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組織の概要

「人に地球に優しい世界征服」「くだらない国境を取り払い、世界をひとつに結び、疑いやいがみ合いや傷つけ合うことなく、格差を無くし、誰の子供も自分の子供の様に愛する世界にする為の世界征服」モットーとした悪の秘密結社で、表向きはベンチャー企業を名乗っている。

東京都千代田区麹町のとあるアパートアジト(秘密基地)を構え、そこで共同生活を送っているが、デラックスファイターがしょっちゅう出入りしてデラックスボンバーを放ったり、食料やビールを飲み食い、さらに世界征服資金を持って行くため金欠状態になっている。

第1期第1話の時点では「竜の爪団」だったがデラックスファイターによって壊滅させられ、これまでいた多くの団員たちが見事着地して、そのまま田舎に帰ったため、残ったのは総統と吉田くん、フィリップのみとなった。

新しい組織を立ち上げる中、吉田君が「たかが爪のネーミングなんですけれどねぇ」とピンときた総統が「獰猛な猛禽類の爪で世界を鷲掴みならぬ鷹掴みにする」として、新たなる組織「鷹の爪団」と刷新した。

第2話で総統の紹介でレオナルド博士が加入。続く第3話ではフェンダーミラー将軍に拉致されて生物科学研究所に監禁されていた菩薩峠くんが、調査のために忍び込んだ総統たちと出会い脱出、そのまま一員となった。

竜の爪団時点ではレオナルド博士がいなくても巨大マシンを数多く生産できるほど財力と技術力があったが、崩壊して鷹の爪団になってからは資金面では赤字続きで、団員達は生活の為に度々アルバイトをしているものの、団員旅行は年に1回だけしかできず、日常生活でも充分に食事を摂れず、金欠時の基本的な食事は新聞紙を茹でた鍋物や、綿埃の切れ端おがくずコピー用紙等、常人なら食べたら確実に腹を下す物がしばしば(ただし独立採算制のため個々人の資産には大幅な差がある)。

計5人という少数派の組織であるが実はこう見ても世界征服できるメンツ揃いである。しかし劇場版4作目で浦出黒吉が「団員たちが明日にも世界征服できる能力を持っておきながら、指導者(総統)が底抜けのバカなお陰で、食費に悩まされる組織」と語っており、結果的に総統に問題がある(視聴者からも総統がいなければ世界征服できる声が多い)。

一方で吉田くんの×ファイルの2055年のアメリカでは、本当に世界征服する事に成功しており、世界連邦大統領府にて鷹の爪団の旗が建てられている他、吉田君は二代目大統領(総統は2055年時点では既に鬼籍に入っている模様で、「世界連邦初代大統領 小泉鈍一郎閣下」として肖像画が飾られていた)として在任している事が判明している。

カウントダウン第10話では菩薩峠の人気で黒字となったが、激務で疲労している菩薩峠をプロレス試合に出場させたことで、各プロダクションから打ち切りや契約解除となってしまった上に、麹町の銀行からお金を貸せなくなり家賃が払えなくってしまう。

結果、吉田君やレオナルド博士は鷹の爪団を辞めてしまい、菩薩峠は再び両親の所へ帰るなどメンバーの脱退をしてしまう。そして遂には鷹の爪団は倒産となる。

しかし総統や吉田君、レオナルド博士は故郷へ帰るための金が無かった為、それぞれ自立的な活動を続けていたが、フィリップや大家さん、デラックスファイターの助力により鷹の爪団は復活。菩薩峠も次回作のNEOで再び鷹の爪団に復帰した事で鷹の爪団は完全復活を遂げた。その後は世界征服を果たすため邁進する日々を送っている。

なお、ある別アニメの人達が履歴書を送ったが不採用にしている(理由は、2Dアニメのキャラクターは作画工数が大変なことになるため。吉田が逆に向こうに入りたがってた)。

関連タグ

秘密結社鷹の爪 悪の秘密結社 ホワイト企業

理想郷:世界征服後の最終目的

竜の爪団:鷹の爪団の旧名であり、「ガーディアンテイルズ」に登場する本組織のパロディ組織。

ディストピア/アナーキー/ポストアポカリプス:それらを目指そうとする組織、或いは人物を敵視している。

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