概要
属するモンスターは全てレベル・ランク3のドラゴン族で、攻撃力と守備力の数値が同じという共通点を持つ。
おそらくリアクターに含まれないようこのような名称になった(英名も綴りを一部変えることで成り立たせている)。
基本的にはランク3のエクシーズ召喚デッキであるが、「エクシーズ素材を手札に加える」というコンセプトをそなえている。
また、メインデッキのモンスターはレベル3の通常モンスターに関する効果を持っているが、マテリアクトルの名を持った通常モンスターは現時点では存在していない。
マテリアル(素材)+リアクター(原子炉)の合成語と思われ、また、モンスターのイラストが「尾を噛む」ような構図で描かれていること、エクシーズモンスターのモチーフがいずれもその要素に関連したものであることを踏まえると、「永久機関」のニュアンスもあると考えられる。
前述の「エクシーズ素材を手札に加える」という効果も、「1度素材として使われたものを再び用いる」という動きで永久機関を表現しているのだろう。
マテリアクトルを語る際に欠かせないのは、登場時点でのカテゴリの総カード数がたった2枚(ギガドラとギガヴォロス)しかなかったことである。
しばらくして1枚(円環炉)追加されたものの、そこから数年間もの間一切の新規なしという特異な状況に置かれていた。
しかしカテゴリ成立から実に約3年半(日本版から数えると約3年)後、核融合炉に飛び込んだのか、『SUPREME DARKNESS』でいきなり5枚の新規が追加される。
「1度の追加枚数が既存の枚数より多い」というのは前代未聞だろう。