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概要

CV:泰勇気

モデルHの適合者。風のロックマンを自称する。

完璧主義者かつ極度の潔癖症で、性格にムラがある他のロックマン達(なぜかテティスは例外)を見下している。ハルピュイアと同様にキザな性格なようで、作中で迷言を度々残している(後述)。

愚か者がいるから争いが絶えないのだという考えから、モデルVを使って自分が「愚か者」とみなした人間達を皆殺しにしようとしている。

薄緑色の短髪で、長い前髪で片目を隠しているが別にその片目に何かあるわけではない。(ロックオンした状態だと両目が出ている)

赤色の切れ長の目、耳飾りのようなものが特徴的。足元はハイヒール。

彼がボスを務める浮遊遺跡はその名の通り、浮遊する足場や移動する足場の他、吹き荒れる竜巻に乗って進んでいくステージである。ただし、向かい風が吹く事がある事に加え、透明化する敵やジャンプを無効化する敵など厄介なギミックが多いステージなので油断すれば即お陀仏となる。

戦闘では

風のロックマンを自称するだけあり、セイバーを使った素早い攻撃が得意。

主な攻撃としてはソニックブームを伴ったセイバーでの三段斬りや前方を地上や空中をダッシュしながら切り裂く「ダッシュ斬り」、降下しながら下方向を薙ぎ払う「ジャンプ斬り」の4つ。

2つの竜巻を放つ「プラズマサイクロン」は選んだ主人公によって特性が変わり、グレイの場合はVの字に放つ「プラズマサイクロンV」、アッシュの場合は左右に放つ「プラズマサイクロンH」となる。前者はモデルLのチャージ攻撃で消滅が可能で、後者はクロノフォスでの回避が可能。

EX技は電撃を放ちながら回転するビットを2つ召喚する「プラズマビット」。非常に躱しにくい初見殺し技である為、使用される前にクロノフォスの「タイムボム」で動きを止め、ZXの回転セイバーで一気に削っていくと良いだろう(モデルLのチャージ攻撃(グレイ版)も非常に有効ではあるが、チャージしている間にタイムボムの使用限界時間が迫ってくるという落とし穴がある)。

BGM

In the wind

浮遊遺跡のBGM。のちに「ロックマンXDIVE」でも浮遊遺跡が登場した事に伴い、アレンジもされた。

XDIVE版

ヘリオス語

修飾された名詞を文頭に持ってくる特徴的な話し方の事。厨二心を擽られる話し方だが、ゲームでは基本的にひらがな+カタカナで表記される為、どこか間抜k…ゲフンゲフン!残念なイケメン臭が漂っている。

ここでは作中で発した迷言の数々を紹介する。

一覧

  • 「おおいなる シツボウ…」

使い方:失望した時、イメージと全く異なった時

顔見せ時のセリフ。ロックマンモデルAの適合者である主人公たちを見下している事がはっきりとわかる。

  • 「カンゼンなる ハイボク…」

使い方:(自分か誰かが)屈服した時に

作中では恐怖に呑み込まれ、モデルVの贄となった違法ハンターを嘲る為に言い放った。

  • 「おろかなる まちがい…」

使い方:相手が誤った認識をしている時に

撤退する際、主人公に「逃げるのか」と聞かれた際に発した。

彼にとっては顔見せが済んだから帰還するだけの話であり、自分よりも格下の相手なんぞしてやるものかという意味合いがあったのだと思われる。

  • 「セイカクなるニンシキ…」

使い方:相手が正確な認識をしてくれた時に

モデルAに「オイラたちは眼中に無いってか」と言われて発したセリフ。

  • 「はてしなき 無知…」

使い方:相手の無知を指摘する際に

イレギュラー発生の原因がモデルVだと知って驚く主人公たちに対してのセリフ。

使用するともれなく意識高い系とかマウントしてくる系と見なされる。

  • 「のがれえぬ 運命…」

使い方:逃れられない宿命を悟った時に

主人公と対峙した際のセリフ。

  • 「おろかなる 問い…」

使い方:質問するほどでもない事を質問された時、察して欲しい時に

要は「愚問だな」をヘリオス語に置き換えた表現である。

モデルVを集める理由を主人公らに問われた際に返したセリフ。

  • 「はずべき ゴサン…!」

使い方:ミスをやらかした時、見くびっていた相手に負けた時に

主人公らに敗北した際のセリフ。プライドが高く、エリート意識があるだけに主人公らに負けるとは微塵も思っていなかったようだ。

  • 「ぐしゃに 死を!」

使い方:愚か者を黙らせたい時、敵を倒したい時に

戦闘開始時のセリフ。「愚者」が漢字ではなく、ひらがなで表記されている為、ギャグっぽく見えてしまう事から、迷言として挙がる事が多い。

  • 「かんぜんなる 勝利…」

使い方:勝利した時に

主人公が敗北した際のセリフ。完全勝利とは本来、「失点せずに勝利する事」や「圧倒的な力で勝利する事」を意味する。どれだけヘリオスがダメージを受けても、主人公たちを倒せればヘリオス的には「かんぜんなる勝利」という認識らしい。まあ、本人からすれば自分の方が格上という認識なので後者の意味には則っている事になる。

  • 「おろかなる せんたく…」

使い方:相手がミスをした際に

ウロボロスに突入してきた主人公たちを蔑む際のセリフ。

  • 「ささいなる 問題…」

使い方:問題に直面した際に

マスター・アルバートの真の目的を知ってもなお、「王」になろうとする野心の強さを物語るセリフ。

  • 「…美しきカクゴ…」

使い方:相手の覚悟や勇気を称賛する際に

自分の命と引き換えに仲間を助けようとするモデルZに対する称賛の言葉。

普段は不遜な態度を取る彼も、他者を称賛する事があるようだ。

以上、5ch ロックマンゼクスシリーズ攻略 @Wikiより引用。

余談

名前の由来はギリシャ神話の太陽神ヘリオス。恐らく四人のロックマンの中で一番属性を連想しにくい名前だと思われる。(まぁ、風⇨空⇨太陽⇨ヘリオスと連想できない事もないが。)

海外版での名称は恐らく上述の理由からかAeolus(風の神)。

担当声優の泰勇気氏は流星のロックマンに登場するブライも演じている。

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