カードテキスト
通常モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2350/守2400
邪悪な騎士の心に宿るドラゴンが実体化したもの。
概要
遊戯王OCG黎明期に登場したドラゴン族の最上級モンスター。妙に細長い流線型のフォルムと赤く輝く目が特徴。
原作マンガには登場しなかったが、遊戯王DMではダイナソー竜崎がデッキに投入し、真紅眼の黒竜に次ぐデッキのエース(というより真紅眼の黒竜の前座)として城之内を苦しめた。
(ちなみに竜崎曰く『全国大会の二次予選を突破した者が貰えるプレミアムカード』との事で、恐らく全国大会優勝者の羽蛾は勿論の事、全国大会3位の梶木漁太も持っていると思われる)
必殺技は無数の闇属性の爪の斬撃を敵めがけて飛ばす『ナイトメア・シャドウ・ソニック』
ちなみにバトルシティ編では当の竜崎がエスパー絽場に敗北し、その際にアンティルールによって絽場の手に渡っている。
割と高い水準でまとまった攻守を誇るが、悲しいかなレベル7の最上級モンスターとしてみると当時の時点でも微妙と言わざるを得ない。当時はどちらかと言えば攻守のステータスがどちらかに偏ったモンスターの方が強力である傾向が強く、強いて利点を挙げるとすれば強制的な表示形式変更や攻守逆転効果などの影響を受けにくいという事くらい。一応は闇属性のドラゴン族、そして最上級の通常モンスターなので現在ではそれなりにサポートが恵まれているが、自信を持ってこのカードを採用するデュエリストはごく稀だろう。それ以前に元々がプロモーションカードな上に再録されたこともほとんど無いこのカードを所持しているデュエリスト自体が今では非常に少ないと思われるが。
ちなみに英名は「Serpent Night Dragon」となっている。フレーバーテキストを考慮すると、(サーペントはともかくとして)たぶん「ナイト」が誤訳されている。
余談
ゲームボーイカラーシリーズのDM2以降では儀式モンスターとして登場しており、そちらは暗黒火炎龍を含む3体のモンスターを生贄にして儀式召喚できるモンスターとして扱われている。
また、継承されし記憶では、暗黒火炎龍と戦士族、鳥獣族の3体を生贄にする等儀式召喚の難易度が上がっているが、その代わりとして『魔法使い族と戦闘を行う時、ダメージ計算時のみ攻撃力・守備力が900アップする』という特殊能力を備えている。