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スーパーファミコンゲーム『がんばれゴエモン きらきら道中 僕がダンサーになった理由』のこと。

1995年12月22日発売。


ストーリー編集

物知りじいさんの98歳の誕生日を祝うため忍者屋敷を訪れたゴエモン達。そこに突如としてゴエモンインパクトが現れた。話を聞くと、彼は実はからくりメカの振りをしていた惑星インパクト出身の宇宙人で、故郷がセップク丸という悪人に侵略されているため星に帰らなければならないという。

仲間の危機を放ってはおけない、とゴエモン達はセップク丸打倒のため、インパクトと共に惑星インパクトへと向かった。


概要編集

第2作目『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』同様エリアマップ式を採用した横スクロールアクションとなっているが、最初からエリアを自由に選択できる方式となっており、ゲームの進行に一層の自由度が増した。

マップは5つの惑星エリアに分かれており、それぞれのエリアは体力の回復やアイテムの購入をする「町ステージ」、敵を倒しながらゴールを目指す「道中ステージ」、横スクロール画面でエリアのボスを目指す「拠点ステージ」が配置され、各エリア最後のボス戦ステージ「巨大からくりメカ戦闘ステージ」の流れで進行する。

5つ目の惑星エリアに進むためには、序盤から選択できる4つの惑星エリアを全てクリアする必要があり、それぞれの惑星エリアを担当するキャラクターが事前に割り当てられている。このため、キャラクターチェンジは全4エリアをクリアするまで行えない。


インパクト戦編集

シリーズおなじみの巨大ロボバトル。

しかし今回は直接のバトルではなく、ミニゲーム方式となっている。

また、タイトル画面の「遊技場」で自由に遊ぶことができ、最大4人までの多人数対戦が可能。


ちなみにボタン連打のシステムは二つのボタンを交互に連打するハイパーオリンピックと同じである。


バンジー真剣白刃取り

惑星クバーサにてゴエモンとイタカローが勝負するゲーム。

イタカローが操縦する巨大からくりメカ「ジャンキー」の繰り出すバンジージャンプ斬りを真剣白刃取りで受け止め、制限時間内に刀を折るゲーム。受け止めはタイミング、刀折りはボタン連打(コントローラーのAボタンとBボタンを交互に押すのを繰り返す)で行われる。

受け止めるタイミングとへし折るスピードでダメージが変動する。


対戦では刀を折るタイムが一番早かったプレイヤーの勝利となる。


ふすまのぞきクイズ合戦

惑星フォレスにてエビス丸とロクデーナシが勝負するゲーム。

徐々に閉まっていくふすまをボタン連打でくい止め、通過する物を当てる四択クイズ。正解するほど、ふすまの閉まるスピードが速くなる。


正解すればロクデーナシ搭乗の巨大カラクリメカ「モンタナQ」にダメージ、逆に不正解だとこちらがダメージを受ける。こちらは4回ダメージを受けたら敗北だが、モンタナQの方はHP方式になっており、ふすまの空き具合によってダメージ量が変わる。


対戦だとロボ要素はなく、正解で+1点、不正解で-1点、4点先取のポイント制。


からくりサバイバルレース

惑星スーイアにて行われるサスケとハッタリーノのレース対決。

ボタン連打で加速するインパクトによるレース。途中に障害物地帯が存在し、その障害物は指定された方向キーを押すことで解除される。

ボス戦では全3コースあり、ハッタリーノの巨大カラクリメカ「サムライナー」より速くゴールできればダメージを与えられ、すべて勝ち抜けばクリア。それぞれの体力は最大18で、プレイヤーは一回勝つことにより6ダメージを与えられる。プレイヤーは一回失敗するとサムライナーから10ダメージを受ける。1つのコースにチャンスは2回あり、クリアできないと負けとなる。ただし、1回目で失敗し2回目で成功した場合は、体力を全回復することができる。


対戦だと全員同時スタートの一本勝負。



超対戦ぱずるだま

惑星アクアンにてヤエちゃんとニャンコの対決するゲーム。

対戦ぱずるだまにロボバトル要素を加えたもので、通常の落ちもの系パズルゲームのフィールドの他に、ゴエモンインパクトとニャンコの巨大カラクリメカ「ミス・ミズゲイ」が対峙した画面が一緒に表示される。

こだまを使って連鎖消しをするとボスのメカにダメージ+敵フィールドに攻撃だまを送れる。それぞれの最大体力は20で、2回勝つか、ボスの体力を0にすればクリア。逆に2回負けるか、インパクトの体力がなくなると負けとなる。連鎖によって与えるダメージが異なる(最大4)。


ちなみに落下速度は遊技場版よりやや早い。


対戦だとロボ要素はなく、純粋なパズルゲーム。

また、遊技場の1人プレイでは、CPU4人との勝ち抜き対戦となり、4人倒すまでにかかったタイムが計測される。途中で負けてもコンティニュー可能だが、1回戦からのやり直しとなる。

エビス丸の勝利グラフィックは誰だお前!?となる事間違いなし。必見である。


惑星インパクトを救え!

本作のラストバトル。遊技場ではエンディング後に遊べるようになる。セップク丸が投げてくる衛星型爆弾を投げ返すゲーム。受け止めは方向↑キーを押すタイミング、投げ返し角度決定は方向↑キーを離すタイミング、投速はボタン連打で決まる。

キャッチのタイミングを外したり、投げとばす角度を間違えたり、パワー不足で衛星型爆弾を投げ返せないと失敗。2回失敗すると負けとなる。セップク丸の体力(最大20)をなくせばクリア。掴むタイミングや投速によってダメージ量が変わる(最大で4)。ただし攻撃を成功させるたびにセップク丸との距離が開いていく。


遊技場には一度エンディングを見た後に追加される。ボス戦と違い、投げ返した後にぶつかって破壊した惑星の数(同じ場合は衛星を飛ばした距離)が1番だったプレイヤーの勝利。


ゲームオーバー編集

がんばれゴエモンシリーズ初…どころかゲーム業界初のハイテンションすぎるゲームオーバーはきらきら道中を語る上では欠かせない。詳しくは鬼六(がんばれゴエモン)を参照していただきたいが、一度見ると忘れられない程のインパクトを持っていた。


キャラクター編集

ゴエモンエビス丸サスケヤエちゃん

おなじみ正義の義賊とその仲間たち。

共に戦ったゴエモンインパクトの正体を知り、彼の故郷を救うため宇宙に旅立つ。


物知りじいさんおみつ

今回は物知りじいさん98歳の誕生日パーティーにゴエモンインパクトの衝撃の正体を知る事になる(同行はしないが、おみつの偽物がストーリー内に登場する)。


ゴエモンインパクト

ゴエモンたちが搭乗する巨大ロボ。

実は自我を持つ宇宙人であったという衝撃の事実が判明する。


セップク丸

ゴエモンインパクトの故郷を襲撃した一味の首領格。複合スポーツ施設型宇宙戦艦「スポーツマン・シップ号」を乗っ取り、全宇宙を股にかけてありとあらゆるスポーツを極めた宇宙人。


辻斬り四人組

セップク丸の側近四人組。

インパクト戦でそれぞれと戦うことになる。


余談編集

SFCのゴエモンシリーズの第4作であるが、何故か「がんばれゴエモン4」ではない。未だに理由は不明だが日本では4という数字が「忌み数」だからではないかとされているが定かではない。

ちなみに「ネオ桃山幕府のおどり」が開発初期は「がんばれゴエモン5」を仮称にしていたりする。


関連タグ編集

がんばれゴエモン

タイムパイロット…隠し要素として、遊技場に「タイムパイロット95」が追加される。

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