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概要編集

ハリウッドの映画俳優にしてスーパースター、あるいは類稀なるセンスを持つ武術家。

本名はジョン・カールトン(John Carlton)で、ジョニー・ケイジは芸名。

サングラスがトレードマークであり、MK2では勝利時にサングラスをかけたり、後のシリーズでサングラスをしたまま戦ったりする。

ナルシスト気味でおちゃらけた性格。典型的なコミックリリーフキャラクター(所謂ギャグキャラ)として登場しており、特に9以降のストーリーモードではそれが顕著である。しかしXから同時に主役ほどではないが狂言回しの役割も強くなった。

特にX以降顕著になったものの、あることがきっかけでシングルファザーとなった故か、人間的に大きく成長しており、後輩達を煙に巻く飄々さはそのままに、冷静かつ大局的なものの見方も出来るようになった。それ故に11において過去の自分とは何かと折り合いが悪くなった程。


何かとゴローとは因縁関係にある。なんでも500ドル相当のサングラスを壊されたとか。


代表作は『ドラゴンフィスト』『バイオレンスヒーロー』『モータルコンバット』『タイムスマッシャーズ』『ニンジャ・マイム』(もちろん全て架空の作品)。

キャラ性能編集

格ゲー界における三種の神器を備えており、緑の気弾を飛ばす飛び道具や、上昇しつつエルボーをぶちかます対空技、滑るような動きでミドルキックをぶち込む突進技の三つを完備している。

それらに加え金的攻撃を持っており、彼を代表するその技は男性キャラのアソコをぶん殴ってひるませることができる。

性質上女性キャラには効かない……というか打たないため、状況によっては隙を晒すだけの死に技だが、「9」以降の作品では女性キャラにも金的が効くようになっている。

……尤も、あの勢いで殴られたら男女問わず悶絶するものなのだが。

登場作品編集

モータルコンバット編集

本作より初登場。

彼の主演作のアクションはCGやスタントマンを使用せず全て自らが演じているが、世間はこれを全く信じてくれなかった為、その証明のためモータルコンバットに参加した。


モータルコンバット2編集

本作からは放物線を描いて飛ぶ飛び道具も追加され、変則的な対空や牽制に使えるようになった。

本作では必殺技を使った際、本来緑色で表示される残像が赤色になるバグがあったが、後に必殺技として正式に採用された。


また、自分が金的攻撃を喰らったら物凄い形相で痛がる。 演技力がスゴイ。


モータルコンバットトリロジー編集

前々作のMK3にてシャオ・カーンの軍勢による攻撃で死亡していたが、ようやく参戦した。

新たに実写取り込みのモーションが採用されている。

この作品からサングラスを付けて戦うようになった。


モータルコンバット4編集

正式に復活し再参戦。

MK2時代の懐かしいFATALITYを引っさげ仕切り直しを図る。

エンディングではファンに盛大なブーイングを浴びせられ、物を投げつけられている。


モータルコンバットデッドリーアライアンス編集


モータルコンバットアルマゲドン編集

エンディングでブレイズの力を手に入れた事により自分の価値を再確認し、俳優人生を捨て修行に出る姿が描かれている。


モータルコンバット9編集

胸に『Johnny』のタトゥーを施して再登場。

モータルコンバット参戦当初はアウトワールドの戦士達の内のバラカレプタイルなどの亜人達は全て特殊メイクであると考えていたが、リュウ・カンらとともに地球を守るために戦いに身を投じていく。

MK3時代で死ぬはずだった未来を、ライデンに修正してもらっている。


モータルコンバットX編集

ストーリーモードにてスペシャルフォースに所属したことが明らかになり、地球側の戦士たちのリーダー的存在として登場。

ソニアと結ばれ、娘・キャシーを授かったものの、ソニアがかなりのワーカホリックで家庭を顧みなかったことから後に離婚。キャシーの親権は彼に渡り、男手一つで娘を育て上げた。

それ以降ソニアとはかなり気不味く、微妙な関係となっている。

また、愛されるものが危機に陥った時、不思議な緑のオーラに包まれパワーアップすることが判明(彼の先祖は地中海の文明で神殺しの神官戦士だったらしい。因みに神が暴走した時の抑制装置と言う役割)。その際はライデンとフウジンの二人がかりですら叩きのめされたシノックを単身で叩きのめす程強くなり、シノックの気弾が直撃しても無傷だったりする。

その力は今まで一度しか発動しなかったが、後に娘のキャシーも同じ力を持つことが明らかになる。

娘たちの活躍を見守る立場や、重要人物に近くなった。

序章でシノックを倒したため、クァン・チー敵側からは危険視されており、シノックが復活時にさらわれてしまうものの、ソニアとキャシーや友人達に無事救出された。


モータルコンバット11編集

現代のジョニーと、本作の黒幕クロニカの影響で現れた過去のジョニーが共演。

現在のジョニーはスペシャルフォースの一員と俳優を兼業しており、前作の騒動があんな感じだったからか、元妻・ソニアとは無事にヨリを戻せたという悲願を果たしている。が、作中序盤でソニアが殉職しまってから、過去の自分達が現れると、その関係や過去の自身の度の過ぎた自由奔放っぷりに四苦八苦する事になる。


モータルコンバット1編集

時間軸が再編された影響で、自身の低迷化に悩む中堅アクション俳優になっている。作中冒頭ではインディ・ジョーンズめいた映画を撮影中だった。

ここで現実主義者の妻・クリスティーナから、低迷化による生活の大打撃に備え、消費生活を改善すること以外に、数々の骨董品や今住んでる物件の売却などといった自己破産を奨められるが、『今後公開される映画の出演料や興行収入で何とかなる』とあっさり却下した為、ついに痺れを切らしたクリスティーナから見捨てられてしまう。

リュウ・カンによってモータルコンバットに参加するチャンピオンとして選抜され、彼の人生は一変する事になる。

因みに性格は基本的に従来通りだが、X以降の彼の影響もあるのか、単なるちゃらんぽらん野郎ではなく人間的に成熟した一面も見せる。

有名映画やドラマのセリフを引用するなど、映画・ドラマオタクでもあるようだ(例えばチャプター4のある場面でケンシがミレーナの周囲にいる人間に対し、「Get away from her!(彼女から離れろ!)」と言った直後、「You bitch!(ビッチが!)」と発言。もちろん元ネタはエイリアン2)。


モータルコンバット(映画版)編集

リュウ・カン、ソニア・ブレイドと共にメインキャラとして登場。

武術家としての師匠に化けたシャン・ツンに唆される形で、モータルコンバットに参加した。

金的攻撃も健在で、ゴローの硬い陰嚢を思いっきりぶん殴った。

劇中では何かとソニアに色目を使っていたが、なんか最終シーンでは肩を組んで凱旋。……お前らいつ関係が進展した。


次回作でシャオ・カーンに果敢に挑んだものの、あっさり返り討ちに遭って殺されてしまった。


モータルコンバットレガシィ編集

彼がモータルコンバットに参加するまでのストーリーが描かれている。

有名なハリウッド俳優として名を馳せ、様々な映画に出演していたジョニーだったが、ある日、自ら企画し自身が出演するテレビドラマの宣伝用DVDを各テレビ局のプロデューサーに見せるものの、あっさりと却下される。

彼らの目的は世間的に名の知れたジョニーを業界から降板させることであり、なおかつ「彼の企画した案」をそのまま他の有名女優に主演させるのだった。これを知ったジョニーは激怒し、プロデューサーを殴り飛ばしてしまう。

これにより彼の俳優生命は絶たれると思われたが、直後シャン・ツンが現れ、彼はモータルコンバットの世界に誘われた。

2でも登場するが、あくまでも人間であるので、人並外れた能力を持つキタナとミレーナに翻弄されてしまう。

FATALITY編集

  • 相手の頭をアッパーカットでぶん殴り、文字通り吹っ飛ばす。MK2では追加コマンドでさらに2つの頭を無いはずの身体から飛ばすことができる。 この演出は初代MKのバグ技を公式化したものである(MK、MK2、MKT、MKG)
  • 相手の上半身を固定もせずに引きちぎる。(MK2、MKG)
  • 相手をバックブリーカーで木っ端微塵にする。(MKT)
  • 相手の頭をアッパーカットで吹っ飛ばした後、身体をやはり固定せずに引きちぎる。そして地面に叩きつけ、反動で地に落ちた頭をバウンドさせてキャッチ。(MK9)
  • 相手の頭をチョップして真っ二つにした後、割れた頭にトロフィーをぶっ差し込んで飾る。(MK9)
  • 背中から相手の身体に両手を突き入れ観音開き、傷口から顔をコンニチワ。(MKX)
  • 相手の顔を面の皮が無くなるまで何度も叩きつける。(MKX)
  • アッパーカットで頭を吹き飛ばす……ものの、顎しか抉れなかったためリテイク。もう1回頭を吹き飛ばすものの失敗しリテイク。ジョニーは苛立ち「Who hired this guy!? What the F!?<ピー音>」という台詞を吐く。そして3回目(19回目のリテイク)で遂に頭がもげるも拳に入り込み、カメラ(プレイヤーのディスプレイ)にブン投げてファックサインMK2の頃のバグ技オマージュであり、古くからのモータリアンはニヤリとさせられたことだろう。(MK11)
  • 相手の上半身を引きちぎって腹話術の人形に仕立て上げる……が、クオリティが低かったがために『4』のEDの如くトマトを投げつけられる。とばっちりを受けて顔に直撃した相手が哀愁を誘う。(MK11)
  • ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームめいて、相手の顔面をセメントに叩きつけて潰す。そして引き剥がして自撮りツーショット。それをSNSに投稿。しかも複数のいいねがつく最早血は争えない。(MK1)
  • どこからか用意したかは知らんが相手を自身の愛車にダイナミック乗車させ、ドアから出てきた所を胴体切断しそのままリモコン操作で発進し、その後愛車が相手諸共爆散。廃車確定。(MK1)

おまけのFRIEND SHIP編集

  • ジョニーケイジ直筆サイン入りプロマイドをプレゼント。なおMKXでもFATALITY無しの通常勝利時に、演出として挿入される。(MK2、MKT)
  • シルクハットを被り、ステッキを持ってチャップリン劇場のようなダンス。(MK11)

おまけのBABLITY編集

赤ん坊にされながらもサングラスは離さず、即興でサインを描いている(クオリティは赤ん坊相応になったが、自分の名前をきちんと書いている)。(MK9)

関連タグ編集

モータルコンバット サングラス 映画俳優

ネタバレ注意!編集

































モータルコンバット(2021年版映画)

全ての戦いが終わった後、主人公コール・ヤングは次なるモータルコンバットに備え人間界の戦士を探す旅に出る。

最初の目的地はハリウッドであり、歩き去るコールの背後にジョニーの出演映画のポスターが貼ってある。

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