プロフィール
誕生日 | 4月1日 |
年齢 | 17歳 |
星座 | 牡羊座 |
身長 | 172cm |
体重 | 48kg |
血液型 | A型 |
好きな食べ物 | ピザ |
嫌いな食べ物 | 梅干し |
CV | 伊藤舞子 |
概要
バトル・シティの参加者で、超能力者を自称する決闘者。
宇宙との交信でテレパシーや未来予知を行い、相手の手札を見通すデュエルで名を上げた。
透視能力を利用したエスパーデュエルでダイナソー竜崎に手も足も出させず完勝し、彼からアンティルールとしてレアカードを手に入れる(アニメでは『エビルナイト・ドラゴン』を入手)。
直後、真の決闘者を目指して自分より強い奴との勝負を望む城之内克也に勝負を挑まれる。
人物像
髪が長く、一見すると女性的な外観をした三白眼の青年。
一人称は「ボク」。弟が4人いる。
宇宙との交信時は「ピピピ」と呟く。
口調は丁寧だが幾分高圧的で強者然としているが、本来は弟想いの心優しい人物で、そこまで誰彼構わず失礼な態度をとるような気質でもない。
一方で思い込みがそれなりに強く、自分の世界に入り込むと周囲のことが見えなくなりやすい性分でもあるようで、デュエルリンクスではその一端を垣間見ることができる。
バトル・シティには決闘者のサガ以外にもとある理由から参加し、負けることなく勝ち続けてデュエルキングになることを目標としていた。
使用デッキ
超能力をテーマとしたサイキックデッキ。
機械族と戦士族が中心。
相手モンスターの行動制限やコントロールを奪取する魔法・罠を駆使してジリジリと制圧。
トドメに強力な罠メタを誇る切り札で完全封殺を狙う構成となっている。
使用カード
相手のモンスター1体を眠らせ、攻撃力を800ポイントダウンさせる魔法カード。
竜崎戦でエビルナイト・ドラゴンを行動不能に陥らせ、フィニッシュへの足掛かりとした。
アニメではOCGと同じ効果「次の相手ターン、相手はモンスターの表示形式を変更できない」になっている。
バトル・シティの新ルールをちゃんと理解していなかった城之内が、モンスターの召喚に失敗した次のターンに召喚された。
場がガラ空きの城之内に直接攻撃をきめた次の絽場のターン、『魔導ギガサイバー』の生け贄となる。
原作では初めて直接攻撃をきめた記念すべきモンスター。
ちなみに原作では戦士族の通常モンスターだったが、OCG版は機械族の効果モンスターである。
『サイバー・レイダー』を生け贄に捧げて召喚された上級モンスター。
攻撃力で大きく劣る『ランドスターの剣士』に攻撃するも、『悪魔のサイコロ』を『天使のサイコロ』と間違えていたために弱体化させられ、『天使のサイコロ』の効果で強化された『ランドスターの剣士』に返り討ちにされた。
コントロール奪取カード。
原作では2ターンにわたって相手モンスターのコントロールを奪う罠カード(つまりOCGでは魔法)で、切り札召喚への生け贄確保のために使用。
『ワイバーンの戦士』の直接攻撃を甘んじて受け、続く『ランドスターの剣士』の直接攻撃を遮ってコントロールを奪った。
武藤遊戯も愛用したコントロール奪取カード。
『ワイバーンの戦士』をも奪い、切り札の召喚に成功する。
人造人間モチーフのモンスターであり、サイキックデッキの切り札。
原作では★7の最上級モンスターで、有無を言わせぬ絶大な罠メタの効果を持つ(アニメではレベルのみOCG準拠の★6)。
おまけにアニメでは不朽の特殊合金製であるとされ、『時の魔術師』の効果を受けても効果がなかった。
決着後は城之内の手に渡り、決勝トーナメントにおける起死回生の1枚になったことも。
デュエリストパックにも収録されており、そこでも絽場の使用カードとして紹介されている。
起死回生のタイム・マジック成功で場に出された『千年竜』を破壊して優位に立った次のターン、城之内をさらに追い込むべく召喚されたモンスター。
1回コッキリだが、攻撃してきたモンスターの攻撃をそのまま跳ね返す効果を持っている。
しかしこのモンスターを召喚したことが仇となり、『ルーレット・スパイダー』の効果でサイコ・ショッカーに攻撃されて相打ちに。
アニメではこの時に攻撃力差分の大ダメージを受けてしまい、敗北を喫した。
余談
後の作品である『遊戯王5D's』ではサイキック族という新種族が登場しており、もし彼がその時期に登場していた場合はサイキック族を中心としたデッキになっていた可能性もある。
実際、デュエルリンクスにおいてはレベルアップ報酬にサイキック族のカードが含まれている。
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ネタバレ
ここから先は超能力の正体とその後の活躍、城之内戦の直後が書かれています。閲覧には十分注意してください。
超能力の正体
実は弟達と共に仕組んだインチキ。具体的には2人が覗き役と伝令役を分担、残りの2人は観戦のみ。4人目はまだ赤ちゃんだったことが判明するのはインチキがバレたとき。
そのため、独自の才能や千年アイテム等の影響で超能力を得た訳でも、単独で身につけたイカサマでもない。
ちなみに弟たちからは「兄(アン)ちゃん」や「おっきい兄(アン)ちゃん」と呼ばれている。
双眼鏡で覗きを担当していた弟(身長から察するにおそらく次男)は「サイコロのカードが見える」と言ったものの、伝令役の弟(おそらく3男)がそれを『天使のサイコロ』だと伝えてしまい、おまけに次のターンに手札へ加わった『天使のサイコロ』が『悪魔のサイコロ』のカード名の「悪魔」の部分やサイコロを抱える悪魔のイラストに重なっていたせいで予言を外してしまう。
この予言を外したことによって、城之内に不正なピーピングを見破られてしまった(アニメではルール違反として海馬モクバに弟たちは厳しく叱られ、危うく無効試合・失格になりかける。しかし弟たちの訴えかけに自身の過去を重ねたモクバが理解を示したため、失格にならずに済んだ)。
※ちなみにアニメでは伝え間違いの整合性を持たせるためか、『悪魔のサイコロ』は速攻
魔法になっている(原作およびOCGでは罠カード)。
不正をしていたのも弟たちをイジメから守るためで、彼がカードゲームで強さを見せつけて周囲から一目置かれること=イジメっ子が弟たちに手を出せないようにすることが目的だった。
つまり実際はただの決闘者である事がバレてしまったわけだが、弟たちは彼がインチキ無しでも十分に強く勝てることを信じており、絽場自身も特に動じずに開きなおって城之内を見下す態度をとって超能力無しでも勝てると宣言。
デュエルを続行する。
事実、イカサマ無しでもその強さは本物であり、相手のモンスターを洗脳するモンスター強奪コンボを披露。
奪った『ワイバーンの戦士』と『ランドスターの剣士』を生け贄に捧げ、切り札の『人造人間-サイコ・ショッカー』で形勢を逆転し返した(アニメでは上述のようにサイコ・ショッカーが★6になっていたため、生け贄に捧げたのは『ランドスターの剣士』だけ)。
装備魔法『電脳増幅器』の効果で毎ターン攻撃力を上げ続けるサイコ・ショッカーで城之内に防戦を強い、リフレクト・バウンダーも召喚して勝利宣言。サレンダーを促す。
しかし最後まで諦めない城之内の精神力と持ち前の強運により、敗北を喫してしまった。
デュエル後
大会のルールすらロクに知らなかった初心者決闘者に負けた事で、ギャラリーたちに冷ややかな空気が流れ始めた。
この空気を「ギャラリーたちが自分を見下している」と捉えてしまい、涙ながらに悔しがる。
城之内の説得すらも強者の哀れみと感じてしまい拒絶するが、姿を現した弟たちの励ましによって改心し、これからは真っ当に戦う決意を抱いた(城之内もそんな兄弟の励まし合いに感動し、インチキに憤っていたことも忘れて涙を流していた)。
最後はアンティルールに則って城之内にサイコ・ショッカーとパズルカードを渡し、次は正々堂々と戦うと誓うと、再戦の約束をして別れた。
アニメでは決着後にバトル・シティ準決勝での遊戯vs海馬のデュエルを童実野町から観戦しており、最終回のEDでも登場。
漁を終えて港に戻ってきた梶木漁太にデュエルを申し込む。
ゲームでの絽場
DM3から初登場。機械・戦士族、雷・悪魔属性のデッキを使う。
バトルシティ終結後のDM8ではインチキ予知も封印しているが、「ピピピ」と呟く癖も健在。偶然イシズがネオグールズに拉致させるとき追いかけに行くが、レアハンターが弟達を虐めていた。
主人公の助けもありレアハンターたちも退ける。その後イシズの事も知るも駅にもネオグールズ達が居座っている状況で城之内がかつて教えた「仲間がいる奴が強い」の教えからネオグールズを追い出すすべく仲間のデュエリストたちを集めネオグールズを追い出す提案を出す。
ネオグールズ一蹴後、弟たちがカイバーマンショーを見に行きだすが、再びレアハンターが襲ってくるが、再び主人公と協力して追い出した。
終盤彼の決意を聞きデュエル後、魂のカードである『サイコショッカー』を託す。