概要
ウルトラ怪獣擬人化計画で登場したスノーゴンの擬人化キャラクター。
デザインは、ぱすてるデザイン所属のPOP氏。
原作のモフモフとした毛皮を髣髴とさせるコートとファーブーツを身に纏っている。髪の色は白、もしくは銀色。
正に“雪女”と言われて連想できる姿をそのまま具現化したかのような神秘的なデザインとなっているが、「ウルトラ怪女子図鑑」を読む限りでは、原作でジャックをバラバラにした展開を反映してか、嫉妬深く少々ヤンデレ気味な性格のようである。
feat.POPComiccode
「この氷のリングで あなたもバラバラにしてさしあげましょう」
第48話より登場。
常に慇懃無礼な口調で会話するなど、一見すると温厚そうな人物に思えるが、本性は極めて残忍かつ冷酷で、自分の弱点をジャミラに教えようとしたガッツ鳥を凍らせて身動きを取れなくした上で三枚卸しにして斬殺したり、水の苦手なジャミラに対してホースで大量の水を浴びせて勝負に勝とうとしたりと非道な行為も平然と行う。
また、相手が自分より格下だと見るや小馬鹿にしたような言動を取るなどかなり傲慢な一面も。
可憐な外見に似合わずイカルス星人と並ぶ本作屈指のヒール役といえる存在である。
なぜかサラマンドラ共々、バルタン星人の配下になっている(サラマンドラとは異なり、もともとブラック星人の配下だった彼女がどういった経緯でバルタンの配下になったのかは語られておらず不明)。
円盤の操縦も請け負っていたようだが、彼女自身は操縦が苦手なようで、学園の敷地内に円盤を墜落させてしまい、そのことをバルタンに謝罪していた。
学園襲来後は、サラマンドラと共にバルタンに付き従っていたが、校長の計らいにより「怪獣デュエル」で(事情を知らずにうっかり参加してしまった)ジャミラと勝負をすることになる。
戦い慣れしていないジャミラに対しては終始優勢に戦いを進めていたものの、生前(正確には人間だったころ)に宇宙飛行士としての過酷な訓練を受けていたジャミラには決定打を与えるには至らず、業を煮やした彼女はいったんリングから降りてホースを持ってくると、水をぶっかけて強引に勝負をつけようという暴挙に出る(あくまで水なので武器の使用には当たらなかったようだが、当然観戦していた他の生徒たちからは「汚ねーぞ」と非難された)。
最大のピンチに陥ったジャミラだったが、ここでとっさにゴモラが校長に直談判し、「勝負に勝ったら地球に戻っても良い」という約束を取り付け、そのことをジャミラに報告する。
スノーゴンは「あなたは地球に見殺しにされた」「戻ったところでどうせまた1匹の怪獣として葬り去られるのがオチ」と鼻で笑ったものの、地球に帰れることを知ったジャミラは奮起し、苦手だったはずの水の直撃に耐え抜くというど根性っぷりを発揮。うろたえたスノーゴンだったが、時既に遅く、最後はジャミラの放った起死回生の火球攻撃をモロに食らって吹っ飛ばされ、そのままKO負けを喫してしまった。
怪獣ファイト後はバルタン星人に旅には危険だと同行を許されず、怪獣墓場学園にサラマンドラと共に留まる。実はサラマンドラ共々、彼女は元の怪獣の性質から指示がないと動けないため、バルタン星人の配下に加わったらしく、金魚鉢のバルタン星人からの指示を待っていたが、サラマンドラと部下の座をかけて喧嘩して金魚鉢が割れてしまう。その後現れたテンペラー星人に指示をする者としてまた金魚鉢を割ってしまった責任の押し付けのために部下になる。