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甲賀弦之介

こうがげんのすけ

山田風太郎の小説「甲賀忍法帖」およびそれを原作とする漫画作品「バジリスク」に登場する人物。
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概要編集

CV:鳥海浩輔


彼に殺意を帯びて襲いかかった者を自滅させる「瞳術」の使い手。

漫画版のタイトル「バジリスク」は視線に毒を持つ空想上の蛇の名前であり、彼の忍法がタイトルの由来である。


甲賀弾正の孫。

伊賀のとは恋人同士であり、甲賀と伊賀が手を取り合う未来を夢見ている。


性格編集

伊賀と甲賀の和平に関しては好意的に受け入れており、基本的には争いを好まない温厚な性格。

しかし、いざとなれば無慈悲に敵を葬り去ることも厭わない冷徹さや苛烈さを持ち合わせており、感覚が一般人とほぼ変わらない朧とは対照的に、戦のいろはを心得ていて統率力も高い。掟を破る仲間に対しては容赦なく鉄拳制裁をする。

そのためか、部下の甲賀卍谷衆の面々からは単に次期当主であるからというだけでなく、個人的にも信頼の置ける主として揺るぎない忠誠を集めている。


能力編集

当初、忍者としての能力は秘されており伊賀側には彼を侮る者も多かったが、唯一、古株である薬師寺天膳のみは何かを察していたらしく、逸る仲間達に「無闇に手を出してはならない」と幾度も戒めていた。


そして物語中盤、ついに披露された彼の忍法「瞳術」(「猫眼縛り」とも)は、天膳が危惧していた通りの恐ろしい物であった。

その効果は「敵意をもって弦之介の目を見たものは、己自身や仲間を攻撃して自滅する」という強烈な催眠術の一種である。

しかも効果の発動は目が合った瞬間であるうえ、彼と相対するとその目に吸い込まれるように視線を逸らせなくなる(目をつぶって避ける事さえできない)という、回避も防御も不可能な凶悪な効果である。

ただ睨みつけるだけで無数の敵を一瞬にして葬ってしまうそのさまは、さながら「視線で相手を石化させる蛇の魔物バジリスク」であり、前記した通り漫画版タイトルの由来ともなっている。

そのため、伊賀側からも最も警戒すべき卍谷衆の最高戦力として恐れられることとなる


この術は、同じ甲賀忍者の室賀豹馬から伝授されたものであり、豹馬は「盲目の忍者」「瞳術が使えるのも夜のみ」と色々制約のある身だが、弦之介は何の制約もなく自由に行使できる、と師を遥かに超えている。


二人の関係性については、原作小説においては「瞳術の師弟」という以上の設定はなかったが、漫画版において「母方の叔父と、甥」という血縁者設定が追加された。

これにより、これほどまでに凶悪な術を、作中の甲賀忍者でもこの二人しか使えない理由が補強されている。



関連イラスト編集

甲賀弦之介【バジリスク】弦之介様

めぢから繋がりで


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バジリスク〜甲賀忍法帖〜 甲賀卍谷衆 弦朧

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