概要
- 美しさ・味わい・状態などの、細かなところに重要な意味がこめられていて、ひとくちに言いあらわせないようす。デリケート。「微妙なちがい」
- どっちともはっきり言い切れないようす。「成功するかどうかは微妙だ・金利引き下げは微妙」
- [ビミョー]〔俗〕ⓐあまりよくないようすを、遠まわしに言う。「『試験どうだった?』『微妙』・すごく微妙な味だ 〔=まずい〕」 〔二〇〇二年ごろからの用法〕ⓑなんとなく。「微妙に心がこもっていないあいさつ」
※三省堂国語辞典第八版より
特に2の否定的なニュアンスと3の用法は、自分の考えや気持ちを曖昧に表現するときに、若者に多く用いられている。