概要
国際マフィア・ブラックドラゴンの元幹部で、カノウの悪友。
二本のフックソード(鈎)を使った剣術と、人並外れたスピードを活かした戦法を使う。
また、丸ノコや毒ガスを放つ技も持っている。
アウトワールドの侵略に巻き込まれた際に重症を負った経歴を持ち、生命維持装置なしでは生きられない身体となってしまった。
彼の命を繋ぎ止める無機質なマスクの下には、見るも恐ろしい素顔が隠されている。
キャラ性能
遠・中・近距離全ての間合いを補った必殺技を持つ。
特に拘束と立ち位置交代を兼ねた突進技が彼の最大の強みであり、直撃した相手をコマのように回し、短時間だけ操作不能に陥らせる。
登場作品
モータルコンバット3
本作より初登場。
モータルコンバットショウリンモンク
ストーリーに関係しないゲスト出演。
その時はまだ重傷を負っておらず、渋めの顔を拝むことができる。
モータルコンバットデッドリーアライアンス
ブラックドラゴンのライバルにあたる国際マフィア・レッドドラゴンの構成員であるマバドに殺害された上に、得物を奪われてしまった。
その後ハヴィックに蘇生されたのだが、この作品から悪の道にひた走ってしまう。
モータルコンバットアルマゲドン
オープニングで高速移動を披露、ストライカーに攻撃するも投げ落とされてしまう。
エンディングによってはマバドに復讐を果たし、ハラキリを命じるものとなっている。
モータルコンバット9
歴史が遡ったことにより、悪堕ちする前に戻される。
ブラックドラゴンから足を洗った事には変わりないが、暴徒鎮圧部隊としてストライカーと共に戦っている事が明らかとなる。
しかしアウトワールド軍との交戦の最中、キンタローの火炎攻撃で大火傷を負ってしまい戦線離脱、その後カノウに回収され治療を受けた。
高速移動の能力を獲得できたのは、魔界で受けた改造手術によるものらしい。
よく見るとツインテールが確認できる。 可愛い?
モータルコンバットX
前作でシンデルに仲間共々殺されてしまった上、クァン・チーにレヴェナントとして復活・使役される。
モータルコンバット11
プレイアブルキャラとして登場。
トレイラームービーでは高速移動をフルに活かした戦い方が目立つ。
後述するFATALITYは多くのモータリアンに多大なインパクトを与えたことだろう。
シリーズ初ツインテールが無くなり、丁髷(ちょんまげ)になってたり某ゴッホやピカソより普通にラッセンが好きな芸人のような髪型になっている。
なお、過去のブラックドラゴン所属時のカバルも登場するが、何故かその時には既に高速移動能力を身につけていた。
FATALITY
- マスクを外し、奇声を発しながら恐ろしい素顔を相手に見せつける。見せられた相手は幽体離脱し魂だけ逃亡。 ギャグ味が強い。また、11にもこれをオマージュした(まんま使った)ブルータリティが発動する(MK3)
- 相手の顔に空気を送り込んで膨張させ、上空高く浮き上がらせたのち破裂させる。(MK3)
- 相手をキック一発で回転させ、フックソードを刺し込みバラバラにする。(MKD)
- 相手を上空高く蹴りあげたあと、フックソードで迎撃して胴体を分断する。MK9でもほぼ同じ技を使うが、こちらは股間から縦一閃。(MKD、MK9)
- フックソードを相手の腹に刺し、内臓に引っ掛けて引きずり出す。その後力尽きて倒れる相手付近に得物を突き立て、刺す。(MK9)
- フックソード片手に高速移動開始、相手を引っ掛け超高速町中引きずり回しを実行。相手の顔をすりおろしたあとぶん投げ素早く回り込み、飛んでくる勢いを利用し身じろぎせず脳天から二枚下ろしにする。初見のインパクトは凄まじかったに違いない。(MK11)
- フックソードで腹部を切りつけた勢いで後ろを向かせ、そのまま両足を切断し倒れかかった所にフックソードの切っ先を口に引っ掛けそのまま相手の背中に足を押し付け頭を真っ二つにする。ドクロマスクなどをカスタムさせた状態で決めると完全にスプラッター映画のワンシーンになる(MK11)
関連タグ
カノウ:黒龍会のドン。
コブラ:黒龍会の同僚その1。
キラ:黒龍会の同僚その2。
マバド:赤龍会の一員にして、因縁の相手。