CV:滝口順平
概要
妖魔帝国を統べる帝王で、1万2千年前にムートロンの力を欲してムー帝国に攻め込み、これを滅ぼした張本人。
物語開始時には地下神殿に鎮座する石像に封印されており、祭祀ベロスタンの呪文に呼応して化石獣を生み出していた。
何故か初期には「バオラ」と呼ばれていた。
第27話でライディーンに敗北を重ねムートロン奪取を果たせぬシャーキンに制裁を加えるが、シャーキンが最期の出撃を懇願した際には力を与えて出撃させている。
巨大化したシャーキンがライディーンに敗れ死亡した後、シャーキンが死の間際に捧げた祈りに応え、ついに石像の封印が解かれ巨大な上半身を現した。
シャーキンに替わる新たな指揮官として、ヒマラヤの奥深くより豪雷巨烈を、ゴビ砂漠より激怒巨烈を呼び出し、彼らの指揮する巨烈獣を競わせ、勝った方を打倒ライディーンに出撃させるようになった。
ちなみに、巨烈獣が雌雄を決する闘技場は、バラオ自身の下半身で、バラオ自身が戦いの審判を兼ねていた。
巨烈獣は化石獣以上にライディーンを苦しめたものの化石獣同様ライディーンに敗北を重ね、巨烈兄弟も相次いで戦死。
自らの分身である妖魔巨烈獣バラゴーンまで倒され、ついに自ら打倒ライディーン及びムートロン奪取に乗り出す。
手始めに大津波を引き起こし、ムトロポリス沿岸を壊滅させた。
ライディーンとの決戦では、ライディーンを遥かに凌ぐ巨体で攻撃を悉く跳ね返し、接近さえ許さずに圧倒。ゴッドバードすらものともせず、強烈な炎でライディーンを焼き尽くした・・・・かにみえた。
しかし、ひびき洸の母レムリアが命と引き換えにムー帝国の切り札ラ・ムーの星を使ってムートロンの力を開放し、ライディーンをバラオに匹敵する巨体へと変貌させた。
巨大化したライディーンのゴッドバードを受けたバラオは妖魔帝国の本拠地たる妖魔島から飛び立ち、巨大な心臓に無数の触手を生やした醜悪な下半身をついに現す。
ゴッドバードで突撃するライディーンを触手で拘束し、二対の大剣で叩き切ろうとするが、念動光線ゴッドアルファで触手を引きちぎられ、下半身を貫かれてしまう。
それでも怯まず二対の大剣を投げつけゴッドバードの両肩に突き立てるが、剣を突き立てられたまま突撃するゴッドバードで胴体を貫かれ、同時に自らの二対の剣に身体を切り裂かれ、ついに断末魔の叫びと共に大爆発して死亡した。
ゴッドバードでは
ライディーンの続編であるゴッドバードでは肉体こそ滅びたが魂は滅びていなかったことが判明。
シャーキンや大将軍ガルーダなどを復活させて再び地上支配へと動き出した。
ムー帝国にビクトリーチームが乗り込んでくると化石獣の軍団や奪い取った月のライディーンで攻撃を仕掛けた。
そして、復活したガルーダ達が敗北するとその魂を喰らい完全復活した。
憑依していた桜野マリを人質に取ることで苦戦させるものの最後はライディーンと月のライディーンが合体したエクリプス・ライディーンに敗北。今度こそ消滅した…
…かに思われたが
バラオの根たるワーバラオなる存在がいたことが発覚。
ベロスタンとワルキメデスを使い新たなるバラオを生み出すべく暗躍していた。
そして、この世界における人類最大の汚点が新たなるバラオへと覚醒した。