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グリッドマン・ドグマ

ぐりっどまんどぐま

くらげバンチで連載されているWebコミック。SSSS.GRIDMANの公式スピンオフ作品。
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探しにいこう、自分より可哀想な奴を。

作品データ

作者佐塚弾純/Pixivユーザーページ
連載開始日2021年4月13日
連載形態Webコミック
連載媒体くらげバンチ
原作SSSS.GRIDMAN
ジャンル変身ヒロイン/アクション/if
単行本1巻(以下続刊)


概要

作者は元TRIGGER制作進行を務めていた佐塚弾純(関連ツイート)。
原作は特撮版ではなく、アニメ版である「SSSS.GRIDMAN」となっており、更にifストーリーとなっている。
このことは第1話冒頭でも「作品世界の登場人物・団体等は原作の公式設定と同一ではありません。」と明言されている。
これまでのグリッドマンシリーズの作品とはまた違った作風となっており、戦う理由が「正義」ではなく「認めてほしい」「頼ってほしい」という「自己愛」が主軸となっている。
一見すると癖のある絵柄だがキャラクター個々の描写やストーリーの暗さから推すユーザーもいる。

単行本第1巻が発売されてからはその作風に惹かれたユーザーらからの購入報告のほか、SSSS.GRIDMAN・SSSS.DYNAZENONのヒロイック作画チーフの牟田口裕基からも『主人公「選ばれなかった男・ヴァイス」のキャラがとても好きです。』というツイートがされた。

あらすじ

平和を脅かす怪獣に立ち向かうヒーローハイパーエージェント
新世紀中学生の1人であるヴァイスは仲間たちと同じ力を持っていながらも経験の浅さ故に元の世界で「何か」に備え待機していた。
彼らから任務達成のメッセージを受け取ったヴァイスは酷くやつれ、自分が必要とされない同じ日常を繰り返すことに焦ってすらもいた。

ヴァイスのいる世界ではハイパーエージェントの存在が公にされている
1993年の侵略の事件も大々的に報道され、今回の事件も周囲が知ることとなる。
この世界で知り合った友人に呑みに誘われた際に「もっと危機的状況だったら僕が出てたかも」と嘘をついてしまう。
仕方がないとはいえ、自分だけが呼ばれなかった現実に対し、ヴァイスは夜の公園で涙と嗚咽を巻き散らした。

そして、ヴァイスは公園の水飲み場で頭から悪魔のような角を生やした少女・クロエと出会う。
可哀想な奴に優しくするのが趣味」というクロエ。その考えに共感できないヴァイスは「可哀想な人を探しに行く」ことを認めると別の誰かが可哀想になるのを願ってしまうのではないかと呟いた。
だが、それと同時に「また怪獣が現れてほしいと願ってしまう」「他の仲間たちと一緒に活躍して称賛されたい」と強烈な思いを吐露する。
クロエはヴァイスの手を取り、自分と一緒に来ることを促した。

私のこの手は【仲間】だとか【絆】だとかそんな生易しい繋がりじゃねぇ
じゃあ……なんだ?
【合体】だ!

これは1人のハイパーエージェントと1人のグリッドマンが織りなす「自己愛」の物語。

登場人物

ヴァイス
探そう。困ってる人!可哀想な人!悪い怪獣を!
第1話から登場。本作の主人公男性
荻窪にある2階建てアパートに住んでいる。
ハイパーエージェントであり、新世紀中学生の一員でもある。
スーツを着て、外に出てブラブラしては夜に帰ってくるという日を繰り返してばかりいる。
一見すると爽やかそうな見た目だがその実は強烈なまでの承認欲求自己顕示欲を持ち合わせており、瓦礫に埋もれた人々を助け出した後に酸素マスクを取り付けられて搬送される市民に対して「自分が助けたと言うように」とまで言うほど。
クロエに誘われたことで「自分より可哀想な奴を助けに行く」ために行動を共にすることになる。
目の前に困っている人がいたら助けるのがヒーロー」という信条を掲げてはいるが前述通り極端な方向に偏っている。
クロエとは初めて会った時に互いに名乗っていなかったので第3話にしてお互いの名前を知った時に「こいつ、そんな名前だったのか…」と驚きあった。

クロエ
ずぶ濡れの犬みてーな顔が見れて、私は嬉しいぜ
第1話から登場。本作のヒロイン色黒の肌の女性
夜の公園で身体と頭を洗っていたところでヴァイスと出会い、彼を「可哀想な奴探し」に同行させる。
やや男っぽい言葉遣いが特徴的。
頭部から悪魔にも似た巻き角を生やしている。身長はヴァイスより頭1個分低い。
異形のグリッドマン「グリッドマン・ドグマ」へと変身する。

マリ
あなたたち、まさか異変に気づいたの?
第2話から登場。女性。高校3年生。
別のコンピューターワールドに造られた荻窪にいる女性のハイパーエージェント。
学校では佐々木麻莉という偽名を使っている。
高層マンションに住んでおり、クラスメイトの猫田が食事の世話をしている。
部活は女子バレー部に所属。部員たちとの付き合いも良好。
ヴァイスがマリのデータを調べたところ、初任務に向かう途中に何かあったことが判明している。
第3話で明かされたステータスはSTR(力)が一番高く、DEX(器用さ)が2番目、Con(耐久力)以下は極端に低くなっている。
ヴァイスを「おじさん」と呼び捨てる。

猫田(ねこた)
今では一緒に怪獣を探しています
第3話から登場。男性。高校3年生。細目
マリが通う学校のクラスメイト。転校初日から色々とやらかしたマリに興味を持っている。
マンションの屋上で怪獣に襲われかけたところをマリに助けられた。
彼女がハイパーエージェントであることは知っており、助けられた恩から食事を作って世話している(曰く「佐々木さん生活能力皆無」)。

サムライ・キャリバー/マックス/ヴィット/ボラー
SSSS.GRIDMANに登場した新世紀中学生の面々。
ヴァイスとは同僚であり、「事件」を解決した際にはメッセージアプリで連絡してきた。
ヴァイス曰く「気のいい奴ら」とのこと。

グリッドマン

グリッドマン
第4話時点では直接登場していないが「事件」解決後にヴァイスが立ち寄った食堂のテレビで「ハイパーエージェント帰還」のニュースにて姿が映っていた。姿は特撮版。
第1話冒頭でパワードゼノンが怪獣と戦う描写があったため、別行動をとっていたものと思われる。

グリッドマン・ドグマ
クロエが変身するグリッドマン。
グリッドマンにあるはずのアクセプターは第2話時点では見当たらない。
基本的に変身してからはすぐにアシストウェポンと合体するため、ドグマ単体での戦闘力は不明。

グリッドマン・ドグマの合体形態

寂寞合体超人トーチャリング・グリッドマン
グリッドマン・ドグマが分離したヴァイス・トーチャーと合体した姿。
腕アーマーとなったバイクの前輪・後輪を回転させることで次元の壁すらも粉砕する力を持つ。
トーチャー」は拷問責め苦を意味し、「トーチャリング」は直訳すれば「拷問の輪」となる。
寂寞(せきばく)」は「ものさびしく静まっていること」を意味する。

惜別合体超人マリシャス・グリッドマン
グリッドマン・ドグマが分離したマリシャス・ウィングと合体した姿。
鈎爪の付いた下半身パーツを頭に、翼を腰に装着することでスカートを履いたツインテールの少女を思わせる姿となる。
ワイヤークローのほか、展開した翼から数多のレーザーを放出する。
惜別(せきべつ)」は「別れを惜しむこと」を意味する。

アシストウェポン

ヴァイス・トーチャー(万力の拷問)
ヴァイスの変身した姿。
棘の付いたタイヤを持つ巨大なバイクへと変身する。
ドリルタンクやジェット機のアシストウェポンはあるがバイク型はこの作品が初。

マリシャス・ウィング(悪意ある翼)
マリの変身した姿。
鋭い鈎爪を持った巨大な鳥のような姿を模しており、数十発にも及ぶ大量のミサイルを撃つことが可能。
鈎爪にはワイヤーが仕込まれており、射出し、貫いたり掴んだりすることで自分より巨大な怪獣すらも引っ張り出すことができる。


怪獣

ペガサス(仮)
第2話に登場。荻窪(ループ)の怪獣。正式名称は第3話時点では不明。
これまでに登場した怪獣達と違い、ペガサスを模したぬいぐるみのような怪獣でふわふわと空を飛んでいる。

星(仮)
第3話に登場。ペガサスの周りに浮かぶハートや星などのファンシーな飾り物型の怪獣。
これは山羊がペガサスと共に生み出した怪獣の1体である。
真ん中に不気味な目を持った姿で目からビームを放つ。
中身はのようなものが詰め込まれている。

山羊(仮)
第4話に登場。荻窪(ループ)の怪獣。正式名称は第4話時点では不明。
ヂリバーのように両手からペガサスや星を大量に吊り下げており、その姿はまるでベッドメリーにも見える。
上空にある基盤の裏に潜んでいたがマリシャス・グリッドマンによって引きずり出された。

舞台

荻窪
ヴァイスや新世紀中学生らが住んでいる世界。
この世界ではハイパーエージェントの活動が大々的に報道されるため、彼はそれを「最低な点」と評している。
コンピューターワールドであるため、住人はコンポイド(あるいはレプリコンポイド)であると思われる。

荻窪(ループ)
クロエと共に最初に辿り着いたもう1つの荻窪。こちらもコンピューターワールド。
誰かが何かの目的のために作った」世界でヴァイスの家もあるが「設定」されていないためか自宅の鍵が合わなかった。
怪獣騒動の後に中野から荻窪に戻ることになったが、中野→高円寺→阿佐ヶ谷→荻窪→中野とループしているようで…
ヴァイス、クロエ、マリ以外は全ての状況が「三年次の新学期」にまでリセットされる世界となっている。

関連リンク

グリッドマン・ドグマ 作品ページ

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