声:羽多野渉
伊賀鍔隠れ衆が一人。
薬師寺天膳の子飼いの従僕。
吐息によるかまいたちの技を持つ。
朧を姫様と呼び忠順に仕える。
また、自身は朱絹から想われていた。
せがわまさきのラフ画には童貞と書かれていた。
戦闘力
手に持った二つの鎌を主な武器とし、これによる接近戦やブーメランのような飛び道具にもする。
しかし、彼の最大の武器は己の強烈無比な吸気を自在に操る「吸息旋風鎌鼬の術」であり、息の一吸いで狙った場所に極小の真空空間を作り出し、そこを中心にあらゆるものを吸い込んで破壊・圧縮してしまうカマイタチの如き空気の渦を発生させる。
カマイタチは破壊力が非常に高く、まともに受ければまず致命傷は避けられない。
ただし、発動には大きく息を吸い込む必要があり、「ひゅるるる」という口笛のような音が鳴るので見切られやすく、強敵との戦闘では鎌投げをカマイタチを確実に当てるための布石に利用することが多い。
後に、甲賀弦之介から奇襲的に受けてしまった「瞳術」の影響により自身の顔にカマイタチを当ててしまい、失明してしまう。
その後しばらくは戦えるような状態ではなかったが、修行と葛藤の末に視覚以外の感覚で敵の位置を掴み普通に戦えるようになっている。
また、そのために返って伊賀鍔隠れ衆の中では朧と共に「瞳術」が通用しない一人となった。
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