屍騎軍王ゾルデ
しきぐんおうぞるで
魔王ウルノーガとホメロスが崩壊させたロトゼタシアにおいて、配下のゾンビ兵団と共にデルカダール地方を担当し常闇に閉ざした。
本人なりの独特の美学を持っているようで、闇を愛し光を嫌う者と名乗る。ちなみに右目にはパープルオーブを嵌めている。
ホメロス以外で初めて主人公が直接対決する六軍王で、ホメロスが城から撤退したのち後を任される形で姿を現す。
主人公とグレイグに撃破された後はパープルオーブを遺して消滅し、やっとデルカダール地方に朝と昼が戻った。
主人公とグレイグ(この時はNPC)のコンビで戦う事になる。
単体でもそれなりに強いがゾルデの恐るべき部分はパープルオーブの力で連携可能な分身を生み出す「パープルシャドウ」という技。単純に手数が増える上にゾルデとゾルデの影による合体攻撃はかなりの痛手となる。
この戦闘ではグレイグは防御や回復もしてくれるのだが1ターンに1回行動なので攻撃の手数が減る場合が多い。
主人公には片手剣スキルを上げているなら「ゾンビキラー」または「ゾンビバスター」(ゾルデの系統であるゾンビ系に対する特効がついている)を、両手剣スキルを上げているなら最後の砦で買える「斬夜の太刀」(ゾルデの弱点である光属性がついている)を装備させ、常にHPに気を付けながら慎重に戦う戦法が有効。
後にパープルシャドウは主君のウルノーガも使用することになる。
漫画版クロスブレイド
5巻に登場。超越大魔王ロムドラドから強力な妖刀を授かり、引き換えに主人公ユウキの首を狙う。
当初は互角に渡り合っていたが妖刀の一撃によってユウキの覇者の剣を弾き飛ばし優位に立つ。
しかし超越魔王ダムドがユウキに授けた絆の剣と盾の力によって逆転され、一閃によって妖刀ごと粉砕された。
「大魔王から武器を授かり主人公の命を狙う」という点は、原作に登場するヒュンケルを意識したと思われる。
『ドラゴンクエストⅪS』にてゾルデを演じた若本規夫氏は、過去に『CDシアター ドラゴンクエストⅠ』で「かげのきし」を演じていた。
ゾルデを担当したのも「影」「骸骨の剣士」繋がりだろうか。
後に『ドラゴンクエストライバルズエース』ではダークドレアムを演じている。