黒井社長「本日は、この場を借りまして961プロが自信を持って送り出す、究極のアイドルの原石たち、プロジェクトフェアリーの面々を一足お先に紹介させて頂こうと思います!
響ちゃん、貴音ちゃん、そして美希ちゃん。準備はできているね?」
概要
アイドルマスターシリーズのキャラ、我那覇響・四条貴音・星井美希のトリオを指す。
黒井社長の全面バックアップによりデビューした3人の新人アイドルから構成されるユニット。金・黒・銀の個性それぞれが抜群の美・踊・声を備え、あらゆる意味で765プロにとっての脅威となる。
このトリオの初出は『アイドルマスターSP』だが、『アイドルマスター2』以降においてもこの3人で組む事が可能である。しかもこの3人の誰か(PS3版では3人全員)をリーダーにしてクリアした場合SPでプロジェクトフェアリーが着ていた衣装ビヨンドザスターズが手に入る。また、アイマス2以降の『巨乳艦隊』でもある。
なお、『SP』本編ではユニットを組めない関係上3人が揃って登場することはない。(美希が961プロに移籍しない「パーフェクトサン」「ワンダリングスター」との兼ね合いがあると考えられる)
一方、『SP』発売後に登場したドラマCD「Eternal Prism」シリーズでは実際にユニットを組んで登場しており「黒い犬」が登場した。(2009年5月に非売品CDとして登場した「Eternal Prism プレミアムCD」に収録後、2010年4月21日に一般販売された「Vocal Collection 02」にも収録)
『2』以降の作品では、響も貴音も765プロに完全移籍し黒井社長との関係も全く無くなり、「961プロとしての『プロジェクト・フェアリー』」の存在が無かった事にされる節も見られるようになったが(後述)、『OFA』の美希のふれあいのひとつ(要DLC)に、「彼女らがもし『ブラック・プロダクション』なる事務所に入ったら」というシチュエーションでプロデューサーと会話する内容が存在している。
アニメ版でも3人は生粋の765プロアイドルとして活躍しているが、OPおよびコミカライズ作品中でも赤羽根Pがプロデュースしたかのごとく、これを意識した組み合わせが描写されている。
そしてアニメ版の世界観を踏襲したCDシリーズ「生っすかSPECIAL」において本格的に3人組としての活動が描写されている。(→きゅんっ!ヴァンパイアガール)
765プロ所属ユニットとしての「プロジェクト・フェアリー」
『アイドルマスターシンデレラガールズ』においても1度だけイベントにおけるライバルユニットとして登場したことがある。あくまで765プロとしてのユニットなので(衣装もビヨンドザスターズ系統を着ていない)、ここでも怪しい男とは面識が無い状態となっている。
響「あれ?今、怪しい男が自分たちを見てたような…気のせいかな?」
『シアターデイズ』では、2019年3月29日に「オーバーマスター」が配信され、その曲のユニットを組ませる際にオリジナルユニットで自動編成させると「プロジェクト・フェアリー」と言うユニット名が決定されるようになる。こちらでは、ビヨンドザスターズ系統に類似した衣装として「ライトオブバイブス」「ライトオブノーブルス」「ライトオブウィッシュズ」が登場している。いずれもフェス限SSRであり再登場の機会に乏しい(現時点では年に4回販売される、フェス限SSRが手に入るプラチナセレクションチケットによる入手のみ)為、これから手に入れたい人は注意が必要。
Re:FRAME
2024年8月24日・25日には、京都市左京区にあるロームシアター京都で「961 PRODUCTION presents『Re:FLAME』」というタイトルで、961プロとしての彼女ら3人を主役としたライブイベントが開催される事が決定した。『SP』の発売が2009年であり実に15年ぶりの快挙となる他、なおかつ3人の961プロ所属設定が実質的に消滅してしまった事もあり(新規勢はシリーズ黎明期の作品を知らない事が大半)、突如として961プロとしての3人が帰ってきたことに対して多くのプロデューサーは歓迎する事となった。
新たな楽曲として「FlaME」が登場。961プロとしての3人が歌唱する楽曲が「黒い犬」から約15年ぶりに新曲が登場した。(ただし会場オリジナルCDには「黒い犬」が収録されていないので注意が必要)
また、9月21日には翌年2月1日に大阪府堺市にあるフェニーチェ堺で追加公演がされる事が発表され、10月7日には午後の部に961プロとしてのアルバノクトが登場する事が発表された。プロジェクト・フェアリーが他の961プロアイドルと共演するのは初めてとなっている。
トリビア
- いつもの13人から彼女ら3人を引くとアーケード盤で登場した初期の10人となる。美希はXbox360版からの追加キャラであり、響と貴音はアーケード版で設定こそされたものの一旦没キャラとされた後に『SP』で復活した経緯を持っていた。
- プロジェクト・フェアリーの中の人(長谷川明子・沼倉愛美・原由実)は、いずれもアイドルマスターシリーズが声優デビュー作である。
- 後発のゲーム内で結成されたユニットと違い特有のユニットロゴは存在していないが、株式会社ハセガワ発売のプラモデル「アイドルマスタープロジェクト」では「961プロのロゴをバックに、チョウチョの羽の付いた女性のシルエット」という形でユニットロゴが描かれている。かなりマイナーなのか、二次創作ではそれが使われることは稀。
- カタカナ表記では本来「プロジェクト・フェアリー」と中点が付けるのが正しいが、ユーザー間では中点無しの表記がかなり使われており表記揺れが起きている。公式でも中点無しの表記がそれなりに使われており安定していない。
- 『スターリットシーズン』では亜夜の登場に伴い961プロのサイトが更新されたが、設定が残っているジュピターと違い彼女ら3人については一切書かれていない状態となっている。美希達が961プロに所属していた設定が消えている為か、961プロとしての「プロジェクト・フェアリー」の存在は実質的に無くなっている模様。
- 上記の『Re:FLAME』開催に伴いYouTube公式チャンネルで特番が組まれており、その動画には上述した「『SP』本編上で3人が同時に登場する事は無い」「『DS』以降では961プロとしてのプロジェクト・フェアリーが無かった事にされている」「『黒い犬』のようなドラマCD発の楽曲」について触れている。
関連イラスト
関連タグ
プロジェクト・フェアリー(表記揺れ)
ビヨンドザスターズ(ビヨンドザバイブス ビヨンドザノーブルス ビヨンドザウィッシュズ)
楽曲
「プロジェクト・フェアリー」名義ではないが、彼女ら3人が歌った曲
きゅんっ!ヴァンパイアガール:アニマス関連CD「ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 01」に収録
インセインゲーム:『プラチナスターズ』関連CD「PLATINUM MASTER 02」に収録され、上記の「オーバーマスター」のオマージュとなっている
お願い!シンデレラ:『スターリットシーズン』関連CD「STARLIT SEASON 04」に収録され、元々はデレマスのテーマソングであった