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概要

長毒針の使い手、「甲賀卍谷衆」甲賀忍者の総帥で、甲賀弦之介の祖父。

伊賀忍者の頭領お幻とかつて恋仲にあったが、因縁の相手である里「伊賀鍔隠れ衆」であった彼女とは引き裂かれる運命にあった為、お互いそれ以上望んではいなかった。

若き頃

両家の縁組が進めばその因縁もなくなると思っていた。

2人で里から離れたところで会っていた時、伊賀の方向から炎が上がっている事に驚き見に行くと、里が何者かに侵略された後であった。

織田信長がやったことだと思っていたのだが、結局は甲賀側が弾正には知らせず仕組んだだけであった。

その事をお幻は勘違いをしてしまい、恋より里をとり結局結ばれる事は無かった。

全てを知った初代半蔵により不戦の約条ができ争いはなくなるが…。

その後

孫達が自分達のあの頃のように恋に落ちていた時、不戦の約条が解かれ再び争う事となる。

自身の不意打ちによりお幻を倒したかのように思ったが、お幻が飼いならしていた鷹に油断し自らも仕留められることとなり、倒れた。

若き頃を思い出し、重なり寄り添うように2人で川に流され幸せそうな表情のまま死んでいった。

戦闘

全身や体内に隠し持った無数の長毒針を駆使して戦う。

口から噴き出したり投げ付けたりなどして遠くの相手に突き刺したり、直接手に持って突き刺すなど、弾正の技量も相俟って万能の暗器と化している。

その貫通力もかなりのもので、鎧武者の重厚な兜をも容易く貫いて死に至らしめる。

若い頃は剣術にも達者だったようで、複数人の鎧武者をあっという間に斬り伏せてみせた。

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甲賀弾正
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