時を操ることができる不思議な魔術師。
決して無くなることのない友との絆は、1000年の時を超えて力となる。
ステータス
効果モンスター
星2/光属性/魔法使い族/攻 500/守 400
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
ハズレの場合、自分フィールドのモンスターを全て破壊し、
自分は表側表示で破壊されたモンスターの攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
概要
『決闘者の王国』参戦の直前に、城之内克也が表遊戯から譲り受けたカード。
城之内が最初に手に入れたレアカードであり、城之内がギャンブルカードを使うきっかけを作ったカードとも言える。
単体での効果自体には「ベビードラゴン』との関連性は無いが、「千年竜」の融合素材という形で原作要素が織り込まれた。
レベル2の低打点モンスターであるため、アタッカーには不向きであるが、「デブリ・ドラゴン」「見習い魔術師」といったサポートカードに対応している。「千年竜」がセミバニラであったため、しばらくは融合素材という個性を活かす機会が無かったが、「融合準備」などの登場により多少は機会が増えた。
原作では魔法カード、OCGではモンスターカードとなり、効果どころかカードの種類まで変わっている。
これはGB版でモンスターカードになったためではないかと言われている。
アニメではモンスターカードなのに魔法カードとして扱われていた。
活躍
王国編
原作では王国編の孔雀舞戦で初登場。
その効果「時魔法 (タイム・マジック)」でフィールドの時を1000年進め、「ベビードラゴン」を「千年竜」に進化させた上に、美を中心とした強化を狙った『ハーピィ・レディ』を老化させて弱らせ、フィニッシュを決めた。
ダイナソー竜崎戦でも序盤から「ベビードラゴン」を出してしまう失敗をしてしまった為、「二頭を持つキングレックス」に倒されてしまう失態をしてしまうが、単体で出す。その時に杖の先のルーレットを回し、成功すれば相手の場の時が100年進み、失敗するとOCGと同様のデメリットが発生する「タイム・ルーレット」が追加されたが、見事に成功して勝利を導く。
ゴースト骨塚戦では外れを引いて自滅してしまい、「炎の剣士」もろとも時の流れに飲み込まれて消滅する。
バンデット・キース戦では久しぶりの「ベビードラゴン」のタイムマジックコンボを炸裂して、一度は「リボルバー・ドラゴン」を倒すも、「時の機械-タイム・マシーン」でかわされて返り討ちにあう。
アニメオリジナルとして、闇遊戯戦では最後の切り札として「ベビードラゴン」とのタイムコンボを炸裂させるも、「ブラック・マジシャン」を「黒衣の大賢者」へと進化させてしまい、敗北のきっかけを作った。
バトルシティ編
不正な決闘で「真紅眼の黒竜」を一度奪われた城之内が、取り返してくれた遊戯に自分が強くなるまで黒竜を預かってくれるように頼み、黒竜の代理として自分のアンティルールの対象となるレアカードをこのカードにした。
原作では使われる様子は全く無かった。アニメではエスパー絽場戦で登場するが、「人造人間-サイコ・ショッカー」は特殊な装甲を装着している為に1000年経っても腐らないと言うとんでもない効果を持っていた為、破壊されなかった。
アニメの海馬瀬人戦(2回目)でも登場し、久しぶりの「ベビードラゴン」とのタイムコンボを炸裂させるも、「亜空間物質転送装置」で躱されて再び敗北した。
ドーマ編
舞戦にて「ヘルモスの爪」と融合することによって、「タイムマジック・ハンマー」なる装備カードとなって「魔導ギガサイバー」に装備され《攻撃時に各相手モンスターを頭上に現れた数字分だけ、未来のターンに飛ばす》という強力な効果で一気に形勢逆転するなど、王国編以来の活躍を見せる。
『R』
キース戦(2回目)において登場。成功率を上げるために「確率変動」とのコンボを狙うが、キースの魔法カード「カード・ヘキサチーフ」により発動を防がれることでフィールドに固定され、『邪神イレイザー』の攻撃力を上げる手助けをする事となってしまった。
小説版では遊戯も使用しているシーンがある。
時代は変わり……
レオが幼い頃に父から貰った形見のカードであり、『超レアカード』とされていた。
効果により「BF-アーマード・ウィング」を破壊して総攻撃に繋げたなど、久しぶりの活躍を見せる。
余談
Vジャンプによるレジェンドモンスター総選挙の投票結果では全20体中、16位だった。